浦賀その1



- GPS
- 04:06
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 112m
- 下り
- 108m
コースタイム
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
西渡船場より浦賀の渡しに乗船しました |
写真
装備
個人装備 |
スニーカー
|
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感想
テレビの「帰れマンデー」で「千代ケ崎砲台跡」が紹介され、妻が行きたいと言いました。
3/20(木)春分の日、京急久里浜駅より歩きました。よく晴れた日で、風は冷たかった。ペリー公園に伊藤博文公の文字による「北米合衆国水師提督伯理(ペリー)上陸紀念碑」の巨大な記念碑が有り、見物しました。
横須賀市の久里浜と浦賀の間、浦賀水道を臨む千代ヶ崎の標高約65mの高台に千代ケ崎砲台跡が有ります。坂道を上り、到着すると、ガイドさんが迎えてくれました。年末年始以外の土日祝日のみ公開されており、公開日の公開時間以外は見学できません。予約不要・無料のガイドさんによるガイドツアーに参加しました。
ここは明治25年(1892年)12月から明治28年(1895年)2月までの僅か3年間で築かれたそうで、日清戦争と重なる年代です。砲弾の径が28cmの榴(りゅう)弾砲という大砲の砲台が6座有り、とても大きな建造物です。当時はまだ電力や重機は無く、レールを敷いて走らせるトロッコは有ったそうで、人力と馬での築造であったとのこと。セメントは輸入品で、高価で、レンガは小菅の刑務所などで製造され、安価であったそうです。榴弾砲は輸入したそうです。高台の頂部を削り、地下の各室を作り、榴弾砲を設置し、改めて盛土するという作り方であったとのこと。低地から65mの高さが有り、資材を運ぶのもタイヘンだったと思います。
地下の室内はガイドツアーでなければ入れないそうで、ガイドさんが手持ちのLED照明で案内され、各室の詳しい説明を聞きました。
高台から浦賀水道を眺めると、行き交う船が遠くに見えて、はたして、命中するのかなと思いました。この砲台が軍事上活躍することは無かったそうです。高台に桜が植えられており、富士山が少しだけ見えました。平和を守るための努力は怠ってはいけないですね。
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