ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7975284
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

残雪の五頭連峰稜線歩き 菱ヶ岳〜五頭山縦走周回 今年は雪が多いです(新潟県阿賀野市、阿賀町) 

2025年04月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
04:03
距離
12.5km
登り
1,271m
下り
1,264m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:55
休憩
0:20
合計
4:15
距離 12.5km 登り 1,271m 下り 1,264m
7:55
59
8:54
8:55
53
9:48
9:49
28
10:17
41
10:58
11:13
8
11:21
11:22
2
11:24
6
11:30
31
12:01
12:03
7
天候 晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車で行く場合は磐越自動車道安田インターから村杉温泉まで約8km。国道290号線村杉温泉を過ぎてすぐの安野川の橋を渡る手前で山の方へ曲がり、そこから2km走ると菱ヶ岳登山口があります。駐車可能台数はおよそ50台。トイレなし。さらに道を進むと五頭山三ノ峰コース登山口のある「どんぐりの森キャンプ場」の駐車場があります。こちらは30台くらいでしょうか。トイレはキャンプ場のを使うことができます。

公共交通機関利用の場合は羽越本線の水原駅から阿賀野市営バス村杉温泉行き。乗車時間は23分。運賃は100円(安い!)。バス停から菱ヶ岳登山口までは約2km。どんぐりの森登山口へは約3km。

阿賀野市営バス
https://www.city.agano.niigata.jp/soshiki/somuka/1/2/2719.html

平日のみ運行の便もあるので注意
コース状況/
危険箇所等
新潟の下越地方では人気の山で、無雪期の登山道は全区間明瞭。残雪期の本日は、菱ヶ岳と五頭山どちらも4合目あたりから上の登山道は99.9%雪に覆われていました。雪はザクザクで比較的歩きやすく私は全区間トレランシューズのツボ足(滑り止め着用せず)、かつストックなしで踏破。他の登山者の皆さまはほぼ全員アイゼンやチェーンスパイクなどの滑り止め着用、またはスパイク付き長靴を履き、ダブルストックで歩いていらっしゃいました。滑り止めありのダブルストックが残雪期五頭山のスタンダードなんだと思われます。

今回歩いたコースは全区間トレース(足跡)がありました。ですが登山道と残雪を交互に歩く場合は足跡を見失うことがあるのでアプリあったほうがいいです。菱ヶ岳〜五頭山の稜線は基本いちばん高いところを忠実に辿ればまず間違いないですが、東側は小さいながらも雪庇になっている箇所もありましたのであまり端に寄りすぎない方が無難です。広いところはともかく狭い箇所はトレース通りに歩くことをおすすめします。

現在はまだ積雪が豊富ですが、これから雪解けが進んでいくと踏み抜き多発すると思われますので要注意です。

『分県別登山ガイド16 新潟県の山』によりますと、菱ヶ岳登山口→北山→菱ヶ岳のコースタイムは上り3時間、下り2時間10分。

縦走路のコースタイム、菱ヶ岳→五頭山は1時間50分。五頭山→菱ヶ岳は2時間。

五頭山〜三ノ峰〜どんぐりの森登山口〜菱ヶ岳登山口のコースタイムは下り2時間40分、上り3時間20分。
その他周辺情報 村杉温泉には「五頭山麓 うららの森」という道の駅ではないけれどほとんど道の駅のような施設があり、物産品の買い物や食事ができます。

下山後の温泉は村杉温泉に「薬師の湯」という共同浴場があります。内湯のみで大人300円。備え付けのシャンプーリンスボディーソープ無しなので自前で用意する必要あり(窓口で小袋売ってます)。裏手には無料の足湯もあります。駐車場は狭いので混んでると駐車できないかも。

また少し足を伸ばせば五頭温泉郷の今板温泉、出湯温泉、さらに足を伸ばせば月岡温泉、咲花温泉もあります。

周辺のコンビニは、出湯温泉の先にローソン阿賀野畑江店があります。村杉温泉からは国道290号線を北(新発田方面)へ約3km。
今日は毎年恒例そして楽しみにしている残雪期五頭連峰の稜線を歩きに来ました。まずは村杉温泉奥の駐車場から菱ヶ岳へ向かって登っていきます。では行ってまいる
2025年04月05日 07:51撮影 by  SO-53C, Sony
10
4/5 7:51
今日は毎年恒例そして楽しみにしている残雪期五頭連峰の稜線を歩きに来ました。まずは村杉温泉奥の駐車場から菱ヶ岳へ向かって登っていきます。では行ってまいる
30分近く上って菱見平の休憩場所。登山口をスタートしてからすぐ登山道脇に残雪があったので「これ去年よりだいぶ雪多そうだな」とビビったのですが、どうなりますやら。一応軽アイゼンは持ってきてますが、使わずに済むといいな
2025年04月05日 08:18撮影 by  SO-53C, Sony
8
4/5 8:18
30分近く上って菱見平の休憩場所。登山口をスタートしてからすぐ登山道脇に残雪があったので「これ去年よりだいぶ雪多そうだな」とビビったのですが、どうなりますやら。一応軽アイゼンは持ってきてますが、使わずに済むといいな
菱見平を過ぎてしばらく行った5合目手前あたりから足元はずっと雪になりました。先行者のトレースはしっかり付いているので見失わないように上っていきます。雪は程々に緩んでいてツボ足で上がれます
2025年04月05日 08:27撮影 by  SO-53C, Sony
14
4/5 8:27
菱見平を過ぎてしばらく行った5合目手前あたりから足元はずっと雪になりました。先行者のトレースはしっかり付いているので見失わないように上っていきます。雪は程々に緩んでいてツボ足で上がれます
これから向かう杉端の小ピーク。ここは夏道だと峰の左側を巻いて行くのですが、残雪期は直登します(冬道)
2025年04月05日 08:54撮影 by  SO-53C, Sony
10
4/5 8:54
これから向かう杉端の小ピーク。ここは夏道だと峰の左側を巻いて行くのですが、残雪期は直登します(冬道)
杉端の冬道。ここがこのルートの最難所。けっこうな急登で、手を使わないと上れないほどです。だいぶ難儀しました。上りだったからまだいいけど、雪があるときにここを下りで使うのはイヤだなぁ
2025年04月05日 08:56撮影 by  SO-53C, Sony
11
4/5 8:56
杉端の冬道。ここがこのルートの最難所。けっこうな急登で、手を使わないと上れないほどです。だいぶ難儀しました。上りだったからまだいいけど、雪があるときにここを下りで使うのはイヤだなぁ
ようやくめざす菱ヶ岳が見えてきました。今日は晴れ予報が出てたのですが、うーむイマイチすっきり晴れてくれない。出てくるのが早すぎたかな?
2025年04月05日 09:18撮影 by  SO-53C, Sony
9
4/5 9:18
ようやくめざす菱ヶ岳が見えてきました。今日は晴れ予報が出てたのですが、うーむイマイチすっきり晴れてくれない。出てくるのが早すぎたかな?
さあ菱ヶ岳へ最後の上りだ。ツボ足で何とか上れていますが、そこそこ急登なのでチェンスパあった方が楽かもしれません
2025年04月05日 09:33撮影 by  SO-53C, Sony
13
4/5 9:33
さあ菱ヶ岳へ最後の上りだ。ツボ足で何とか上れていますが、そこそこ急登なのでチェンスパあった方が楽かもしれません
もう少し。ありゃりゃ、くもりだ
2025年04月05日 09:41撮影 by  SO-53C, Sony
13
4/5 9:41
もう少し。ありゃりゃ、くもりだ
スタートしてから1時間50分で五頭連峰最高峰の菱ヶ岳山頂(974m)。無雪期よりも10分くらい余計にかかっただけか。まあまあなペースかな。
山頂はちょうど誰もいないタイミング。五頭山に比べて菱ヶ岳は登山者少なめです
2025年04月05日 09:43撮影 by  SO-53C, Sony
21
4/5 9:43
スタートしてから1時間50分で五頭連峰最高峰の菱ヶ岳山頂(974m)。無雪期よりも10分くらい余計にかかっただけか。まあまあなペースかな。
山頂はちょうど誰もいないタイミング。五頭山に比べて菱ヶ岳は登山者少なめです
越後平野を眺めますが見晴らしあるものの雲がかかっています。これ本当に晴れてくれるんかな
2025年04月05日 09:44撮影 by  SO-53C, Sony
10
4/5 9:44
越後平野を眺めますが見晴らしあるものの雲がかかっています。これ本当に晴れてくれるんかな
さてこれから五頭山に向かって待望の稜線歩き開始です
2025年04月05日 09:45撮影 by  SO-53C, Sony
15
4/5 9:45
さてこれから五頭山に向かって待望の稜線歩き開始です
先行者のトレースを忠実に辿っていきます。稜線も雪は程よく緩んでおり、さほど沈むこともなく普通に歩けます。沈んでも深さ最大10cmくらい?
2025年04月05日 09:54撮影 by  SO-53C, Sony
13
4/5 9:54
先行者のトレースを忠実に辿っていきます。稜線も雪は程よく緩んでおり、さほど沈むこともなく普通に歩けます。沈んでも深さ最大10cmくらい?
この風景が見たかったんですよ。雪の稜線歩きは格別です。といっても冬山は億劫で手を出さないので残雪期しかやらないんですけども(笑)あとは青空が出てほしいな
2025年04月05日 10:03撮影 by  SO-53C, Sony
21
4/5 10:03
この風景が見たかったんですよ。雪の稜線歩きは格別です。といっても冬山は億劫で手を出さないので残雪期しかやらないんですけども(笑)あとは青空が出てほしいな
雪山は同じような写真ばかりになってしまいますw
2025年04月05日 10:22撮影 by  SO-53C, Sony
14
4/5 10:22
雪山は同じような写真ばかりになってしまいますw
東側の斜面は急峻で、雪が落ちているところがあります。小さいながらも雪庇になっている場所もあるので、あまり寄りすぎない方が無難です。稜線の積雪は3mくらいかな?
2025年04月05日 10:23撮影 by  SO-53C, Sony
27
4/5 10:23
東側の斜面は急峻で、雪が落ちているところがあります。小さいながらも雪庇になっている場所もあるので、あまり寄りすぎない方が無難です。稜線の積雪は3mくらいかな?
おお、やった。青空が出てきた。
稜線上は木がほとんど埋まっており、邪魔にならず進みやすかったです。雪が少ないと木が出ている箇所が多くなりますから
2025年04月05日 10:35撮影 by  SO-53C, Sony
13
4/5 10:35
おお、やった。青空が出てきた。
稜線上は木がほとんど埋まっており、邪魔にならず進みやすかったです。雪が少ないと木が出ている箇所が多くなりますから
稜線のアップダウンはそこそこありますが、いちばんきついのは終盤の三差路への上りです。ここはツボ足だと少し苦労しました。足跡あるものの、さらにその上からキック入れて一歩一歩確実に上っていきます
2025年04月05日 10:37撮影 by  SO-53C, Sony
14
4/5 10:37
稜線のアップダウンはそこそこありますが、いちばんきついのは終盤の三差路への上りです。ここはツボ足だと少し苦労しました。足跡あるものの、さらにその上からキック入れて一歩一歩確実に上っていきます
これは一ノ峰です。小学生の頃に五頭山に登ったことがありますが、そのときはここが五頭山頂だと思っていました(笑)山頂よりもここの方が展望優れていますし、休憩場所としても最適と思います
2025年04月05日 10:40撮影 by  SO-53C, Sony
16
4/5 10:40
これは一ノ峰です。小学生の頃に五頭山に登ったことがありますが、そのときはここが五頭山頂だと思っていました(笑)山頂よりもここの方が展望優れていますし、休憩場所としても最適と思います
三差路手前からの五頭山本峰。ここから先は三ノ峰コースが合流するため、一気に登山者が増えます
2025年04月05日 10:49撮影 by  SO-53C, Sony
9
4/5 10:49
三差路手前からの五頭山本峰。ここから先は三ノ峰コースが合流するため、一気に登山者が増えます
もうまもなく五頭山。登山者が多いのでトレースが広くなっています。他の登山者さん方は皆滑り止め着用かつダブルストックです。まあこれが普通の残雪期スタイルだよねえ
2025年04月05日 10:53撮影 by  SO-53C, Sony
14
4/5 10:53
もうまもなく五頭山。登山者が多いのでトレースが広くなっています。他の登山者さん方は皆滑り止め着用かつダブルストックです。まあこれが普通の残雪期スタイルだよねえ
五頭山頂(912m)に着きました。ふぅ〜、この残雪量でもトレランシューズのツボ足&ストックなしでどうにかなりました。まあ滑り止めとストックあった方が楽なことはわかってるんですけど、無い方が鍛錬になりますからねえ
2025年04月05日 10:58撮影 by  SO-53C, Sony
18
4/5 10:58
五頭山頂(912m)に着きました。ふぅ〜、この残雪量でもトレランシューズのツボ足&ストックなしでどうにかなりました。まあ滑り止めとストックあった方が楽なことはわかってるんですけど、無い方が鍛錬になりますからねえ
二王子岳と飯豊連峰がきれいに見えています。早く二王子神社までの道が開通しないかな〜。二王子岳の残雪歩きも楽しみです。ただ今年は雪が多いので、昨年(4月10日頃開通)よりもずれ込むかもしれません。そして今季は何回飯豊に入れるだろうか?
2025年04月05日 10:59撮影 by  SO-53C, Sony
20
4/5 10:59
二王子岳と飯豊連峰がきれいに見えています。早く二王子神社までの道が開通しないかな〜。二王子岳の残雪歩きも楽しみです。ただ今年は雪が多いので、昨年(4月10日頃開通)よりもずれ込むかもしれません。そして今季は何回飯豊に入れるだろうか?
ここまで歩いてきた稜線と菱ヶ岳。雪の上にレジャーシート敷いて座って休もうとしたのですが、尻が冷たいですw座布団が要るなぁ。サウナで使う折りたたみ式断熱素材のマットみたいなのがあればいいかも
2025年04月05日 10:59撮影 by  SO-53C, Sony
18
4/5 10:59
ここまで歩いてきた稜線と菱ヶ岳。雪の上にレジャーシート敷いて座って休もうとしたのですが、尻が冷たいですw座布団が要るなぁ。サウナで使う折りたたみ式断熱素材のマットみたいなのがあればいいかも
さて、尻が冷たいのでそろそろ下るか。やっといい感じに晴れてきました。もうちょっと遅くスタートすればよかった
2025年04月05日 11:18撮影 by  SO-53C, Sony
17
4/5 11:18
さて、尻が冷たいのでそろそろ下るか。やっといい感じに晴れてきました。もうちょっと遅くスタートすればよかった
途中の一ノ峰からの菱ヶ岳。三ノ峰を経由するコースはやはり登山者が多いですね。ひっきりなし……というほどでもないですが、ちょくちょく上ってくる方々とスライドします
2025年04月05日 11:21撮影 by  SO-53C, Sony
16
4/5 11:21
途中の一ノ峰からの菱ヶ岳。三ノ峰を経由するコースはやはり登山者が多いですね。ひっきりなし……というほどでもないですが、ちょくちょく上ってくる方々とスライドします
越後平野の方向も雲が取れてきました
2025年04月05日 11:21撮影 by  SO-53C, Sony
11
4/5 11:21
越後平野の方向も雲が取れてきました
下りはトレースを外してグリセード気味にどんどん進みます。標高落としていくと踏み抜くこともしばしば。そして雪道から普通の登山道になると足の運びを変える必要があるので、その切り替えにちょっと戸惑いましたw
2025年04月05日 11:31撮影 by  SO-53C, Sony
8
4/5 11:31
下りはトレースを外してグリセード気味にどんどん進みます。標高落としていくと踏み抜くこともしばしば。そして雪道から普通の登山道になると足の運びを変える必要があるので、その切り替えにちょっと戸惑いましたw
どんぐりの森登山口に下山ですっ。あとは道路を歩いて菱ヶ岳登山口の駐車場へ。雪が多くても無事に歩ききれました。いやー楽しかった。満足満足
2025年04月05日 12:01撮影 by  SO-53C, Sony
13
4/5 12:01
どんぐりの森登山口に下山ですっ。あとは道路を歩いて菱ヶ岳登山口の駐車場へ。雪が多くても無事に歩ききれました。いやー楽しかった。満足満足
駐車場までの道路から見上げる菱ヶ岳。予定と天気が合えば雪があるうちにもう一回来ようかな
2025年04月05日 12:06撮影 by  SO-53C, Sony
13
4/5 12:06
駐車場までの道路から見上げる菱ヶ岳。予定と天気が合えば雪があるうちにもう一回来ようかな
北区の福島潟から眺める五頭連峰。まだ五頭連峰の松平山に登ったことがないので、とりあえず今年の目標に松平山登頂を挙げておきます。魚止めの滝の橋が壊れたため山葵山コースが閉鎖され周回コースを取れなくなったのが痛い。残雪期限定の金鉢山は私の力量だとちょっと厳しいかな?
2025年04月05日 16:47撮影 by  SO-53C, Sony
21
4/5 16:47
北区の福島潟から眺める五頭連峰。まだ五頭連峰の松平山に登ったことがないので、とりあえず今年の目標に松平山登頂を挙げておきます。魚止めの滝の橋が壊れたため山葵山コースが閉鎖され周回コースを取れなくなったのが痛い。残雪期限定の金鉢山は私の力量だとちょっと厳しいかな?
撮影機器:

感想

毎年恒例そして楽しみにしている残雪期の五頭連峰稜線歩き。今年は例年よりも雪が多いので「どうかな?」と思ったのですが、歩き慣れたコースなので何とかなるだろうと行ってみました。一応お守り代わりの軽アイゼンをザックに忍ばせておきましたが、「全部ツボ足で歩けたらいいなあ」と考えつつスタートです。

まずは菱ヶ岳へ上っていきます。スタート直後すぐ登山道脇に残雪があったのでいきなりビビリます(笑)着々と標高上げていくと、4〜5合目あたりからはずっと雪道歩きとなりました。昨年3月30日に歩いたときは7〜8合目付近から上が雪道だったのでやはり今年はだいぶ雪が多いです。しかしながら雪面は程よく緩み、ツボ足で上ることができました。時折出てくる急登は滑り止め無しだとやや難儀しましたが……。

五頭連峰最高峰の菱ヶ岳へ上がると曇り空……。あれえ?今日は晴れ予報出てたんだけどな。でも気を取り直してここから待望の稜線歩き開始。五頭山めざしていくつものアップダウンをこなして進んでいきます。いやー、雪道歩きは本当に楽しい。稜線は風がなく寒くもなく、雪質も歩きやすくて快適に進めました。稜線の積雪は3mくらい。木がほとんど埋まっており、邪魔になりませんでした。

稜線を歩くこと1時間少々、三ノ峰方面からの道を合わせると一気に登山者が増え、ほどなく五頭山頂に到着です。山頂からは二王子岳と真っ白な飯豊連峰を望むことができました。ここでレジャーシート敷いて座って休憩しようとするも、雪で尻が冷たいので座しての休憩は断念w

下山は三ノ峰を経由してどんぐりの森へのコース。山頂を後にすると、あちゃー、青空が出てきちゃいました。もっとゆっくり出てくればよかった(苦笑)典型的な登山あるあるです。雪道の下山は早い。トレース外したところをグリセード気味でどんどん下っていきます。雪道から普通の登山道に変わると足の運び方が変わるので切り替えに苦労しましたが……。どんぐりの森に下山し、あとは駐車場まで道路を歩いて本日の山行は終了です。

稜線歩きしている最中はスッキリ晴れてくれませんでしたが、それでも全区間ツボ足で歩ききれましたし、何事もなく下山できたので大満足です。ただ急な斜面は滑り止めあった方がいいのかな……。五頭山二王子岳くらいならともかく、飯豊朝日の固く締まった残雪用に着脱が楽なチェンスパ持っててもいいのかなとは思いました(軽アイゼンは装着やや面倒なので)。ちょっとネットで物色してみます。

さあ、次はもう一回五頭山へ挑むか、あるいは二王子神社への道が開通したら二王子岳かな?魚沼市の大力山、南魚沼市の坂戸山もちょっと考えています。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:537人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら