記録ID: 7961288
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ハイキング
近畿
弥十郎ヶ嶽(丹波)
2025年03月30日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:26
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 512m
- 下り
- 508m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:25
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:27
距離 5.7km
登り 512m
下り 508m
7:04
12分
スタート地点
9:31
ゴール地点
天候 | 曇り時々小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日はまた丹波の弥十郎ヶ嶽に行ってみました。今日は冬の気温、途中から小雪舞う天気でしたが山頂以外は強風の直撃を免れてたので寒さはまだマシでした。
弥十郎ヶ嶽という名前はその昔、ここの洞窟で暮らしていたという説と、近くの地名が訛ったという説があるようです。
私は勝手に、かつて住んでいた麓を追い出された弥十郎さんが山に逃げてそのまま暮らしていたのではないかと思ったのですが、詳しい情報は分かりませんでした。
ここ日本もほんの200年ほど前までは法律で統治されておらず、集落の掟で処罰され、時に「根絶やし」と称してその家族と親族を全員生き埋めにしたということもあったそうです。その根絶やしから逃げ出したのが弥十郎さんだったのかと。
ま、それは私の勝手な想像で、弥十郎ヶ嶽の登山道はよく整備されて歩きやすかったです。暖かくなるとヒルが出そうな丹波の山々、そろそろシーズンオフになりそうです。
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コメント
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篠山盆地をはさんで、対面のニアミスでしたね。
さて、地元では、弥十郎は山窩(サンカ)だと言われています。日本では古来、穢多(えた)・非人(ひにん)などの差別制度がありましたが、中世の身分制度において最下層に位置づけられていた人々を指します。山窩はさらにその下で人間とは認められないいわば生き物の位置づけです。
山窩とは、山間部を生活の基盤とし、夏場の川魚漁、冬場の竹細工を主たる生業としながら山野を渡り歩く漂泊民のこと。郷の住民とは基本的に相いれないものがあって、歴史的に差別の対象になってきたようです。山岳信仰と関わりあっているらしくて、歴史学者の柳田国男なども研究対象としています。
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毎度です〜コメントありがとうございます!
なるほど、そんな背景があったのですね。山窩という単語は目にしたのですが、まさかそのようなこととは思いもしませんでした。山間部には色々な歴史があるのですね…勉強になります。
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