五竜岳 遠見尾根ピストン

2010年09月18日(土) 〜 2010年09月19日(日)

• GPS: 27:20
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,666m
• 下り: 1,657m

コースタイム

9/18　8:40地蔵の頭-10:45大遠見10:55-12:55五竜山荘(テント泊)
9/19　5:40五竜山荘-6:45五竜山頂7:00-7:45五竜山荘(テント撤収)
　　　8:40五竜山荘-10:45中遠見10:50-12:00地蔵の頭

天候

9/18　曇り時々晴れ
9/19　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

このコースは去年も歩いている。
遠見尾根は、良く歩かれているコースなので、特別な危険箇所はない。
途中に出てくる鎖場も足場がしっかりしており、安心感もある。
ただ、遠見尾根はガイド本などでは、きついコースとして紹介されることが
多い。確かに、アップダウンはあるものの、中遠見、大遠見と休憩場が適宜
あるので、ペースも掴みやすく、むしろ歩きやすい。しかし、今回は、団体
さんに遭遇することが多く、去年に比べて1時間も時間を費やすことになって
しまった。

　五竜山荘から山頂までは、岩場も多く、慎重に歩いて欲しい。
山頂直下に、大岩の間を通る、細い道があり、コース中最も注意を要すると
ころだ。細いために、ピーク時は渋滞になることも多い。

今回もかなり混雑し、20分くらいの待ち時間を費やすことになった。待って
いる間、登り優先なのにな〜と言う人が居た。まだ、こんなカビの生えたよう
な言葉を発する奴がいるのかと、がっかりしてしまった。
「登り優先」の真の意味は、下りる人は登る人を、登る人は下りる人をお互い
に思いやることなのです。文字通り、登りが優先と言う意味ではありません。
多くは書きませんが、我流の登山者は、よーく考えてくださいね。

写真

地蔵の頭から唐松、八方方面。
雲が多いです。

白岳直下の鎖場。
アップダウンのあとなので
、結構疲れます。

五竜山荘到着。
今日は混むよ・・・という
貼紙がありました。

恒例の乾杯写真。
五竜に向けましたが、
何も見えない。

18日はこんな天気でした。

19日は、早朝は晴れでした。
五竜の雄姿。

五竜からの眺め。
鹿島槍の右肩に、薄く
槍ケ岳が見える。

妙高、高妻方面。

鹿島槍のアップ。

遠く、浅間山、四阿山。

ご存知、剣岳。

剣、立山、薬師の眺め。

白馬三山&唐松。

五竜。さっきまであそこに
居ました。

五竜と鹿島の揃踏み。

八方尾根と白馬三山。
だんだん天気が怪しく
なってきました。

双耳峰なんだけどね。
鹿島槍。

五竜の雄姿。

地蔵の頭です。
旅も終了です。

感想

yamano-kami

3連休だが、二日目に用事があり、一泊二日でどこか行けないかと考えたとき、
この五竜が直ぐ頭に浮かんだ。昨年のお盆にも行ったが、まあ、何回でも良い
だろう。アクセスが良く、遠見尾根のピストンなら、時間的にも大丈夫だ。
昨年はこの時期、鹿島槍に行き、始まりかけた紅葉と剣の眺めを堪能したもの
だが、今年はどうだろう。五竜には紅葉の「こ」の字もない。猛暑の影響なの
か、変化するのも良いが悪い変化はしなくても良い。コケモモもほとんど確認
できず、いまひとつ拍子抜けの感があった。
　しかし、そんな異常気象でも、五竜の存在感は変わらない。後立山には白馬
をはじめ、盟主と呼ばれる山が多い。五竜は標高こそ低いが、尾根の長大さで
は随一で、まさに盟主と言っても異論はなかろう。中遠見から観る五竜の姿は、
雄大で、男らしい隆々とした印象がある。華やかな北アルプスのなかでも、少
し趣を異にする山なのである。