鳥屋ガ峰 (大倉集落より)

2025年03月01日(土) [日帰り]

• GPS: 03:10
• 距離: 12.1km
• 登り: 389m
• 下り: 559m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:36
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:11

距離 12.1km 登り 389m 下り 559m

9:47 スタート地点
11:31 12:06 鳥屋ガ峰
12:58 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

鳥屋ヶ峰（下権現堂山の山麓より）

守門方面へ近づくにつれ徐々に高さを増す雪壁(R290号)

道の駅「入広瀬」前の国道252号線　幹線道路でも高い雪壁

鳥屋ヶ峰の東山麓、大倉集落。一段と高い4mの雪の回廊。

除雪終点の邪魔にならない袋小路に駐車してスタート

前方に鳥屋ヶ峰を見ながら集落を通過

運よく登山口は段差が低くなっており這い上がることができた。

ふわふわの雪原を行く、どこが登山道なのか全く解らず自由に歩くのみ

屏風のように展開する鳥屋ヶ峰（元サイズ）　一番左が登山道のある尾根

登りは中央の尾根を登る（実際にはかなり急登）

登ってきた尾根　重い雪質にペースが上がらない

木々が少なく展望抜群の尾根

北東方向には守門岳と須原スキー場（営業中）（元サイズ）

大岳とゲレンデを拡大

一歩ずつ歩む

一番きつい勾配

スキー場の高さを越える

山頂稜線が近づく

山頂方向（南西方向）　稜線付近は雪崩防止柵が多い

北東方向パノラマ　守門岳・浅草岳を一望

山頂に向かって、なだらかな稜線を歩む

誰もいない、二等三角点の鳥屋ヶ峰山頂　全方向の見晴らしがよい

南西方向（魚沼盆地）方向パノラマ（元サイズ）　左から越後三山、巻機山

南東方向パノラマ（元サイズ）　左から浅草岳、毛猛山塊、下・上権現堂山

魚沼盆地拡大　後方は巻機山

北東方向パノラマ（元サイズ）　左より猿倉岳、鋸山、大平山

展望を楽しみながら休憩後、下山は登山道の尾根を下る。

正面に魚沼の名山を望みながら下れる贅沢さ（元サイズ）

気分爽快な尾根

魚沼盆地パノラマ（元サイズ）　少し霞が晴れてくる

毛猛山塊 拡大

浅草岳 拡大

守門岳 拡大

下るにつれグザグサの雪質

下ってきた尾根

登りに使った尾根

尾根下部で左に分岐し集落を目指す

登山口手前にて特徴的な藁ぶき屋根を見つける。国指定の重要文化財「佐藤家」住宅のようだ。

巨大なキノコ状の帽子

道路に出て「佐藤家」の正面へ。3〜4mの豪雪にも耐えられるように、太い柱の茅葺屋根造りとなっている。(見学は冬季閉鎖中　左下は夏の状況)

以下、おまけの山行
黒又川第一ダムへのアクセス道は国道252号の分岐より300mほどで除雪終点。基本的にはここから歩く。

国道252号から破間川の対岸に望む [470m峰]

雪崩やすい北斜面、樹林帯寄りを登る

尾根に出る、大きく波打つ雪庇

守門岳を背に尾根を登る

核心部、雪庇の両側は切り立っている

核心部を這い上がるとすぐに470m峰の頂

始めて南方向のパノラマが見える（元サイズ）　左上に毛猛山塊、中央に黒又川第一ダム

黒又川第一ダムと檜岳

南東方向（572.1m）へ続く稜線

北西方向パノラマ（元サイズ）

北方向パノラマ（元サイズ）　守門岳はガスの中

山麓の柿ノ木集落の田んぼには只見線の秘境駅、柿ノ木駅があった。

（参考）只見線の柿ノ木駅（2014.11撮影）
鉄道マニアに人気のあった秘境の無人駅、2013年3月に廃止　右奥に今回登った470m峰

（参考）哀愁漂う、柿ノ木駅の駅舎

（参考）鬼ヶ面山と田子倉湖
　　　−　おわり　−

感想

noraneko964

豪雪地域の山は豪雪シーズンに登ってこそ、その魅力を感じることができると思う。アメダスの観測データによると今朝の守門（西名）の積雪量は320cmとのこと。一時は400cm近くを記録し新潟県内でもトップの座を競っていた。
久々の晴れを狙って今季最後の最深積雪を味わえるタイミングと思い、魚沼市の低山、鳥屋ヶ峰に登ってみた。殆ど遮るもののない二等三角点の山頂からは期待通りの360度の大展望を満喫することが出来た。
合わせて毛猛山塊や黒又川上流域の展望が期待できそうな柿ノ木集落南方の低山（470m峰）にも登ってみた。