経ヶ峰（興味津々の未踏の周回ルートは期待以上に素敵なトレイルでした！）

2025年03月29日(土) [日帰り]

• GPS: 06:56
• 距離: 12.3km
• 登り: 925m
• 下り: 921m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:29
• 休憩: 2:20
• 合計: 6:49

距離 12.3km 登り 925m 下り 921m

9:06 牛取渕の滝
9:10 9:20 北笠岳登山口
9:59 10:13 北笠岳
10:29 10:42 嘉嶺の頭(河内四等)
11:15 笹子山
11:17 北笠岳・笹子川ルート分岐
11:25 11:28 休養施設（山小屋）
11:37 11:48 経ヶ峰
11:52 11:53 稜線・細野ルート分岐
12:12 12:38 大洞の峰
12:57 稜線・細野ルート分岐
13:05 13:41 経ヶ峰
13:48 休養施設（山小屋）
13:53 13:54 稲子山分岐
14:13 14:17 稲子山南峰
14:47 14:50 稲子山
15:30 15:47 稲子山登山口
15:51 15:52 牛取渕の滝
15:55 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹子川の林道の駐車スペース利用

写真

3/29 9:03

笹子川の経ヶ岳登山者駐車場に到着！
経ヶ岳は山出側と平尾側から2回登っていますが、笹子川側の周回ルートが興味津々で候補にしてました。
長らく行きそびれてましたが今日やっとアタックすることに！

3/29 9:15

暫しの林道歩き・・ここが北笠岳への取り付きです。
今日は山友女子1名の同行志願があり久々の二人登山です。

3/29 9:17

いきなり尾根腹の急斜面をジグザグに登って行きます

3/29 9:25

尾根筋に乗っかりホッとするも・・ヤセ尾根急登を直登します！

3/29 9:26

登山口から急登、倒木、根っこ、岩ゴロの歩きにくい要素がオンパレードですが・・ところがメチャ歩き心地の良いトレールで驚いてしまいます。

3/29 9:32

樹林帯の中ですがヤセ尾根が閉塞感を感じさせないので気分的にもメチャ心地良いんです

3/29 9:33

急登の中休み・・こんな登りの強弱が嬉しい

3/29 9:34

馬の背みたいなところ・・両側は結構深く落ちてますが安心して歩けます

3/29 9:36

再び急登

3/29 9:41

再び急登・・上方に大きな岩が出て来ました

3/29 9:42

相変わらず急登が続きますが歩き心地の良さは変わらず・・ホンマに不思議なことに息もあがらず疲れを感じません！
ここはパワースポットとちゃうんかいな〜と思う程！

3/29 9:47

ロープ場も楽々・・

3/29 9:50

ずっと急なヤセ尾根の芯を歩いています

3/29 9:56

北笠岳への最後の急登！

3/29 10:03

北笠岳山頂〜！
標高767mまで急登を一気に登りましたがホンマに不思議なことに二人とも全く疲れを感じてません・・やっぱりパワースポットなのではないかと・・？

3/29 10:06

そして・・ここでやっと展望が開けます
天気予報は曇りや雨の予報でしたが結構視界が良くてテンションもメチャ上げ上げです！

3/29 10:07

6年前に登った錫杖ヶ岳！
岩々の凛々しい山容です。

3/29 10:08

雨乞岳や御在所岳と入道ヶ岳・・・鈴鹿南部の名峰がズラリ！

3/29 10:12

このコースはアップダウンが多いことは承知してますが・・結構急角度で下ります

3/29 10:17

コブ腹をトラバース
結構、足場が狭く切れ落ちているところもあり・・要注意！

3/29 10:29

ガラッと雰囲気が変わり私好みの自然林の美しいトレール
ホンマに見惚れてしまいます

なので「ええがな〜！」を連呼してしまいます。

3/29 10:34

そして・・嘉嶺の頭に到着！

3/29 10:37

四等三角点〜〜！

3/29 10:38

青山高原が目の前に！
航空自衛隊のレーダーと風車群が大きく見えます

私が見ているのは・・

3/29 10:40

ここで初めて経ヶ峰と大洞の峰が望めます
まだまだ遠く・・アップダウンが続きますが今日は疲れが無いのでテンション高い！

3/29 10:40

青山高原の風車が目の前で大きく見えます

3/29 10:47

嘉嶺の峰からの激急下降を結構下ると・・

3/29 10:52

また私好みの素敵なトレールが・・樹林帯でも明るく閉塞感が全くないのと・・

3/29 10:52

歩きの絶妙な強弱・・これが疲れを感じさせない理由ですね〜！

3/29 10:58

メチャ深く垂直に抉れている陥没がありました

3/29 10:59

良く見るとオーバーハングに抉れていますが・・どうやったらこんな抉れ方するのか異様な抉れ方です・・

3/29 11:11

次のピークへ登り返すと・・嘉嶺の峰から見えていた草原地に出て津や亀山方面がやっと開けました

3/29 11:12

鹿害防止のネットが張られています。

3/29 11:12

錫杖ヶ岳と錫杖湖
その向こうに御在所岳や入道ヶ岳や雨乞岳

3/29 11:14

笹子山山頂〜！
稜線上の通り過ぎてしまいそうな目立たないピークです

3/29 11:24

緩くアップダウンをこなすと・・避難小屋！
有り難いトイレだけを借用して・・

3/29 11:31

すぐに経ヶ峰山頂を目指します

3/29 11:38

経ヶ峰山頂〜〜！
私は3度目の登頂です

3/29 11:41

経ヶ峰と言えば・・この大展望デッキ！
・・ですが冷たい風が吹き抜けて寒い・・！

3/29 11:41

松阪市や伊勢・志摩方面

3/29 11:48

二等三角点！

3/29 11:49

視界が良ければ富士山や来た・中央・南のアルプス、御岳山が見えますが・・まあ元々無理と思ってました。

3/29 11:51

真ん中奥に見える大洞の峰までは私のお気に入りの素敵なトレイルなのでピストンします

3/29 11:59

私のお気に入りの自然林

3/29 12:02

左に自然林、右に杉の植林帯・・その間を素敵なトレイルが続きます

3/29 12:04

もちろん杉の植林帯も素敵です

3/29 12:06

俗にいう「魔女の住んでいる森」のイメージですね〜！

3/29 12:08

アセビが咲いてました

そして・・ここが・・

3/29 12:11

大洞の峰山頂〜〜！

3/29 12:14

展望の開ける簡易ベンチでお昼にします。
陽当たりも良く、強い風も避けられて快適なスポットです！
左の経ヶ峰山頂に到着した登山者が見えますが今日は驚くくらい少ないです・・

3/29 12:18

今日の昼食！

3/29 12:39

まったりとした食事タイムも終えて・・経ヶ峰に戻ります

3/29 12:57

経ヶ峰山頂に戻りました。
さらに青空が濃くなっています。

3/29 13:01

展望台からは・・

3/29 13:01

大展望ですが・・やっぱり御岳やアルプスは見えず・・
ちなみにすぐ下にトイレもあり助かります

3/29 13:04

嘉嶺の峰（左）と北笠岳と歩いて来た稜線が見えます

3/29 13:04

こちらは下山のルートで越えて行くピーク！
結構な大きなアップダウンのようですね〜

3/29 13:10

下山を前に一番風が弱くて日当たりの良いベンチで最後のティータイム

3/29 13:13

先週に登った多度山ですね〜！
写真のように大きな台地のような山でした！

3/29 13:13

奥に御在所岳（左）と入道ケ岳
手前に仙ヶ岳と野登山
一番手前に鬼ヶ牙や長坂ノ頭など・・

3/29 13:40

肉眼では真ん中奥に名古屋駅前の高層ビル群が見えてました
さあ長丁場なのでそろそろ下山しましょう！

3/29 13:47

避難小屋はスルー！

3/29 13:48

気温は7度でした。
日陰と風が通るところは・・やっぱり寒い！

3/29 13:53

下山は稲子山ルート！
こちらも事前チェックでは私好みのルートですが・・さてどうなのか・・？
もうワクワクドキドキ感を楽しんでます！

3/29 14:02

ずっとヤセた尾根で急登、急下降のアップダウンが続きますが、山友女子は膝痛が出て耐えながら下ってます

3/29 14:04

コルやトラバースのところは足場が狭く、切れ落ちているところもあり要注意！

3/29 14:11

大きいピーク越えは登り返しも激急登でした・・

3/29 14:16

登りきると地図上に山名記載のないピークでしたが「稲子山南峰」の標識がありました

3/29 14:16

今朝歩いた稜線とピークが笹子谷を挟んで見えてます

3/29 14:19

尖ったピークなので当然下りも・・激急、足場狭く、左は崖・・慎重に下ります！

3/29 14:21

激急下降なのが写真で伝わるでしょうか・・

3/29 14:28

朝の登りのルートより踏み跡は薄く、テープなどは殆ど無く、先行する女子はコブ越の時に数回あらぬ方向に入り込んで軌道修正指示・・

3/29 14:33

トラバース道も要注意ですが次から次とワクワクドキドキでメチャ楽しんでます

3/29 14:45

稲子山山頂〜！
狭いトンガリピークは風が強くひこにゃん飛ばされたら奈落の底なので下に置いてます

3/29 14:46

四等三角点〜！
このルートのワイルド区間はここで終わりのようです。

3/29 14:53

ここからは少しだけ優しくなり・・ヤセた稜線がずっと続きメチャ楽しい・・

3/29 14:55

ピーク越えが続くのでその都度急下降や・・

3/29 14:59

激急登もあります

気になるピークだったので私だけピークアタックしましたが・・残念ながら特に何もなし・・

その時の写真！

3/29 15:08

ずっと続く細い稜線はクネクネと艶めかしいカーブを描いて誘惑して来ます・・エロ親父的表現ですがホンマに素敵です

3/29 15:09

左下には沢コースが並行していますが・・ルートがあるようには見えません・・絶対この尾根ルートがお勧めです

3/29 15:09

クネ〜〜とカーブ！

3/29 15:11

ウネる細尾根・・次から次へと様相が変わり楽しい

3/29 15:13

時々行く手を阻む岩峰越えもあり・・

3/29 15:13

手掛かり足掛かりがあり助かります

3/29 15:14

普通は登山の最後にこんなアップダウンが続いたらヘロヘロで文句の一つも出ますが今日は文句どころか楽しさが勝っています

3/29 15:15

写真では判りにくいですがずっと先までクネクネ・・

3/29 15:23

こんなセクシーゾーンが続々と出て来ておっさんは興奮してしまいます

3/29 15:26

最後の急下降ですが・・左下に舗装林道が見えました。

ただ気を緩めずに・・

3/29 15:35

ねじねじ！
中尾彬のねじねじマフラーにも負けていない・・

3/29 15:37

林道の稲子山登山口着地前の荒れ荒れ急下降！

3/29 15:39

最後のお楽しみ！
ミツマタが咲いているのは事前調査済
これは一番黄色ですが高い斜面に咲いているので近寄れず・・ズームで撮ってます

3/29 15:40

こんな感じ！

3/29 15:40

下ると次々と群生が出て来ますが白めの花が多いです

3/29 15:43

ちょっと白っぽくなってます

3/29 15:43

丸いけどちょっと白い・・

これは黄色が強い

3/29 15:48

群生しています

3/29 15:52

林道から見える牛取渕の滝・・結構立派です

3/29 15:54

水溜まりにはカエルの卵
ちょっとグロテスクで気持ち悪い・・

3/29 15:54

駐車地に無事に帰還！
最初から最後まで今日のコースはメチャ楽しくて疲れは感じません！
ここまでアゲアゲのテンションで完歩できたコースは珍しい・・
私のお気に入りコースになりました！

3/29 18:01

温泉は亀山氏の施設「白鳥の湯」
露天もあり一般300円ん、65歳以上は200円で入れます。
ぬめっとしたお湯でメチャ気持ちええです！

3/29 19:21

温泉でリフレッシュの後はいつもと違う某所の王将ですが・・なんと注文してから一品目が出て来るまで45分と異常な経験！
混み混みなのは判りますが呆れて途中で帰る人も続出・・おまけに勘定したら間違って高い・・危うく1000円ほど損するところでした。早い、安い、旨いが王将なのに・・残念！

撮影機器：

FinePix XP140 XP141 XP145 FUJIFILM

感想

よしまい

経ヶ岳の笹子川の周回ルートがヤマレコなどで見ていると私好みのようで興味津々でした。
今回やっと行くことになり難易度や体力度hが判りませんが山友女子1名も同行することに！

駐車場から暫しの林道歩きで北笠岳の登山口に取り付けて効率も良いし、北笠岳へは一気に高度を稼ぐ急登で岩ゴロ、落ちた枝などでハードな登り要素が満載なのに不思議なことに歩き心地がメチャクチャ良くて全く疲れない・・いつもはヘバリ気味の山友女子も快調に登って行きます。
ホンマにパワースポットでずっとエネルギー注入されていたのかも・・

北笠岳から経ヶ峰は急なアップダウンの多い稜線道ですが樹林の中でも閉塞感を感じない素敵なルートでした。
結局、経ヶ峰についても異様なくらい疲れを感じなかったのでお気に入りの大洞の峰までピストンすることに、大洞の峰は陽射しも暖かく風も弱かったので、これまた快適な昼食タイムがとれました。

再び経ヶ峰に戻りましたが、いつもは登山者で賑わうのに驚くくらい登山者が少なかったです。
やっぱり朝の内は少し雲が多く雨の可能性や寒波襲来の脅しで私たちも行くか？どうか？と一瞬迷いましたので・・これが影響したのでしょうかね？
お陰で貸し切りのティータイムも楽しめました！

下りの稲子山ルートもワクワクドキドキ感いっぱいで突入しましたが、事前情報で想像していた以上に変化に富んで楽しいルートでした。
ただ登りの北笠岳ルートよりも厳しく、踏み跡も少し不明瞭なところもあり、テープも殆ど無いため小さなコブ越の所で枝尾根に迷い込みやすいです。
先行する山友女子も数回迷い込み、遭難事故事例の勉強になったかも・・

ミツマタの開花は事前に知っていたので最後になるよう反時計回りに周回しましたが、登山の難易度から考えると時計回りの方が良いと感じました。
とにかく最初から最後まで私好みの周回コースで大満足でした。

コメント

kojicoon

こんにちは　よしまいさん！

久しぶりの山友女子さんとの山行でしたね。

今回のルートはアップダウンありありながらいいトレイルですねぇ。
細尾根でありながら開放感のある山道でこれはルンルン🎵進めちゃいますね😀

女子友さんとの山行ということもあるでしょうが、正に疲れ知らずのパワースポットですね。

今回は多くのピークハントもあり満足感が伝わりますよ😀

最後の王将さんは人手不足なのですかね😆

4月山行も着々と計画済みですね。また楽しいレコを期待してますよ😀

やはり期待しない天気予報の方が当たりの確率が高くなってきた山行、大変お疲れ様でした！

よしまい

kojicoonさん　こんにちは！

経ヶ峰は過去２回メジャールートを登って私好みの山になっていましたが、今回のルートを知って調べているともっと私好みじゃないかと思うようになりました。

実際に登って見ると文字や写真では伝えにくいですが森林帯の中でも鬱蒼としておらず解放感があり、一見荒れた急登のように見えてメチャ歩き易い、刻々と変化を感じ飽きない等々でホンマに不思議なくらい最後まで疲れを感じず歩けました。
たまたま私のスタイルに合っただけかもしれませんが同行者も似たような感想でしたので、やっぱりパワースポットかも・・？

王将の券は注文した時に「時間かかりますけどよろしいですか？」と言われましたがまさかここまでとは思いませんでした。
厨房を見てもいつもの王将の活気が全く調理担当が何らかの事情で欠員した感じですね〜！

行きたい山は山ほどある（？）が天気と用事と優先すべきイベントを調整しながら計画を詰めていきたいと思ってますが・・さてどうなるやら・・？