破風山


- GPS
- 04:03
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 440m
- 下り
- 719m
コースタイム
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:02
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
以前破風山に登ったときに、バス停があったのを思い出した。いったいどこまでいくのだろうと調べたときに、秩父華厳滝まで行っていることに気づいた。でも行き先は「西立沢」。けっこう山奥まで入っている。これを利用すれば、破風山を経由して皆野の方に戻ってくることができるのではないかと考えた。
ピストン往復山行も一度歩いたところを歩くので安心感はあるが、縦走というのも楽しい。歩いたところが線になる感じは好きなのでやってみたい。ということで、計画を立てるが、秩父華厳滝で降りてもいいが、もう少し行ったら標高が上がっているみたいなので、距離と高さの兼ね合いを見て「小前入口」で降りることにした。門平の方が標高が少し高いが、皆野とは反対方向になるので距離が増えるので「小前入口」が一番いいと思った。城峰山に登るときには、門平の方がいいみたい。またそれも計画しよう。
当日駐車場にやって来た。以前来た時は車を置いたときも、山から帰ったときも私の車だけだった。しかし今回はバスに乗るので少し歩き始めが遅い。それもあって、一台停まっていた。そこからまずは「長生荘」バス停まで歩く。だいたい1kmぐらいなので、10分強で着くだろうか。8:10発なのでちょうど隣の小学校が登校時間だった。なんだか懐かしくなりバスを待つ。
小学生も登校し終わった頃にバスが来る。ここで何人か降りたけれど、残っている3人はみんな山の格好をしています。みんなどこの山に登るんだろうと思いながら乗る。はじめは市街地なので道も広いが、満願の湯を過ぎたあたりからだんだん道が狭くなってくる。場所によってはバスしか通れないぐらい細い道を走っていた。自分がこの道を運転するのは嫌だなと思う。
でも景色はよく、天気がいいのも相まって、途中きらきらしたところを走っていた。秩父華厳滝で一人降りていかれた。そこから上り調子になり、バスがうんうんいうようになってきた。頑張って登ってくれるのは嬉しいな。くねくねした道を登っていくと「小前入口」に着く。本当に山の中にバス停だけがある感じ。ここに夜一人取り残されたら嫌だなぁ。
はじめは舗装道路を歩いていく。林道なので車も上がれるぐらいの斜面なのだけれど、登りはじめはちょっときつい。それでも、ゆっくり登ると八坂神社に出る。こんな山奥に立派な神社だなぁって思っていたが、もしかしたら昔は山全体にもっと活気があったのかもしれないなと、当時に思いを馳せてみた。
そこから少しずつ登っていくと山の中の集落に出る。「大前」地区だ。小前は八坂神社から下がっていくが、大前地区はさらに登っていく。そうすると突然いくつかの家が現れた。蔵がある家もあり、なんだか山の中にはふさわしくないが、ここが栄えていたのは集落の様子からわかった。地形図を見ると華厳滝の方に降りられる道もあるみたいだから、こちらの方が大きくなったので、大前地区なのかなと納得する。
そこから土の道に変わり、天狗山を目指す。天狗山に行かなくてもいいのですが、やっぱりピークがあるのなら、一度は登ってみたいということで、分岐を右に歩くことにしました。そこから斜面が始まり、どんどんと登っていく。はじめは杉林だったけれど、途中広葉樹林のところにも出る。じぐざぐと登っていく。それが終わると、天狗山山頂に着く。実はこの日の最高峰655mです。
隣の大前山まではきたことがあるのですが、登り返しがきつそうだったので諦めたところだ。今回バスで奥まで入って登ってみた。山頂は狭くそんなに人が立てない感じ。社が立っているので信仰の対象だったのかな。そこでひらけている方を見ると、以前来たことがある大前山が見える。その下にコースがあるがかなりの急斜面。ここは一息入れた方がいいので、モーニングコーヒーをいただく。
一息入れたら急斜面を降りていく。確かに急斜面で、鎖やロープが張られている。しかしそこまで行ってみるとそこまで急ではない。ストックを出してゆっくりと降りていく。長い距離ではないでの慎重に降りると、そこまでではなかった。大前からの分かれ道と合流したあと、また斜面を登る。同じような急斜面だけれど、登りはやっぱり怖くないから、そこまでではなかった。登り切ると大前山。
そこは以前来たことがあるので、そこまでキツくないだろうと思っていた。ここからは木々が茂ってきて途中途中下が見えるのは、広葉樹の葉が落ちているから。針葉樹の杉林になると途端に暗くなる。山の豊かさというと、広葉樹の方が上な気がする。さらに進んでいくと岩場を歩くことになる。ここは慎重にいく。でも以前歩いたことがあったので、ゆっくり歩けば大丈夫だ。そのまま行くと杖立峠に着いた。
ここは秩父巡礼の道のうちの一部のようで、昔巡礼者が杖をついて登ってきたからだそうだ。地図を見ると水潜寺という文字が見えるから、そこを巡礼するのであろう。そこからは破風山まで歩く。ここからは広葉樹林が多いので、明るい山道になる。アップダウンを何度か繰り返しているうちに破風山への分岐にくる。ここから登りになるので一気に登る。登り切ると破風山の山頂に着く。
ここは南側の眺めがいい。東側の蓑山から武甲山が見える。少し風は冷たいけれど、温かい。ここでお汁粉をいただく。のんびり雄大な景色を見ながらいただけるのは心も体も癒される。少しのんびりしたが、山頂を経つ。ゆっくり降りていくと東屋がある。ここをうっかりまっすぐ進んでしまい方向転換して下ってしまう。なんだか違うので戻ってくる。やっぱりまっすぐいくと皆野駅という矢印があるので、間違えてないと思いまた戻る。でもここでぐるっと回るのはおかしい。ここでヤマレコを見る。前原尾根はもうちょっと先で分岐するようでやっぱり間違っていたようだ。
こういう勘違いで道迷いをするので、まずは疑ってみるのが一番だ。だいたい人間が一番信用ないと思う。やっぱりコースの分岐はあらかじめ調べていたほうがいいようだ。そこから前原尾根をずっと歩くが、なんだかちょっと疲れてきた。以前ピストンで往復した時はそんなに疲労感はなかったのに、今日はなんとなく疲れる。前原山まで来たときにそのまま下山まで行けたけれど、またのんびり休むことにした。
少し残ったコーヒーをいただいて、ぼおっとしていた。ここのところ忙しかったから少し疲れたのかもしれない。それからは、のんびり歩いているうちに登山口にでた。最後は広葉樹林の中を歩き登山口に出る。そこから駐車場まで歩きが、途中梅が咲いているのに逢う。秩父でも梅が咲き華やかになっていた。
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