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記録ID: 7929428
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ハイキング
九州・沖縄

侮れない低山、双石山250322

2025年03月22日(土) [日帰り]
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山わくわく その他1人
GPS
05:17
距離
7.0km
登り
531m
下り
529m

コースタイム

日帰り
山行
4:27
休憩
0:48
合計
5:15
距離 7.0km 登り 531m 下り 529m
8:51
52
9:44
10:18
57
11:15
11:17
53
12:10
12:18
60
13:18
13:22
45
14:07
0
14:07
ゴール地点
天候 快晴、高温
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
結構、登りごたえのある。道迷いも起きやすい。標識を見落とさないこと
小谷登山口よりすぐ、サクラやツバキ、アジサイなど地元の人の手による植栽がなされている。
右手に山頂付近が見える?
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小谷登山口よりすぐ、サクラやツバキ、アジサイなど地元の人の手による植栽がなされている。
右手に山頂付近が見える?
早速、奇岩出現。表面が蜂の巣状になっている。
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早速、奇岩出現。表面が蜂の巣状になっている。
樹木にも名札が貼ってあり、とてもわかりやすく、手を入れてある。
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樹木にも名札が貼ってあり、とてもわかりやすく、手を入れてある。
途中、崖崩れのため迂回路が設定してある。たしかに崩れやすい砂岩などの堆積岩が多い。しかも礫を多く含むので崩れやすいのかな?
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途中、崖崩れのため迂回路が設定してある。たしかに崩れやすい砂岩などの堆積岩が多い。しかも礫を多く含むので崩れやすいのかな?
植物で目を引くのは、サツマイナモリのツボミ、愛らしい
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植物で目を引くのは、サツマイナモリのツボミ、愛らしい
数は少なかったが、コショウノキ(ジンチョウゲ科)
◯ーグル先生は、ミヤマシキミ(ミカン科)検索した。
花があれば間違うことはないが、葉だけだと間違いやすい。コショウノキの葉の方が幅広
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数は少なかったが、コショウノキ(ジンチョウゲ科)
◯ーグル先生は、ミヤマシキミ(ミカン科)検索した。
花があれば間違うことはないが、葉だけだと間違いやすい。コショウノキの葉の方が幅広
ショウベンノキ。茎から臭気のある水分を出すらしい。可哀想な名である。高知県と九州南部、琉球方面しか自生しないらしい。
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ショウベンノキ。茎から臭気のある水分を出すらしい。可哀想な名である。高知県と九州南部、琉球方面しか自生しないらしい。
ここが奇岩の代表、天狗岩。そう見えるから不思議。塩類風化によるタフォニと呼ばれる侵食された穴が奇岩を構成している。
中央下部に針の耳神社の祠が祀られている。
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ここが奇岩の代表、天狗岩。そう見えるから不思議。塩類風化によるタフォニと呼ばれる侵食された穴が奇岩を構成している。
中央下部に針の耳神社の祠が祀られている。
今度は大岩の中をくぐる胎内くぐり
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今度は大岩の中をくぐる胎内くぐり
そして、空池と呼ばれる大岩の谷間
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そして、空池と呼ばれる大岩の谷間
落ちそうで落ちない大岩。チョックストーン
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落ちそうで落ちない大岩。チョックストーン
尾根コースと谷コースに分岐。どちらに行こうかと迷っていると「大岩に行くなら、尾根コースよ」と地元の方に勧められて、登ったものの、結構難儀。ハシゴやロープがあるものの体を持ち上げるのが大変。やっと大岩に到着。ロープで上がる。
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尾根コースと谷コースに分岐。どちらに行こうかと迷っていると「大岩に行くなら、尾根コースよ」と地元の方に勧められて、登ったものの、結構難儀。ハシゴやロープがあるものの体を持ち上げるのが大変。やっと大岩に到着。ロープで上がる。
確かに宮崎市方面の見晴らしは良い。
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確かに宮崎市方面の見晴らしは良い。
まだまだ続く。尾根コース。根っこにも助けられるが、可哀想な気もする。
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まだまだ続く。尾根コース。根っこにも助けられるが、可哀想な気もする。
ほっと一息、アリドオシの赤い実。
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ほっと一息、アリドオシの赤い実。
ようやく尾根に出て、山小屋に到着。
改修中らしく、今日は、◯◯高校の山岳部20名ほどが、4mほどの角材数十本に18kgのシートなどをボランティアとして荷揚げしてくれていた。素晴らしい。皆さんの双石山を愛する気持ちが十分伝わりました。生徒の皆さん、先生方ご苦労様でした。
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ようやく尾根に出て、山小屋に到着。
改修中らしく、今日は、◯◯高校の山岳部20名ほどが、4mほどの角材数十本に18kgのシートなどをボランティアとして荷揚げしてくれていた。素晴らしい。皆さんの双石山を愛する気持ちが十分伝わりました。生徒の皆さん、先生方ご苦労様でした。
尾根筋にはアセビの白い花も十分開いている。
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尾根筋にはアセビの白い花も十分開いている。
やっと、双石山到着。見晴らしはもう少しでしたが、登りごたえのあるいい山でした。
ここで、双石山の山行記録などを雑誌に投稿してある方にお会いし、双石山への愛着話など素敵な時間を過ごすことができました。
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やっと、双石山到着。見晴らしはもう少しでしたが、登りごたえのあるいい山でした。
ここで、双石山の山行記録などを雑誌に投稿してある方にお会いし、双石山への愛着話など素敵な時間を過ごすことができました。
関東遠征に行った時に、とても気に入ったカニパンを宮崎のコンビニで発見、購入。
地元で手に入らないのが残念。昨年の天城山に引き続き登場。
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関東遠征に行った時に、とても気に入ったカニパンを宮崎のコンビニで発見、購入。
地元で手に入らないのが残念。昨年の天城山に引き続き登場。
九平コースへ下山。
これはミヤマシキミ。コショウノキとは明らかに違う。
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九平コースへ下山。
これはミヤマシキミ。コショウノキとは明らかに違う。
マムシグサが、やけに切られている。どうしてだろう。下山後、やっと会えた。
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マムシグサが、やけに切られている。どうしてだろう。下山後、やっと会えた。
車道歩き。植物を探しながら歩くと気にならない。最近気に入ってる、ムサシアブミ。長崎の角煮饅頭に似ている。
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車道歩き。植物を探しながら歩くと気にならない。最近気に入ってる、ムサシアブミ。長崎の角煮饅頭に似ている。
アオキも茶色の小さな花をつけている。
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アオキも茶色の小さな花をつけている。
キブシも春を感じさせる、代表選手ですね
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キブシも春を感じさせる、代表選手ですね
これが、やたら多かった。ハナイカダのツボミ。植物を知り始めた頃にとても生態に驚いた。
なぜに、葉の上に花が咲く????
名前の付け方も、葉を筏に見立て、花を船頭さんに見立てるなど、何と日本人は素晴らしいこと。
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これが、やたら多かった。ハナイカダのツボミ。植物を知り始めた頃にとても生態に驚いた。
なぜに、葉の上に花が咲く????
名前の付け方も、葉を筏に見立て、花を船頭さんに見立てるなど、何と日本人は素晴らしいこと。

装備

個人装備
リュック36L 登山靴ザンバラン 雨具 モンベルストームクルーザー

感想

20日に、春の大雪、諸塚山を登ったのち、大崩山、白岩山を予定したが、諸塚山の雪山歩きに閉口して、低山を探した結果、双石山(ぼろいしやま)を目指す。地元の方のレポにも、加江田渓谷など植物も豊富らしいとのこと。
それにしても、双石山と書いて、ぼろいし山とは読み方が難しいというか可哀想な気がする。堆積岩の砂岩や礫が多く、ボロボロ崩れることからついた名前のようで、納得。
コースも色々検討した結果、小谷登山口から上がり山頂を踏み、、九平登山口へ下山する周回コースを選択。
小谷登山口に着くと、大量の木材や建築資材が置かれており、高校の山岳部20名ほどがボランティアで資材運びをしてくれるらしい。何とも頼もしいこと。
いざ、入山。アジサイやツバキが植栽されている。地元の方に愛されている山と感心していたら、結構険しくなってきた。タフォニと呼ばれる穴の空いた天狗岩や大岩、空池など大きな🪨のもたらす珍しい光景が続く。ハシゴやロープに助けられてよじ登って、山頂到着。
低山と侮ることなかれ、509m最強の低山だった。下山後の車道歩きで植物に癒されながら、充実した山行を終えた。

今日の記録
 登り 3h 休憩 30m
 下り 1h45m 計5h15m

今日のわくわく点
 4点/5点満点

今日の山名一句
 ぼろ なれど
 い  わ(岩)の珍奇に
 し  がみつく
  ※ お粗末 季語なし
   ボロボロの砂岩をぼろと言われるけど、
立派な大岩の面白さをしがみつきながら味わった

3/26 追記
 3/25「宮崎市鏡州で山火事発生」というニュースが飛び込んで来た。聞いた地名だなと調べてみると、◯ーグルマップでは、何と小谷登山口の向かいの山を示している。テレビでは鏡州小学校の様子も写し出している。丁度、車で通った所だ。大船渡、愛媛、岡山市と各地で大きな被害が出ている。大きな被害がでなければいいかなと心配する。宮崎の人から愛されている山だから、地元の人も心配だろうと案ずる。早い消火、鎮火を祈ってます。

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