熊野古道中辺路（下三栖から長尾坂、潮見峠越経由、滝尻まで）

2025年03月30日(日) [日帰り]

• GPS: 04:04
• 距離: 15.9km
• 登り: 612m
• 下り: 551m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:03
• 休憩: 0:02
• 合計: 4:05

距離 15.9km 登り 612m 下り 551m

6:24 スタート地点
10:26 10:28 滝尻王子
10:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

紀伊田辺駅近く（道分け石すぐ）のコインパーキングに駐車。24時間以内550円
駅前からタクシーで下三栖交差点まで移動。運賃\1900円でした。
滝尻から紀伊田辺駅まで三交バス。運賃\970円。ICカードは使えません。

コース状況／危険箇所等

長尾坂は石畳の急登。そんなに長くはなかった。塩見峠越は土と石畳。急登はないが長尾坂に比べると長かった。
潮見峠から滝尻までの間はヤマレコのアプリにあるマップではショートカットコース（山道）しか選択できないが、観光所配布の中辺路マップでは車道がコースとして記載されている。潮見峠の休憩所にショートカットコースは熊野古道ではないとの但し書きがあるので車道を選択。この辺道標通りに進むと意図せずショートカットコースに入って行ってしまうので要注意。

その他周辺情報

田辺市には銭湯はあるらしいが、地元向けの様です。
駅近くから車で30分位かけて白浜温泉の崎の湯で入浴。

写真

3/30 6:00

先週、北郡越コースを歩いた時に見つけた駐車場に駐車。

3/30 6:01

道分け石。ここから駅まで歩く。

3/30 6:08

駅前着。公衆トイレで用を足した後、駅前で客待ちしているタクシーに乗車。先週歩いた北郡越コースと潮見峠との分岐点の北三栖の交差点まで移動。

3/30 6:25

北三栖交差点。ここからスタート。

3/30 6:29

朝日が綺麗

3/30 7:02

伝馬場跡。

3/30 7:05

町中から進み少しずつ里山感が出てくる。

3/30 7:13

車道と長尾坂との分岐。上がって行きます。

3/30 7:15

コンクリートで覆われた道を進む。途中、石仏のある所がそこだけ分岐しており、石畳になっていた。元々コンクリートの道も石畳の道だったんだろうなあと思う。

3/30 7:17

左、長尾坂入り口。ここから世界遺産のエリアでしょうか？

3/30 7:17

多分、近世整備された感じのする石畳の道。

3/30 7:17

しっかり石畳が引き詰められている。

3/30 7:19

排水用の水路も石組みで整備されていた。江戸時代だと思うけど結構ガッツリ工事した様です。

3/30 7:21

果樹園越しの展望が開ける。

3/30 7:22

石畳の急登が続く。

3/30 7:25

長尾坂の案内板。この辺に一里塚があったとの事。

3/30 7:31

長尾坂の終わりが見えてきた。茶の端との標識があった。

3/30 7:32

車道と合流。

3/30 7:33

右を進む。

3/30 7:39

右、公衆トイレのある建物。今回スルー

3/30 7:40

遠くに桜が咲いているのがチラホラ。1箇所桜がまとまって集まっているところがあった。多分植樹したんだろうなあ。

3/30 7:42

梅の花も綺麗。

3/30 7:44

分岐。左へ進む。

3/30 7:46

街の向こうに海が見えてきた。

3/30 7:52

関所跡到着。

3/30 7:53

多数方向に分岐。道標に色々な表示があり一瞬戸惑う。この先にある熊野古道の標識に進む。

3/30 7:55

先ほど遠望した桜が集中して植っている箇所にたどり着く。宝くじの資金で桜を植えたとの碑があった。

3/30 7:56

桜

3/30 8:03

ひるね茶屋。営業してるのかな？

3/30 8:03

ひるね茶屋の先、ひるね王子の石柱。奥に祠。地図に記載がなかった。

3/30 8:06

水呑峠の説明板。坂の途中で峠感はない。

3/30 8:15

鬱蒼とした植林帯を進む。

3/30 8:16

お滝さんの説明板。滝は後ろの細い道を進むのだろうか？道標が無かったのです不明,スルー

3/30 8:19

杉が真っ直ぐ立ち綺麗。

3/30 8:31

再び海。白浜方向まで見え出した。

3/30 8:31

捻り杉。

3/30 8:32

石畳の道が続く。

3/30 8:36

車道に出てから潮見峠越の分岐。ここから世界遺産エリアでしょうか？

3/30 8:46

中ノ峠一願地蔵跡

3/30 8:51

橋がある。この辺でようやく、今世界遺産エリアに入っているのかと思いたつ。この古道の入り口に特に記載がなかったので気にしてなかった。

3/30 9:03

塩見峠着。

3/30 9:03

潮見峠。ベンチ二つに休憩所。休憩所にバイオトイレがある。道標に清姫墓とあるがそちらの道でも滝尻に行けるだろうが道自体が熊野古道では無さそう。

3/30 9:05

休憩所内にスタンプ。後ろの壁にショートカットコースは熊野古道では無いとの注意書き。ここでスマホを使って滝尻から紀伊田辺駅までのバスの時刻確認をすると11時6分から13時11分まで2時間バスがない事に気がつく。ここから先巻き気味に進む事に。

3/30 9:09

紀伊路と中辺路の押印帖にスタンプを押す。トイレで用を足した後先へ進む。ここからは車道歩き。

3/30 9:19

車道を進むと右に滝尻方向への分岐が見えてくる。

3/30 9:20

右に降りるとショートカットコース。休憩所の案内によると昔からある山道で正式な熊野古道でないとの事。でも色々お手製感のある道標がショートカットコースへ誘う。この道を行かせたくない公的な力とどうしても行かせたい私的な力の無駄なぶつかり合いを感じる。

3/30 9:30

まあ、観光所配布のマップを正として進みます。で車道歩き。因みにヤマレコの予定ルートにて選択できるのはショートカットコースのみ。

3/30 9:36

車道なのだがかなりの急勾配の下りが時々出てくる。時間も無いので重量使って小走りで（転けない様に、膝を痛めない様に）降りて時間を稼ぐ。

3/30 9:45

道沿いに集落が出てくる。

3/30 10:02

麓の集落まで降りて来ました。

3/30 10:03

覗き橋到着。

3/30 10:04

橋のたもとの一里塚と当国一乱顕彰碑

3/30 10:06

国道311号線が目の前。右折します。

3/30 10:07

あとは滝尻まで国道歩き

3/30 10:17

滝尻前のトンネル。マップでは真っ直ぐ歩く様に記載。でもなんか危なっかしい。手前で川沿い方向に分岐する道もあったがヤマレコのみんなの足跡にほぼ跡がない。怖いけど歩道を進む事に。

3/30 10:24

トンネルを抜けて振り返ると川沿いの道が伸びていた。こっちを歩くのが正解だったかも。

3/30 10:25

トンネルを抜けると滝尻。和太鼓の音が聞こえてくる。お祭りかな。

3/30 10:27

滝尻王子でイベントをやっていた様です。和太鼓の演奏されてました。

3/30 10:31

熊野古道館で休憩。

3/30 10:32

熊野古道館でコーヒーを購入。400円

3/30 10:38

再び滝尻王子を覗いたら日本刀の演武をされていた。

3/30 10:42

滝尻王子のお茶屋さんでみたらし団子購入。

3/30 10:44

バス停でみたらし団子と持って来たメロンパンを食べて11時6分のバスを待つ。道路反対側の上に伸びてる道がショートカットコースの様です。

3/30 11:49

三交交通のバスで紀伊田辺駅まで戻って来ました。

3/30 12:39

駐車場で車を回収。白浜温泉の崎の湯に入浴。ここ初めて来ます。男湯の方は色々外から丸見えですね。

3/30 13:16

時間もあったので三段壁に行ってみる。ガイド本とかでよく見てたけど初めて行きます。

3/30 13:20

三段壁の上まで来ました。山をやっていると多少の絶景では驚かなくなってしまった。富士山の火口の方がすごいよなあとぼんやり考える。

3/30 13:27

こちらの建物から下の洞窟に行けるらしい。

3/30 13:32

1500円払ってエレベーターで洞窟まで降りる。十像岩。あちこちに十の像の姿が見えるとの事。少し牽強付会な気もする。

3/30 13:33

洞窟の様子。海の色が綺麗。熊野水軍の船の隠し場所だったそうな。

3/30 13:39

洞窟。赤く光ってるのは照明。

3/30 13:43

洞窟から外の眺め。

3/30 13:58

駐車場へ戻る途中、売店で焼き牡蠣購入。美味しかった。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max Apple

感想

サトシ

前の週の木曜日（春分の日）に紀伊田辺駅から滝尻まで北郡越えルートで歩き、土日で滝尻から熊野本宮まで歩いて、すっかり熊野古道にはまってしまいました。（2度目ですが）
ただ、流石に無理が祟ったのか、水曜日辺りに体調を崩し、土曜日は午前中安静に過ごしました。
熊野本宮から先を進むか、潮見越えや赤木越えとなど選択しなかったルートを潰すか迷ったのですが、体がしんどくロングルートはやめて、潮見峠越えを紀伊田辺駅からでなく、前回行った下三栖の分岐点から歩く事に。
北郡越えは古い道で平安時代とかはこちらを使っていたそうです。今回の長尾坂、潮見峠ルートは南北朝の頃から使われたそうです。2016年に長尾坂と潮見峠越えは世界遺産に追加登録されたそうです。
お昼前に古道歩きは終わらせて、今日午後、まだ一度も行っていなかった白浜温泉に行く事に。最後は観光で締めとしました。