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Yamareco

記録ID: 7899876
全員に公開
山滑走
甲信越

東洋一の大雪庇&ガリガリバーン滑走⛷「守門岳(中津又岳)」

2025年03月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:19
距離
13.6km
登り
1,049m
下り
1,051m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:43
休憩
0:31
合計
4:14
距離 13.6km 登り 1,049m 下り 1,051m
6:19
2
駐車地点
6:21
6:23
73
7:36
3
7:39
7:41
93
9:14
9:39
27
10:06
5
10:11
18
10:29
10:31
2
10:33
駐車地点
天候 曇り一時薄曇り
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●除雪終了地点の駐車スペースを利用
・最終地点は、退避スペースに10台弱駐車可能
・それ以外は県道に路駐
 (道路幅が広くないので、通行の支障のないように雪の壁ギリギリに止める)
 ※本日は100台程度の路駐になっていた。
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :3.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度
★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :4.5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:20人】※中津又ルート:0人


◆ルートの状況(登行)
・積雪量は駐車場付近で3m、保久礼小屋付近で6〜7?m程度。
・直近1週間は新たな降雪はなかったようで、本日の冷え込みで雪面が凍み渡り、ほぼ全区間でガリガリバーンになっていた。そのため、保久礼小屋までツボ足で歩くハイカーのデコボコのトレースが固くなり、シール登行はグリップが不足しやや登行し難かった。標高500mの急坂は、クトーを出すのが面倒でシートラで通過。
・母川をスノーブリッジで渡渉し、クトーを装着して標高差100m弱を登り、中津又尾根に乗る。あとは中津又岳まで尾根伝いに緩やかな登っていく。雪面は標高が高くなると更に固くなる感じだったが、デコボコトレースが少ないのでシールが効いて登行しやすかった。
・総じて急登は少なく、ルートから外れなければ、危険性を感じる箇所はなかった。

◆滑走の状況
・標高1000m以上の雪面は固くなっており、ストックが刺さる程度のアイスバーンでエッジが効きづらく流れるので、気持ちよく滑走できない雪質だった。
・標高が下がると少しは柔らかくなるが、硬さは残り流しながらの滑走となった。
・今回履いたスキー板の長さが短く、板幅も少し広いので、硬い雪面はバタついて楽しさ半減な印象。

◆スキー装備
・板…elan RIPSTICK 96 172cm
・ビンディング…Fritschi Tecton 13
・ブーツ…SCARPA maestrale
・ストック…Black Diamond WHIPPET
・シール…G3 ALPINIST⁺ UNIVERSAL
先週に引き続き、二分集落の除雪終了地点から出発!
本日は朝6時で既に50台ほど路駐状態。
2025年03月15日 06:23撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
3/15 6:23
先週に引き続き、二分集落の除雪終了地点から出発!
本日は朝6時で既に50台ほど路駐状態。
まずは林道をてくてくシール登行。
山頂稜線はガスって見えないな〜?
2025年03月15日 06:27撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3/15 6:27
まずは林道をてくてくシール登行。
山頂稜線はガスって見えないな〜?
標高500m地点の急斜面。
雪面が固くトレースはデコボコなため、シールが効きづらく、ココだけシートラした。
2025年03月15日 06:40撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3/15 6:40
標高500m地点の急斜面。
雪面が固くトレースはデコボコなため、シールが効きづらく、ココだけシートラした。
いや〜、沢山の人が登ってるね〜
2025年03月15日 06:52撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3/15 6:52
いや〜、沢山の人が登ってるね〜
標高580m付近から沢沿いを進み、
2025年03月15日 06:57撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3/15 6:57
標高580m付近から沢沿いを進み、
小さな稜線に乗る。
2025年03月15日 07:12撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 7:12
小さな稜線に乗る。
長峰を通過し、保久礼に向かう。
2025年03月15日 07:23撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3/15 7:23
長峰を通過し、保久礼に向かう。
一部区間は林道をショートカットして進む。
2025年03月15日 07:26撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
3/15 7:26
一部区間は林道をショートカットして進む。
あら〜、なかなか雲が取れないね〜
2025年03月15日 07:32撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 7:32
あら〜、なかなか雲が取れないね〜
南側の眺望。
越後三山も薄っすら見えるがパッとしない天気だ。
2025年03月15日 07:35撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 7:35
南側の眺望。
越後三山も薄っすら見えるがパッとしない天気だ。
保久礼駐車場のトイレに到着。
2025年03月15日 07:36撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3/15 7:36
保久礼駐車場のトイレに到着。
いつものようにシール滑走で保久礼小屋まで下る。
2025年03月15日 07:41撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 7:41
いつものようにシール滑走で保久礼小屋まで下る。
保久礼小屋前の風除けの残骸。
ココはそんなに風は強くないと思うが、がんばったね〜
2025年03月15日 07:40撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 7:40
保久礼小屋前の風除けの残骸。
ココはそんなに風は強くないと思うが、がんばったね〜
保久礼小屋から母川を右岸側へ。
全面スノーブリッジができていて、どこでも渡れる。
2025年03月15日 07:43撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 7:43
保久礼小屋から母川を右岸側へ。
全面スノーブリッジができていて、どこでも渡れる。
やや急な斜面をクトーを装着してシール登行していく。
2025年03月15日 07:51撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3/15 7:51
やや急な斜面をクトーを装着してシール登行していく。
母川から標高差100mほど登り、
2025年03月15日 08:01撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3/15 8:01
母川から標高差100mほど登り、
中津又岳に続く稜線に乗る。
2025年03月15日 08:09撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:09
中津又岳に続く稜線に乗る。
対岸は大岳まで登る尾根が見渡せる。
人がいっぱいだ。
2025年03月15日 08:09撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:09
対岸は大岳まで登る尾根が見渡せる。
人がいっぱいだ。
一方、中津又岳に続く尾根は、貸し切り状態♪♪
2025年03月15日 08:11撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:11
一方、中津又岳に続く尾根は、貸し切り状態♪♪
尾根も緩やかで登行しやすい。
2025年03月15日 08:16撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:16
尾根も緩やかで登行しやすい。
簡単に手が届く高さにあるヤドリギさん。
2025年03月15日 08:28撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:28
簡単に手が届く高さにあるヤドリギさん。
標高1100mを超えると森林限界となり、雪原が広がる。
2025年03月15日 08:37撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:37
標高1100mを超えると森林限界となり、雪原が広がる。
北側の高森山に続く尾根を眺める。
2025年03月15日 08:39撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:39
北側の高森山に続く尾根を眺める。
では、山頂に向かって登行していこう。
2025年03月15日 08:40撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:40
では、山頂に向かって登行していこう。
振り返れば絶景かな。
2025年03月15日 08:46撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:46
振り返れば絶景かな。
どこを滑走しても大丈夫な感じだ。
2025年03月15日 08:50撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:50
どこを滑走しても大丈夫な感じだ。
大岳に続く尾根を対岸から眺める。
中央部に先週の滑走痕がまだ残ってる。
2025年03月15日 08:50撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 8:50
大岳に続く尾根を対岸から眺める。
中央部に先週の滑走痕がまだ残ってる。
山頂が近づくと雲が徐々に取れてきた〜♪♪
2025年03月15日 09:02撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 9:02
山頂が近づくと雲が徐々に取れてきた〜♪♪
中津又岳直下の北西斜面。
ココも条件が良ければ滑走できそう。
2025年03月15日 09:06撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 9:06
中津又岳直下の北西斜面。
ココも条件が良ければ滑走できそう。
アリの行列のごとし。
2025年03月15日 09:07撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 9:07
アリの行列のごとし。
ココを登れば中津又岳の山頂。
2025年03月15日 09:12撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 9:12
ココを登れば中津又岳の山頂。
山頂に到着。
やっぱ、中津又岳から眺める雪庇はイイ♪♪
2025年03月15日 09:18撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 9:18
山頂に到着。
やっぱ、中津又岳から眺める雪庇はイイ♪♪
迫力満点の風景。
2025年03月15日 09:17撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 9:17
迫力満点の風景。
最高峰の袴岳と青雲岳。
2025年03月15日 09:22撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 9:22
最高峰の袴岳と青雲岳。
北側の稜線は、結構雪庇が落ちていた。
2025年03月15日 09:20撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 9:20
北側の稜線は、結構雪庇が落ちていた。
では、滑走しよう!
2025年03月15日 09:28撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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3/15 9:28
では、滑走しよう!
ガリガリバーンが緩む気配はないので、早々にドロップ。
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ガリガリバーンが緩む気配はないので、早々にドロップ。
尾根を少し外れて北西斜面を滑ったり、
2025年03月15日 09:46撮影 by  XQ-CT44, Sony
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3/15 9:46
尾根を少し外れて北西斜面を滑ったり、
雪面のコンディションが悪いので、ゆっくり滑る。
2025年03月15日 09:46撮影 by  XQ-CT44, Sony
2
3/15 9:46
雪面のコンディションが悪いので、ゆっくり滑る。
保久礼まで下りも貸し切り滑走。
2025年03月15日 09:58撮影 by  XQ-CT44, Sony
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3/15 9:58
保久礼まで下りも貸し切り滑走。
お疲れさまでした!
2025年03月15日 10:33撮影 by  XQ-CT44, Sony
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3/15 10:33
お疲れさまでした!
撮影機器:

感想

本日は晴れを期待しましたが、隣県も含め雲が多いうえに、直近で新たな降雪も少なかったので、遠出をしても空振りに終わりそう。
ってことで、先週に引き続き近間の守門岳にBCスキーに行きました。
予報通り、パッとしない天候でしたが、朝6時で他県ナンバーの車がいっぱいで驚きでした。

雪面が思った以上にガリガリで、山頂稜線でも縦走して雪が緩むのを待とうかとも考えましたが、気温が低く、当面晴れる見込みもなさそうなので、早々に滑走して下山しました。

それでも、山頂に着くと雲が流れ始め、終盤を迎えた守門の大雪庇と袴岳の東壁を中津又岳から眺めることができ、ラッキーでした😊

<ガリガリ雪のBC滑走動画はこちら↓>


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