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Yamareco

記録ID: 79709
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ハイキング
箱根・湯河原

リベンジ?〜矢倉岳、足柄峠〜

2010年09月26日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 静岡県
 - 拍手
GPS
04:40
距離
13.5km
登り
1,018m
下り
843m

コースタイム

(-0736小田原-0757大雄山/関本0800-0811矢倉沢)

0812矢倉沢本村-0935矢倉岳[870m]0955-1018清水越-1108足柄万葉公園1113-
1122足柄峠[736m]1220-1245足柄峠ハイキングコース分岐[847m]-1323ベンチ-
1343夕日の滝キャンプ場1351-1409地蔵堂

(1425地蔵堂-1443関本/大雄山1450-1511小田原1520-)
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
箱根登山バスの路線図と時刻表は;
http://www.hakone-tozanbus.co.jp/dia-hakone/viewsekimoto
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はまったくありませんでした。

ただし、
夕日の滝へ下りる林道に「迂回路」設定。
趣旨が判然とせず直進してしまいましたが、
崩落の危険か、伐採作業(平日?)の関係か。

このルートの難は、
下山後の温泉に恵まれないことでしょうか。
早くも今年4回目の大雄山駅
去年まで
来たことすらなかったのに
2010年09月26日 07:55撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 7:55
早くも今年4回目の大雄山駅
去年まで
来たことすらなかったのに
道端に咲くヒガンバナ
里に近いところで見かけた
2010年09月26日 08:14撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 8:14
道端に咲くヒガンバナ
里に近いところで見かけた
ヤマブドウではない毒草
これも里に近い場所に
2010年09月26日 08:27撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 8:27
ヤマブドウではない毒草
これも里に近い場所に
矢倉岳にはイノシシがいる?
2010年09月26日 08:29撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 8:29
矢倉岳にはイノシシがいる?
ノハラアザミ
どの山でもよく見かける
2010年09月26日 08:31撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 8:31
ノハラアザミ
どの山でもよく見かける
杉林の中に落葉樹が混ざり、
やがて広葉樹林帯になる
2010年09月26日 08:35撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 8:35
杉林の中に落葉樹が混ざり、
やがて広葉樹林帯になる
北高尾で見たのと同じ実
2010年09月26日 08:36撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 8:36
北高尾で見たのと同じ実
木漏れ日が爽快な朝の樹林
2010年09月26日 08:53撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 8:53
木漏れ日が爽快な朝の樹林
ドングリ
まだ青さが目立つ
2010年09月26日 09:04撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:04
ドングリ
まだ青さが目立つ
つづら折りの急登
振り返ると、
なるほどzigzagだなあ
2010年09月26日 09:11撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:11
つづら折りの急登
振り返ると、
なるほどzigzagだなあ
これまた、よく見かける花
えーと、何だったっけ
(暫時猶予を)
2010年09月26日 09:16撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:16
これまた、よく見かける花
えーと、何だったっけ
(暫時猶予を)
変化に富んだ登り坂
「階段なんて聞いてない」
と同行者は微妙な反応
2010年09月26日 09:17撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:17
変化に富んだ登り坂
「階段なんて聞いてない」
と同行者は微妙な反応
足元の興味は尽きない
2010年09月26日 09:22撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:22
足元の興味は尽きない
後で名前を調べることに
2010年09月26日 09:28撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:28
後で名前を調べることに
同上
2010年09月26日 09:28撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:28
同上
同上
2010年09月26日 09:29撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:29
同上
これは栗
2010年09月26日 09:31撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:31
これは栗
矢倉岳の頂上
2010年09月26日 09:36撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:36
矢倉岳の頂上
360℃の眺望!
2010年09月26日 09:38撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:38
360℃の眺望!
道標の上に忘れ物か?
カメラではなさそう
2010年09月26日 09:39撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:39
道標の上に忘れ物か?
カメラではなさそう
湘南の海がうっすらと
2010年09月26日 09:39撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:39
湘南の海がうっすらと
標柱をクローゼット代わりに?
かろうじて「矢倉」と読める
2010年09月26日 09:40撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:40
標柱をクローゼット代わりに?
かろうじて「矢倉」と読める
それで、富士山は……、
残念ながら、
またしても雲に阻まれて
2010年09月26日 09:44撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:44
それで、富士山は……、
残念ながら、
またしても雲に阻まれて
ところで、
展望台はずっと満員状態
なかなか譲ってもらえない
2010年09月26日 09:45撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:45
ところで、
展望台はずっと満員状態
なかなか譲ってもらえない
傍らで待つのも嫌みなので、
もう一度、
富士山を見ようとしたり……
2010年09月26日 09:45撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:45
傍らで待つのも嫌みなので、
もう一度、
富士山を見ようとしたり……
愛鷹山を眺めたり……
2010年09月26日 09:45撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:45
愛鷹山を眺めたり……
箱根外輪山に目をやったり……
と、時間を使ったが、
2010年09月26日 09:45撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:45
箱根外輪山に目をやったり……
と、時間を使ったが、
みなさんは何かに熱中
(その正体は感想欄に)
2010年09月26日 09:46撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:46
みなさんは何かに熱中
(その正体は感想欄に)
仕方ないので下山するか、
ん? 待てよ
2010年09月26日 09:54撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:54
仕方ないので下山するか、
ん? 待てよ
見えた!
富士山の西側の稜線が
(写真ほぼ中央上部)
2010年09月26日 09:55撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 9:55
見えた!
富士山の西側の稜線が
(写真ほぼ中央上部)
下山中も花には飽きず
2010年09月26日 10:00撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 10:00
下山中も花には飽きず
これもノハラアザミか
2010年09月26日 10:00撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 10:00
これもノハラアザミか
この花と
2010年09月26日 10:00撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 10:00
この花と
この花は
やはり異なるわけで
2010年09月26日 10:01撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 10:01
この花は
やはり異なるわけで
緑色の花弁かと思って
近づいてみると、
なるほど
2010年09月26日 10:04撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 10:04
緑色の花弁かと思って
近づいてみると、
なるほど
トリカブト系の花?
2010年09月26日 10:08撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 10:08
トリカブト系の花?
杉木立の間から
丹沢方向の眺め
2010年09月26日 10:15撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 10:15
杉木立の間から
丹沢方向の眺め
同様に
足柄方向の沢を見下ろす
2010年09月26日 10:32撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 10:32
同様に
足柄方向の沢を見下ろす
矢倉岳を振り返る
2010年09月26日 10:49撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 10:49
矢倉岳を振り返る
足柄万葉公園の楽しみ
歌碑1
「とがのき」ねえ
2010年09月26日 11:01撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 11:01
足柄万葉公園の楽しみ
歌碑1
「とがのき」ねえ
歌碑2
私の場合は、
しばしば
「書解かず寝む」
2010年09月26日 11:03撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 11:03
歌碑2
私の場合は、
しばしば
「書解かず寝む」
歌碑3
「この年も猛暑だったのねぇ」
と漏らした妻の言葉に実感
2010年09月26日 11:07撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 11:07
歌碑3
「この年も猛暑だったのねぇ」
と漏らした妻の言葉に実感
歌碑4
万葉名「かへるで」は
蛙の手かと思っていたが……
2010年09月26日 11:10撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 11:10
歌碑4
万葉名「かへるで」は
蛙の手かと思っていたが……
関所跡
鬱蒼としていた梅雨期の方が
リアリティーに満ちていた?
2010年09月26日 11:26撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 11:26
関所跡
鬱蒼としていた梅雨期の方が
リアリティーに満ちていた?
足柄峠から仰ぎたかった
富士山
なお仰ぐことはできなかった
2010年09月26日 11:53撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 11:53
足柄峠から仰ぎたかった
富士山
なお仰ぐことはできなかった
なかなか動かない雲
2010年09月26日 11:53撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 11:53
なかなか動かない雲
頭の上は、
こんなに晴れているのに
2010年09月26日 11:53撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 11:53
頭の上は、
こんなに晴れているのに
金時山
2010年09月26日 11:54撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 11:54
金時山
部分的に始まった紅葉を知る
2010年09月26日 12:26撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 12:26
部分的に始まった紅葉を知る
夕日の滝への下り道
せせらぎを聞きながら
2010年09月26日 13:07撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 13:07
夕日の滝への下り道
せせらぎを聞きながら
気持ちのよい道
2010年09月26日 13:07撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 13:07
気持ちのよい道
妻も楽しげ
2010年09月26日 13:09撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 13:09
妻も楽しげ
見ていて飽きない景色
2010年09月26日 13:10撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 13:10
見ていて飽きない景色
せせらぎの音を聞ける
ベンチ
2010年09月26日 13:23撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 13:23
せせらぎの音を聞ける
ベンチ
忽然と現れた東屋
目の前に水の風景
2010年09月26日 13:26撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 13:26
忽然と現れた東屋
目の前に水の風景
夕日の滝
滝壺に近寄ると飛沫が
2010年09月26日 13:49撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 13:49
夕日の滝
滝壺に近寄ると飛沫が
夕日の滝、全景
来てよかった
2010年09月26日 13:50撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 13:50
夕日の滝、全景
来てよかった
夕日の滝キャンプ場で
2010年09月26日 13:53撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 13:53
夕日の滝キャンプ場で
金太郎の生家跡、という
2010年09月26日 14:01撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 14:01
金太郎の生家跡、という
大雄山駅前にはご本人が
2010年09月26日 14:43撮影 by  DMC-FX9, Panasonic
9/26 14:43
大雄山駅前にはご本人が
撮影機器:

感想

台風一過で晴天という予報を聞き、雨に祟られた6月27日のリベンジに挑んだが、今回も富士山の眺望は雲に阻まれた。
それでも、それぞれに趣を異にする矢倉岳への広葉樹林、足柄峠までの杉木立、夕日の滝に至る沢の歩きを満喫した。
惜しむらくは、足柄峠での昼食を終えた直後から曇天になってしまったこと。やはり、山は晴れていてほしいものだ。

本村周辺の田んぼでは稲刈りが進む。その畦道沿いにヒガンバナの一群が赤く映える。絶妙のコントラストが美しい。
神社の正面を左に曲がるあたりでキンモクセイの甘い香り。どこかに木があるはずだと、周囲を見回しながら先を急ぐ。
登山口から1時間ほど。樹林内の道は眺望に恵まれないが、随所に爽やかな木漏れ日が注ぐ。気持ちのいい朝を味わう。

頂上では先客が双眼鏡や望遠のカメラを構えていた。「おはようございます」と声をかけるが、12人、誰も返事をしない。
木製の展望櫓の上に7人も乗っている。眼下の相模湾を眺めようと思って並ぶが、譲ってくれそうな人はまったくない。
「あれはトビ?」と、その中の1人が尋ねたが、やはり「……」。知り合い同士ということでもなさそうな大集団だ。

待つこと20分。業を煮やして下山開始。すれ違った人が「今日、明日がタカの渡りを見られる最後」と教えてくれた。
特異日か。今後9月の下旬に矢倉岳に登るのはやめようと思った。梅雨に登らないことに続き、貴重な経験則を重ねた。
火山岩由来の砂地が続く下りはやや単調だが、汗が引いて快適に。万葉公園の歌碑に、古の辺境にあった人々を思う。

足柄峠の広場は奥に腰掛けた。箱根外輪山から金時山、愛鷹山、富士山、三国山、丹沢山系まで見渡すことができる。
富士山に正対する格好で昼食に。「食べている間に雲が動かないかしら」、「無理ね」と傍らで妻が自問自答している。
のどかな時間だ。近くの芝生では、シートの上で昼寝をするハイカー、本を読む家族連れも。富士山だけが見えない。

ここから1kmほどは林道歩きを余儀なくされる。金時山へのハイキングコース。道端で部分的に紅葉したモミジを見つけた。
途中から左に折れて夕日の滝に向かう下りは極めて快適。ほどなく、せせらぎの音が聞こえ、小さな沢を何回も渡る。
圧巻は夕日の滝。キャンプ場の奥だが、見なければ損。夏は涼感あふれる憩いの場になるのだろう。秋を再認識する。

またしても富士山の頂を見ることはできなかったが、楽しい一日だった。今夜は、週明けに迫った仕事の準備を急ごう。


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