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講習/トレーニング
谷川・武尊

谷川岳山麓【雪不足だからこそ行けたマチガ沢出合と巌剛新道/雪上訓練&壮大なる一ノ倉岳の岩稜】

2016年01月06日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.7km
登り
504m
下り
506m

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
0:47
合計
6:26
9:00
180
土合駅
12:00
68
巌剛新道の途中(1060M付近)
13:08
13:25
65
一ノ倉沢出合
14:30
15:00
26
谷川岳ロープウエイベースプラザ
15:26
土合駅
天候 曇り(ちょうどよい)
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:JR高崎線→上越線を乗り継ぎ8:34土合駅着
復路:土合駅15:34発JR上越線→高崎線を乗り継ぎ帰路へ

青春18きっぷの残り2回分を活用しました。(通常運賃:東京〜土合 片道3040円)
コース状況/
危険箇所等
谷川岳の登山相談所まで舗装路にまったく積雪なしです。昨年3月の西黒尾根登頂の際は、相談所脇から取り付きましたが、現在の状態でとてもここからは取付けません。つづら折りの舗装路をじわじわ登ると西黒尾根の登山口ですが、まるで秋口に初雪が降ったあとの登山道の入口のように、夏道がはっきりと確認できました。マチガ沢出合までは、やや積雪ありの砂利道ですが先行者のトレースがあります。
マチガ沢出合から巌剛新道は動物たちのトレース以外ありません。

マチガ沢出合からさらに進むと壮大なる一ノ倉岳の岩稜が目前に広がります。
その他周辺情報 谷川岳ロープウエイのベースプラザは、暖かくゆっくり休憩できます。
おなじみの土合駅の長い登りからスタート
2016年01月06日 08:34撮影 by  iPhone 5s, Apple
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おなじみの土合駅の長い登りからスタート
マチガ沢までの道中。通常は雪が深すぎて足を踏み入れられませんが…貴重な体験♡
2016年01月06日 10:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
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1/6 10:19
マチガ沢までの道中。通常は雪が深すぎて足を踏み入れられませんが…貴重な体験♡
ではでは巌剛新道に取り付きますか…今回もセンパイが専属カメラマンをしてくださいました♡
ありがとうございます。
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ではでは巌剛新道に取り付きますか…今回もセンパイが専属カメラマンをしてくださいました♡
ありがとうございます。
動物たちのトレースは登山道に忠実についており助かります。スノーシューハイクの趣きですね。ツボ足で進みます。
動物たちのトレースは登山道に忠実についており助かります。スノーシューハイクの趣きですね。ツボ足で進みます。
緩めの登りなので気持ち良く進めます。
緩めの登りなので気持ち良く進めます。
人間の気配を全く感じない登山道
2016年01月06日 10:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
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人間の気配を全く感じない登山道
これは誰の足跡かな?
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これは誰の足跡かな?
この奥の白い頂きは?
この奥の白い頂きは?
センパイ!いい写真っすね!!
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センパイ!いい写真っすね!!
たまにガッツリとはまる箇所もあり、はまるときは股下まで一気に沈みます。
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たまにガッツリとはまる箇所もあり、はまるときは股下まで一気に沈みます。
概ねひざ程度のラッセルを強いられます!
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概ねひざ程度のラッセルを強いられます!
いまだにツボ足で進みます。ワカン使えよ!
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いまだにツボ足で進みます。ワカン使えよ!
ほらほら!言わんこっちゃない!!
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ほらほら!言わんこっちゃない!!
ここまで沈むと上がるのも一苦労です(汗)
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ここまで沈むと上がるのも一苦労です(汗)
行けるところまで行こう!
行けるところまで行こう!
マイトレースを振り返る
2016年01月06日 10:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
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マイトレースを振り返る
傾斜もまだ緩いのでツボ足で行けるとこまで行くことにします。
2016年01月06日 10:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
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傾斜もまだ緩いのでツボ足で行けるとこまで行くことにします。
まだまだ頂は遠いな…
2016年01月06日 11:10撮影 by  iPhone 5s, Apple
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まだまだ頂は遠いな…
うさぎのトイレ発見!
2016年01月06日 11:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
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うさぎのトイレ発見!
ちょっと登りが出てきたかな…
ちょっと登りが出てきたかな…
谷川岳の険しい岩稜
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谷川岳の険しい岩稜
ここでタイムアップ、引き返して一ノ倉沢出合を目指します。
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ここでタイムアップ、引き返して一ノ倉沢出合を目指します。
白毛門を見ながら下ります。
白毛門を見ながら下ります。
センパイもマチガ沢出合まで戻ってきました。
2016年01月06日 12:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
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センパイもマチガ沢出合まで戻ってきました。
下りはあっという間ですね。
2016年01月06日 12:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
1/6 12:32
下りはあっという間ですね。
そして再度、国道291号を奥へ進むと…ついに現れた!ツイタテ岩!!900余名の命を奪ったすごいところ!!
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そして再度、国道291号を奥へ進むと…ついに現れた!ツイタテ岩!!900余名の命を奪ったすごいところ!!
一ノ倉沢出合から全体を引いて撮影(byセンパイ)
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一ノ倉沢出合から全体を引いて撮影(byセンパイ)
今度は寄ってみた模様(byセンパイ)
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今度は寄ってみた模様(byセンパイ)
iPhoneだとこんな感じ
2016年01月06日 13:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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iPhoneだとこんな感じ
白毛門?
2016年01月06日 13:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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白毛門?
一ノ倉のトイレ付近で振り返って撮影
2016年01月06日 13:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
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一ノ倉のトイレ付近で振り返って撮影
帰りの電車は意外にも混んでました。平日なのに…
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帰りの電車は意外にも混んでました。平日なのに…
撮影機器:

装備

個人装備
ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) ヘッドランプ 日焼け止め 携帯 サングラス タオル ヘルメット

感想

青春18きっぷの有効期限が迫る中、なんとか有効活用しようと思いセンパイを連れ出して日帰り山行を企画。今回は谷川岳の登山道の偵察及び雪上訓練をすることにしました。

土合駅に降りて外に出た時、道路が見えることにとても驚きました。2014年の年末は雪の壁で囲われてましたからね。この雪不足は深刻です。まあ気を取り直して国道291号を登ります。ベースステーションを過ぎても舗装路は健全な状態。昨年3月の西黒尾根登頂の際の取り付き地点も土が見えている状態。よく見ればかなりの急登!よくぞこんな斜面を登ったものだと感心。本当はつづら折りの舗装路だったのね…はじめて夏道がこうだと知りましたわ(汗)

つづら折りを進むと西黒尾根の夏道の取り付きを確認。登山道がはっきり見えます!なんか秋口の初雪後の趣きです。雪の付き方が中途半端だとかえって危険かもしれません。

つづら折りが終わりマチガ沢出合までは比較的平坦な砂利道を進みます。ほとんどの方がツボ足のトレースの中、スノーシューのトレースが一足分ありました。西黒尾根の取り付きからマチガ沢出合まで長く感じました。

そしていよいよ巌剛新道に突入!ちょっと覗いてみようという軽い気持ちで進入しましたが、トレースなしの雪道のルートファインディングが面白くそのままラッセル訓練となりました。トレースなしといっても人間のトレースがないのであって、動物たちのトレースはいたるところにありました。動物たちの足跡は登山道に忠実についており、雪がかぶっても道を見つけ出す彼らのルートファインディング能力に感心しました。概ねひざ程度の深さのラッセルですが、股下までズッポリ潜る箇所もありました。今回は雪上訓練及び日帰りのため、頂上は目指さずに12時タイムリミットで下山開始。今度は泊装備で来ようかな…

続いてこれまた、通常冬季は進入が難しい一ノ倉沢出合まで足をのばすことに。マチガ沢出合からさらに奥へと進むと…壮大な一ノ倉岳の全貌が目の前に広がります!雪の付いた岩稜…素敵でした!右にそびえるはツイタテ岩!ひと目でわかる絶壁ぶり!他の岩ルートも険しそうですが、このツイタテ岩は別格でした。岩登りで一ノ倉岳を目指す人たちにとってはツイテタ岩以外は…なのでしょうね。現在は相応の装備と基準の岩稜の登頂経験がないと登らせてもらえないらしいですが…

とにかく、暖冬がゆえの雪不足のおかげで、普段冬場に入ることが難しいところまで足を踏み入れられたこと、トレースなしの深めの雪でラッセルできたこと、天候も安定して素晴らしい景色が見れたことは大きな収穫でした。

センパイ!なんだか今回は無理に18きっぷ消化に付き合せてしまったみたいでスミマセン!でも、おかげで楽しい経験ができました!ありがとうございました!!

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