山行記録: 錫杖岳前衛峰3ルンゼ・1ルンゼ敗退

記録ID: 7886017

全員に公開

アルパインクライミング

槍・穂高・乗鞍

錫杖岳前衛峰3ルンゼ・1ルンゼ敗退

2025年03月08日(土) ～ 2025年03月09日(日)

岐阜県

tunotenko その他1人

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 21:46
距離: 9.3km
登り: 1,977m
下り: 2,129m

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歩くペース

標準

0.9～1.0

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目

山行: 11:31
休憩: 0:06
合計: 11:37

距離 4.9km 登り 1,401m 下り 1,031m

6:12

6分

中尾高原口バス停

6:18

67分

新穂高の湯

7:25

7:31

618分

クリヤ谷渡渉地点

17:49

宿泊地

2日目

山行: 10:26
休憩: 0:08
合計: 10:34

距離 4.4km 登り 576m 下り 1,097m

5:35

544分

宿泊地

14:39

14:46

74分

クリヤ谷渡渉地点

16:00

16:01

4分

新穂高の湯

16:05

4分

中尾高原口バス停

16:09

ゴール地点

天候	曇り、雪、晴
過去天気図（気象庁）	2025年03月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車アクセスを調べる my出発地登録

写真

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1ルンゼ　この日はよさげ

2025年03月08日 10:12撮影 by iPhone 7, Apple

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3/8 10:12

1ルンゼ　この日はよさげ

3ルンゼ

2025年03月08日 13:18撮影 by iPhone 7, Apple

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3/8 13:18

3ルンゼ

ここは前は右をフリーで越えたが凍ってなくて左から人工でこえました。同行者がアブミをもってきてくれてよかったです。でないとここで敗退でした。

2025年03月08日 13:52撮影 by iPhone 7, Apple

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3/8 13:52

先行Pにスクリューを回収していただいた。

2025年03月08日 15:28撮影 by iPhone 7, Apple

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3/8 15:28

先行Pにスクリューを回収していただいた。

3ルンゼを下降

2025年03月08日 16:16撮影 by iPhone 7, Apple

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3/8 16:16

3ルンゼを下降

北沢大滝からのデブリ

2025年03月08日 18:00撮影 by iPhone 7, Apple

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3/8 18:00

北沢大滝からのデブリ

1ルンゼ　2Pme でだし

2025年03月09日 09:48撮影 by iPhone 7, Apple

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3/9 9:48

1ルンゼ　2Pme でだし

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

tunotenko

2025．3.8
3人で3ルンゼから北東壁GH予定
錫杖沢であいにテントを張っていると
東京YCCのMさんがゴホゴホ咳をしながら通過
急に体調がわるくなったがテントを背負ってきたとのこと(アーメン）。

3ルンゼ
1，2P　さいしょSさんがロープ引っ張っていく
3P　自分
4P　Sさん
5P　自分行くがアブミいるんでアブミもってきてくれたNさんに交代
Nさんがアブミつかって突破　テープ鐙でもいいのね、、知らなかった。
北東壁GHの最終Pに向かう。
先行Pが登りはじめたので待っていたがNさんは日帰り参加のため16時になり帰ることにした。先週残置したスクリューの回収をお願いして3ルンゼを下降
夕方から翌朝迄降雪。

3.9　1ルンゼ
昨日スクリューの回収おねがいしたPのテントの横通るとスクリューを枝につるしていてくれたので回収。お礼をいうと昨日は帰り雪崩にあったりして20時に戻られたとのこと。大変な目にあったのにほんとうにありがとうございます。
今日は日ざしが強い。。あまりよろしくない感じ。
1ルンゼ1P目は左のバンドから入る
2P目　Sさんが最初行く
10mくらい延ばしてから代わってと言われて交代。。あーここでもっとギアをきちんともっていくのであった。
カム2個で岩をこえてイボイノ1個　で氷雪のルンゼに移る。
氷は白っぽくて薄かったり質もよくない。
スクリューを13㎝、16cm、13㎝、16㎝、と打った。
この辺で右への派生ルートのアンカーを飛ばし(右すぎる）
ルンゼ真ん中の岩にある残置アンカー、、ここで切るべきなんだろうがここも場所があんまり、、
多分これが2Pの終了点か、、スノーシャワーもろに浴びそうなロケーションのため、左の岩を覆っている氷を登りだす。この辺が4+か。
のりこしたところで10㎝のスクリューをうつともう残り1本16㎝しかスクリューない。
右壁にカム決められたのに何も持ってこなかった。
あほだ。
日差しで氷雪は溶けてぐずぐずになってきてて次のアンカーに到達したらもう降りよう。スノーシャワーは大したことなかったけどいいプロテクションが取れない。
残置アンカーに手が届くところまできたがロープがいくら引っ張っても来ない。。アックスをスリングにかけたらスリング痛むよなー。
Sさんにロープこないー！と叫んだところで体が滑り出した。
10㎝スクリューで止まるまで15mくらい落ちた。
ルート屈曲してたから2回くらい体ぶつけた。
これはまた登りなおした方がいいよなとおもったけど足が滑る。あれ？
右のアイゼンが外れてるのに気が付く。
だから落ちたのか、あほやな。
アイゼン履きなおそうとするが体曲げられない。背中とあばら痛い。
左あばらひびはいったようだ。
登れたところでロープが延ばしすぎて足りないなら手前でアンカーを作らないと。道具が足りない。Sさんと交代することにきめて降りるーと叫ぶ、叫ぶとあばらがつらい。いっぱいに伸ばしたロープにもう1本フリーのロープを結んでそっちで懸垂しておりた。
早くしないと雪も氷もどんどん解けてよくない。
Sさんに代わりにのぼってもらってアバラコフを作って降りてくれた。
あばら折ると咳できないよね、だからあばら・コフか。
テント迄もどって片付けた。
Mさんたちも降りてきてしばらくおしゃべりした。いいなー彼らは勝利者だ。
泊り装備が重い。下山て腹筋使うんだね。
腹筋をつかうと骨折にひびいてギャーピー痛みでうめきながら2倍の時間かけて下山。
16時バス停、やっとあるかんでよか。
1ルンゼの2Pまで行った。楽しかったなー。
またまた敗退となりました。
つきあってくれたSさんに感謝！