官ノ倉山〜石尊山


- GPS
- 03:06
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 368m
- 下り
- 368m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り: 東武東上線・小川町駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上には絶えず道標があるので、迷うことはありません。 石尊山から急な下り(鎖場)があり、滑倒注意。 |
その他周辺情報 | お土産: 小川町駅前〔三代目清水屋〕 おからドーナッツ,お豆腐など 登山後の温泉&反省会: 東武東上線・坂戸駅下車〔天然温泉 ふるさとの湯〕 |
写真
装備
個人装備 |
雨具(レインウェア)
着替え
入浴セット
飲料
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感想
今年初登山となる官ノ倉山は、埼玉県比企郡小川町と東秩父村にまたがる比企丘陵の西部に位置する双耳峰で、表記は”神の蔵山”とも記述され、昔から信仰登山の対象になっています。もう片方の峰は石尊山(せきそんざん)と呼ばれますが、石尊とは石を神体として祀った社のことで、古くは山頂に巨岩が祀られていたようです。
元旦から続く好天日和が、今日も青空をもたらしてくれています。
東武東上線・東武竹沢駅で降りたのは我等一行のみ。駅舎を出ると、無人の静かなターミナルに朝陽が差し込んで、キラキラと輝いています。
駅の西口から南下し、JR八高線の踏切を渡って道なりに進みます。舗装道路の向こうには山々が見え、道路わきには火の見矢倉がある里山風景が続きます。畑にはキャベツやレタス、葱、大根などが育っています。のんびりと歩く我等一行の後ろから、「こんにちわ〜」と元気な声。地元の女の子が自転車で通り過ぎていきました。
30分程歩くと、三光神社に着きました。ここは古くは鎌倉時代の荘園の武士”竹沢氏”が創建した社でしたが、明治の神仏分離で日・月・星を祀る三光神社となりました。大杉に護られているかのようなご本尊に参拝します。
暖冬のせいでしょうか。すでに蝋梅が満開だったり、レンギョウが咲き始めています。
登山道手前には天王池があります。藻によってグリーンに色づく池は、近寄って見ると透き通っていてきれいな水です。太めの鯉が悠々と泳いでいます。光の加減によって水面が3色のグラデーションとなって輝き、絶佳です。
さて、山道は杉林の中を行き、勾配が徐々にきつくなり、上り詰めたところが山頂です。距離はありませんが、その分傾斜がきつく感じるかもしれません。344.7mの低山ですが、景観は素晴らしく、まず目に飛び込んできたのは、特徴のある広く緩やかな裾野を持つ山。群馬を代表する山、赤城山です。そして彼方には超然と聳える独立峰、筑波山。新宿の高層ビル群やスカイツリーもはっきりと確認できました。
もうひとつの峰、石尊山からは急な下りに入ります。鎖場もあり、足元に注意が必要です。また、落ち葉で段差が隠されているのも、この時期厄介です。
やがて急斜が終わって林道に入ります。ほどなくして北向不動があります。急な階段の先に小さなお社があるので上って参拝しました。お不動は、笠原の里を見下ろすように北向きに建てられ、修験道の本尊として信仰されています。
ゆるやかな林道を行くと日当たりのよい開けた舗装路に出、登山道はここで終了。ただのお散歩となりますが、ここから小川町駅までのロードが結構長く感じます。すっかり身体も冷え、上着を着込みます。再度林間に入り、再び舗装路へ。長福寺から大塚八幡神社の参道を通過して市街地へ出ると、昨年7月以来の小川町駅前が見えてきました。
〔感想〕
行程は短いが、お手軽な登山を楽しみたい人にとっては最適な山であろう。
冬枯れのこの時期では、花々で華やかな山里風景を堪能することはできないが、それでも、澄んだ空気や山影を映して静かに佇む池。石仏やお社。なんといっても、山頂からの眺め。。
今年初の山行としては正直、ちょっと物足りなさを感じたが、仕方がない。実は、冬季は寒いので山ごはんを極力やらないようにしているのだ。したがって、午前中ハイクに片寄らざるを得ない。いきおい、楽チンハイキングが大好きなO島部長だけはニッコニコだが...。
午前中ハイクの良いところは、登山後の温泉でゆったりすることができることだろう。
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