両神山


- GPS
- 08:38
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,499m
- 下り
- 1,484m
コースタイム
天候 | 雨のち曇りのち晴れ(雲多い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下の崩落箇所は、かなりひどい状況です。谷底が見えません。怖いです。 高捲きするように仮の道が付いていますが、ここも足元が危ない感じです。 トラロープが張ってありますがこれは手掛かりになるほどの強度、張りは無いと思われます。単なる通行禁止のための規制線のようです。 鎖場も怖かったです。特に両神神社を過ぎてから2番目の鎖場。どういうふうに取り付くのかしばし考えました。それでも登りは何とかなりますが、下りはホントに... 怖かった。 |
写真
感想
気の抜けない山行でした。
日向大谷の駐車場の温度計は13℃。手がかじかむ感じ。
5分も歩けば両神山荘を過ぎ、登山道の入口には崩落箇所の警告。登山者カードを投函していざスタート。
登り始めからザレた急斜面の巻き道、慎重に進みます。ヨコスズ尾根のアソコを思い出しました。しばらくは緩やかな登り下りを繰り返しますが、会所を過ぎ七滝沢を渡ってから登り始めます。
薄川を右岸へ渡った辺りからガレて来て歩き難くなってきます。
この後左岸〜右岸と渡り、最後に左岸に渡ってからは、沢を離れガレた道を登り始めます。弘法の井戸で喉を潤し、10分も登れば清滝小屋に到着。
このころから晴れ間が見えてきました。天気予報通りの展開に感謝。
清滝小屋は避難小屋として開放されており、中もキレイになっていました。外の休憩所も広く、ステンレスの流し台には蛇口が付いておりました。トイレの臭突のファンがソーラーで稼働していましたね。
軽く休憩をし山頂を目指し、産体尾根に乗ります。最初の鎖場の手前でコーヒーを飲み無事通過したのもつかの間、次の鎖場を前にして怯みます。
一瞬戻ろうかとも思いましたが、そんなことは出来ませんよねぇ。
誰かのお手本を見せてもらおうかと考えましたが、こんな時に限ってダーレも来ません。
身体の硬さを呪いながらもワークマンの荷役作業用手袋の力を借りて無事通過、ヤレヤレ。
鳥居が見えてきましたから両神神社だと思い無事を祈願してから進むとまた社が、こちらには龍の彫り物もあり立派な感じ。
どうやらこちらが両神神社のようです。ココにも温度計がありました、8℃。
涼しいはずですよ。むしろ寒いです。
山頂直前の崩落現場はかなり危険です。高捲きするように付けられた道も不安です。緊張の種が次から次へと撒かれていますね。
山頂は狭いですが、雲は多いもののパノラマの眺望に30分程見入っていました。
冷たい風が吹いてきたのと、なぜか落ち着かない雰囲気にココでの昼飯はあきらめて下山開始です。
崩落現場を無事通過し、両神神社で昼飯。チキンラーメンは今日の気温にマッチ。
通りすぎていく人達も心なしか下山を急いでいるように見えます。
やはりアプローチが遠いからでしょうか。ナントなーく先を急ぐ雰囲気が漂っていました。
この時点の気温9・5℃。
鎖場の事を考えると憂鬱ですが、慎重に帰りましょう。
西陽に輝く美しい木々に見とれながらも、足元を見据えてゆっくりと下って行きます。
途中で沢に降りて、お湯を沸かしコーヒーを淹れます。お気に入りの時間です。
会所を過ぎ植林になってくればヤレヤレとホッと出来るかと思えば、さにあらず。
登山口近くまで急斜面の巻き道が続くのでした。
身体も足も疲れましたが、終日気を張った山行でした。
今日も無事でナニより。
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