熊野古道小辺路1日目

2025年03月20日(木) [日帰り]

• GPS: 07:49
• 距離: 23.7km
• 登り: 1,844m
• 下り: 1,418m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:53
• 休憩: 0:18
• 合計: 8:11

距離 23.7km 登り 1,844m 下り 1,418m

7:50 金剛峯寺
7:54 8:01 千手院橋
8:17 大滝口女人堂跡
8:47 薄峠
9:37 9:42 大滝集落東屋
10:53 水ヶ峰分岐
11:38 11:39 東屋
12:49 大股登山口
13:51 13:56 萱小屋
14:51 桧峠
15:52 伯母子岳
16:01 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

高速バスで前日入りした南海難波駅から高野線始発5:06で高野口まで。高野口からケーブルカーとバスを乗り継いで金剛峯寺前からスタート。

コース状況／危険箇所等

全行程積雪ありで深いところは膝まで。先行された2〜3名の方のトレースがあって何とか歩くことができました。ありがとうございます。

その他周辺情報

伯母子岳山頂から伯母子峠に下る道はトレースなく、水も積雪で確保できることから山頂少し下の平坦地でビバーク。水場は雪に埋もれているか出ていてもそこまでの雪が深く、取水が困難でした。

写真

3/20 7:21

ケーブルカーに乗って標高をあげていくとどんどん雪の量が増えていきます。本日の予報は晴れですが朝の気温はマイナス5度くらいでしょうか。

3/20 7:22

これは初日から大変そうな行程になりそう。

3/20 7:28

ケーブルカーを降りてバスに乗り換え。地面はカチカチに凍結してます

3/20 7:49

金剛峯寺の前で降車して登山口までちょっとだけ高野山の雰囲気を感じとります。登山口前のデイリーストアは8時開店なのでちょうど着く頃に買い物もできます。

3/20 8:04

行動食を調達してスタート。ここから70kmの参詣道が始まります。

3/20 8:12

なんとこの積雪の中を車のトレースが。おかげでくるぶしまである積雪の中も快調に進んでいます。

3/20 8:24

要所には案内があってとても分かりやすい

3/20 8:49

3/20 8:49

途中で轍を付けてくれていたジムニーと軽トラを追い越しました。この先も2〜3名分のトレースがあって楽させていただきました。

3/20 8:58

木漏れ日が気持ちいい。シェルはとっくに脱いでいて、インナーの上にフリースで歩いています。

3/20 9:00

林業用のクレーンと青空

3/20 9:16

歩いていると時々、人の手が入った場所に出会います。昔は小さな集落や茶屋とか、旅する人の支えになっていたのでしょう。

3/20 9:19

大滝集落に向けて御殿川を渡ります

3/20 9:29

車道に出たら右の登り方面に案内があるにもかかわらず左へ歩き始めてしまった

3/20 9:37

大滝集落の中を通り抜けて標高をあげていきます

3/20 9:43

東屋とトイレのある場所ですが、トイレはどこにあるかわかりませんでした。

3/20 9:50

急斜面を高野龍神スカイラインまで約200mの登り

3/20 10:17

スカイラインに出ました。しばらくは車道あるき。

3/20 10:30

単調なので煎り大豆をポリポリしながら。これ100円で約30gのタンパク質が摂取できます。コスパが良い。

3/20 10:57

3/20 10:59

針葉樹の森の中を歩きますがときどき展望が開ける箇所も。どこまでも紀伊山地の山が続きます

3/20 10:59

スカイラインで水ヶ峰集落跡を通過。昭和27年まで住んでいたとあります。

3/20 11:15

スカイラインも上の方は新雪が深い。健脚の方が追い越していかれました。

3/20 11:26

3/20 11:32

途中でシャリばて気味になったのでデイリーで買ってきたお寿司でチャージ。座るところも無いので立ち食い。

3/20 11:34

良い天気。ぽかぽかしています。

3/20 12:13

車道から分かれてトラバース

3/20 12:24

林道に出たり、また山道に入ったり

3/20 12:32

3/20 12:35

ここから大股集落へ下降します。

3/20 12:48

バス停とトイレのある大股へ降りてきました。

3/20 13:04

3/20 13:09

集合写真

3/20 13:09

大股も雪に覆われています

3/20 13:11

ここから本日最後の登り、伯母子岳に約700mの登り返し

3/20 13:26

急傾斜は九十九折になっているのでそれほどきつく感じません。でもトレースが無いとここでリタイア、バスで移動になるところでした。

3/20 13:56

萱小屋に到着。薪をくべるにおいがホッとします。今日は何人かグループで休憩されているようなので中はのぞかずに通過。

3/20 13:55

水はちょろちょろ出ていました。ビールの販売はまだ始まっていませんので、飲みたければ持参です。

3/20 13:55

3/20 14:51

さらに標高をあげて桧峠通過

3/20 14:51

3/20 15:03

ヤマレコのルートにある水場は十分出ていますが、積雪が行く手を阻んで取水できません。まぁ今日は雪がたっぷりあるので水場にこだわらなくても大丈夫です。

3/20 15:20

平坦な場所もあり

3/20 15:29

伯母子峠へも1名分のトレースがありましたが、直接山頂へ向かうトレースの方が濃かったです。といっても2名ほどか。とりあえず今日は水の心配もないし、山頂を踏んでから泊まる場所をさがすことに。

3/20 15:50

伯母子岳山頂に到着。日本200名山です。積雪は膝下くらい。空には雲が広がってきました。

3/20 17:34

山頂を少しくだってビバークポイントを決定。今日はこれで終了。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

Pixel 8a Google

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ 携帯トイレ シュラフカバー ソーラーランタン ウォーターボトル

感想

tobi8549

以前から行く時期を決めかねていた熊野古道小辺路。そろそろ桜も咲き始めるだろうと予想して、この日程での2泊3日プランを立てました。ところが出発前日は全国的に大雪予報となり紀伊山地でも積雪予報。それでも降雪量は大したことはないだろうと出発しましたが、先行者のトレースが無ければリタイア確実なコンディションでした。明日は伯母子岳を出発して十津川温泉に向かいます。