鳥ヶ尾山〜鉢伏山



- GPS
- 11:48
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,797m
- 下り
- 1,793m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昼闇谷の帰りに週末に行きたい山を考えてみた。
・昇温でパウダーは期待できない。雪が悪くても構わない尾根歩き系
・積雪多い年でないと行けないところ
・ロングルート
・できれば、富山100山つぶしになるところ
と頭の中で考えてはみたものの、自分のレパートリーで当てはまる山は、ない。
そんなところに山岳会で鉢伏山スキーの計画が。ものの見事に全ての条件が満たされているので参加することにした。
朝4時集合、5時出発。
発電所の脇をすり抜け、和田川を橋で渡った先の尾根に取りつく。杉林を登るがすぐに雪切れ。シートラで少し登り、雪がつながったのでシール登高。
樹林とツリーホール、うねった尾根で進路が阻まれる。急斜面ですこぶる登りにくい。
c800mあたりから登りやすくなった。先行者のワカンのトレースを追いかける。
鳥ヶ尾手前の細尾根も少し登りにくい。それ以外は問題なく鳥ヶ尾山へ。
杉の木にささやかな道標があった。
ここからは緩やかな尾根が延々と続いていて鉢伏山ははるか彼方だ。本当にあそこまで行くの?
1202小ピークは右巻き。1300ピークは乗り上げた。
1300の東側は恐ろし気な雪庇が発達している。近寄ってはいけない。
あとは遠くの山を眺めながら快適な尾根歩き…のはずだったが、雪質が新雪に変わってきてシールがものすごい団子になった
そう言えば行動食に団子食べたなぁ…(無関係)
そんなこんなで、苦労しながらも鉢伏山到着。
心配された強風も問題なく、みんなでランチタイム。
途中で先行者のワカン2名を追い越したのだが、すぐ追いついてきた。このお二人只者ではないです。(結局、下山もお二人の方が早かった…スキーの面目なし)
さて下山。いつもならお楽しみのスキータイムだが、今日は楽でなさそうだ。
ピーク直下はギリギリパウダーだったがすぐに重雪になり、試練の滑りとなる。
1500付近の広い小ピークは東側トラバース、1300ピークは西側、1202も西側トラバース。鳥ヶ尾までトラバースの区間が時間的に長い。
因みに翌日は足でなく腕が筋肉痛になった…足より手を使ったスキーでした。
鳥ヶ尾へは少しシールで登り、ここからは登りより西側の尾根を降りることにした。
登りの尾根は滑るには厳しいというリーダー判断。
この日のものと思われる(?)スキーのシュプールもあった。
尾根は所々分岐があり、都度確認する必要がある。
順調に下るが700mあたりから雪が少なくなってきて、ツリーホールも大きく滑る場所が限られてくる。しかも隠れた穴もあって私は2度ハマった。
最後の杉林はギリギリ雪が繋がっていた…が所々岩が出ていて、今日は捨て板で来るべきだったと後悔した(2回ガリった…)
降り切ったところの沢に昔は橋があったらしいだが見当たらず、渡渉して発電所へ帰還。12時間かかったが暗くなる前に降りてこられた。
夏には行けない鳥ヶ尾山、夏に行く気のしない鉢伏山をスキーで行けて満足。Nリーダー始め同行者に感謝!
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