コマノカミノ頭 中退


- GPS
- 07:43
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 829m
- 下り
- 828m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
クラック多数の硬い雪面の上に25cm〜最大1mの新雪(湿雪)あり。 |
写真
・トラウマ?ではないが足拍子の恐ろしい記憶がフラッシュバック
・デブリも出てちょっとやだ
・その先、尾根に上がるには雪庇崩さないと行けなさそう(上の方は行けそうだが、ソロでやりたくない)
装備
個人装備 |
ワカン
スコップ
ピッケル
アイゼン
|
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感想
何年か前からコマノカミノ頭〜シシゴヤノ頭をつなぐリッジを歩いてみたいと思っていた。今冬は雪も多いので絶景が期待出来そうという事でプランするも天候不順・快晴率低等で3回流れた。今回ソロとなってしまったが、行ってみる事に。
数日前にドカ雪が降ったのは知っていて普通ならしばらく様子見だが、今後温度が一気にあがる予報なので、キレイな雪稜を味わうなら今日はチャンスだろう、と決行。
尾根取り付きまでは前日と思われるスキートレースを使用し沈み込みは少なめ。尾根に取り付くとかなり深いラッセルで雪も重く辛い。ヒイヒイいいながら上がっていった。最近はめっきりやってないが10年ほど前は結構ラッセル好きで先頭頑張った事も多かった。今日はソロなのでなかなかキツイが全盛期をイメージして頑張ってみることに。高度が上がれば雪も締まるだろうという希望も打ち砕かれ上部まで膝下ラッセルでなかなか厳しい状態だった。そして視界が開けコマノカミノ頭方面が見えるのだが。。。左側ピークが遠目から見てもすごい雪壁になっていて、とても確保無しでは取り付く気になれない。近づいて念のためオブザベしたがクラック多く、不安定な直近の積雪でソロでは無理と断念。ちなみに今回の新雪、吹き溜まりはストックが丸ごと埋まるほど(1m以上ある)。トラバースルートを試みるが、最初の下降地選択を誤った。小尾根っぽいところでスコップでステップ切ればアイゼンなら行けるだろうと思ったが、雪が柔すぎて足が浮いた! しょうがないので少々戻って緩やかな地点からトラバース開始。新雪は湿雪で結合は悪くない。最初からこうすれば良かった。装備着け替えで時間要し日が高くなり焦る。トラバースは順調にいったが、足拍子・クロカミノ頭から続く尾根に乗るには最後急雪壁のトラバース+上部雪庇っぽいのを崩さないと上がれないかも。
ここで足拍子の恐ろしい記憶が蘇り一気に弱気モードに移行w終了判断としました。ロープ確保があれば全然違いますが、ソロなので自重しました。ワンミスで終わるので。
降りるとなったらあとは稜線は満喫すべくゆっくり昼食。かなりまったりして降りると、颯爽と登ってくる男性が一人。泊りで武能西尾根か茂倉まで回るルートを想定していたようで、とりあえず状況伝えて無理せず頑張ってくださいね、と色々楽しく会話して別れました。うまく突破できるとよいですが。
今年の谷川エリア、積雪多いのは大歓迎ですが温度は普段と変わらず温かめ。。クラックや雪崩などが怖いですね。今回のルートもヒドゥンクラックが多く、帰りは結構ズボっとハマりかけました。。深いと脱出も大変ですので要注意。
爽快リッジを歩けなかったのは残念ですが、そのうち条件良いときにまた行ってみたいと思います。
コメント
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参加できず、申し訳ないです・・・
とても参加できないもうじじいは行けない付いて行くだけの山行しかできないな!
パーティーで安全に行くべき状況でしたね。ワタさんリードならチャッチャと終わったかもです
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