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Yamareco

記録ID: 7979634
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地東部

陰陽分水嶺(中山峠駐車帯 ⇒ 飯山西方1200m駐車帯)

2025年04月05日(土) [日帰り]
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GPS
08:46
距離
15.7km
登り
1,263m
下り
1,100m

コースタイム

日帰り
山行
8:42
休憩
0:05
合計
8:47
距離 15.7km 登り 1,263m 下り 1,100m
7:01
8
スタート地点
7:09
311
12:20
12:25
203
15:48
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
開始点:中山峠駐車帯
終了点:飯山西部1300m駐車帯
いずれも広さは十分で交通の妨げにはならないと思われる
コース状況/
危険箇所等
植林帯と自然林帯がほぼ半々。一部腰丈のササあり。踏み跡薄く、尾根筋がはっきりしない箇所ではコースアウトに注意が必要。
まずは終了点に車両をデポ
まずは終了点に車両をデポ
23年10月の到達地点「中山峠」まで移動してスタート。入口藪法則通り、出だしは笹ブッシュ。しかし一旦入ってしまえば踏み跡らしきものあり
23年10月の到達地点「中山峠」まで移動してスタート。入口藪法則通り、出だしは笹ブッシュ。しかし一旦入ってしまえば踏み跡らしきものあり
「入山禁止」の看板があったのはこのエリアがマツタケ山だから。23年秋にたどり着きながら暫く間隔があいてしまったのは他をやっていたことに加え、ここが留山だったから。。。春先を選定した理由のひとつ
「入山禁止」の看板があったのはこのエリアがマツタケ山だから。23年秋にたどり着きながら暫く間隔があいてしまったのは他をやっていたことに加え、ここが留山だったから。。。春先を選定した理由のひとつ
P682は象徴的なピークだけのことはあり山稜会プレートあり
P682は象徴的なピークだけのことはあり山稜会プレートあり
県道26号(新市七曲西城線)との交差部。一休みしたところで張り切って右側斜面に取り付くと・・・
県道26号(新市七曲西城線)との交差部。一休みしたところで張り切って右側斜面に取り付くと・・・
祠があり情緒が出てきたな、と思ったが・・・
祠があり情緒が出てきたな、と思ったが・・・
そのすぐ先で舗装路に引きずり降ろされた。地図見れば分かることだが、その時はすっかり忘れていた(笑)
そのすぐ先で舗装路に引きずり降ろされた。地図見れば分かることだが、その時はすっかり忘れていた(笑)
気を取り直して稜線を登り詰めるといきなり前面が開け伐採地に飛び出した。ちょうど西側(比婆連山方面)がはっきりと捉えられた
気を取り直して稜線を登り詰めるといきなり前面が開け伐採地に飛び出した。ちょうど西側(比婆連山方面)がはっきりと捉えられた
伐採後間もなくのため非常に歩き易いがもしこのまま放っておかれたら10年後大変なイバラヤブに変わることだろう。まさにそんなところを翌日に体験することとなった・・・(笑)
伐採後間もなくのため非常に歩き易いがもしこのまま放っておかれたら10年後大変なイバラヤブに変わることだろう。まさにそんなところを翌日に体験することとなった・・・(笑)
舗装路渡り返し、丑の河方面に向かうと・・・
舗装路渡り返し、丑の河方面に向かうと・・・
徐々に笹が茂り始め、歩くのに抵抗が出てきた。レベル1.5程度か
徐々に笹が茂り始め、歩くのに抵抗が出てきた。レベル1.5程度か
登り詰めると笹は薄くなり踏み跡も明瞭となる。P156に山稜会プレートは見当たらずテープだけ残させていただきました
登り詰めると笹は薄くなり踏み跡も明瞭となる。P156に山稜会プレートは見当たらずテープだけ残させていただきました
この付近林道が分水嶺を貫いているため、切通しでエア分水嶺化していた。法面で行き詰りやむなく巻き下る。
この付近林道が分水嶺を貫いているため、切通しでエア分水嶺化していた。法面で行き詰りやむなく巻き下る。
顕著な円錐形上はP668.2か?
顕著な円錐形上はP668.2か?
実はこの左右、厳密には分水嶺で登るべきだが、パスさせてもらった。茨灌木法面を忠実に辿っていたら30分は余分にかかっていたと思われる
実はこの左右、厳密には分水嶺で登るべきだが、パスさせてもらった。茨灌木法面を忠実に辿っていたら30分は余分にかかっていたと思われる
その先緩く右手に延びるのは、P790(保田山と呼ばれているらしい)への巡視路。本日ここまできてようやく道らしきところを歩けた(笑)
その先緩く右手に延びるのは、P790(保田山と呼ばれているらしい)への巡視路。本日ここまできてようやく道らしきところを歩けた(笑)
あっという間に到着。鉄塔の先に△あり
あっという間に到着。鉄塔の先に△あり
巡視路だから当然と言えば当然ながら良い道もここまで。再びササの中を進む
巡視路だから当然と言えば当然ながら良い道もここまで。再びササの中を進む
破線道に降り立つと意外にも幅員ある道で、かつては往来があったことが忍ばれた
破線道に降り立つと意外にも幅員ある道で、かつては往来があったことが忍ばれた
P768の山稜会プレート。実は、これまでプレート無しの顕著なピークが幾つもあったが、長い月日風雪に晒され落ちてしまっただけで本来は設置されていたのかもしれない。山稜会さんの設置場所地図があれば見てみたい。計画段階でどこに設置するのか予定されていたに違いない
P768の山稜会プレート。実は、これまでプレート無しの顕著なピークが幾つもあったが、長い月日風雪に晒され落ちてしまっただけで本来は設置されていたのかもしれない。山稜会さんの設置場所地図があれば見てみたい。計画段階でどこに設置するのか予定されていたに違いない
分水角(つの)
朝、中山峠に向かう途中に通過した権現峠までやってきた。深い切通しにどこから取りつくかアイコンタクトの結果、右手の階段状を登り、法面キワを木登りして登ることにした
朝、中山峠に向かう途中に通過した権現峠までやってきた。深い切通しにどこから取りつくかアイコンタクトの結果、右手の階段状を登り、法面キワを木登りして登ることにした
この先で稜線に戻り高みを目指すと・・・
この先で稜線に戻り高みを目指すと・・・
苦労して登ったがすぐに広域林道に降り立ち・・・
苦労して登ったがすぐに広域林道に降り立ち・・・
道路対岸の神社からP902に取りつく
道路対岸の神社からP902に取りつく
神社裏手に山稜会プレートが設置されており分水嶺上にいることの確認は取れたが・・・
神社裏手に山稜会プレートが設置されており分水嶺上にいることの確認は取れたが・・・
踏み込んだ途端、尾根状、谷状入り乱れた複雑な地形となりどこを辿ればいいのやらよく分からなくなる。人工的かつ不自然な地形の中で岩が積み重なる様は鉄穴流し痕のようだ。
踏み込んだ途端、尾根状、谷状入り乱れた複雑な地形となりどこを辿ればいいのやらよく分からなくなる。人工的かつ不自然な地形の中で岩が積み重なる様は鉄穴流し痕のようだ。
しばらく進むと尾根がはっきりしてきた
しばらく進むと尾根がはっきりしてきた
等高線は密で急ながら下草が無いのが救い
等高線は密で急ながら下草が無いのが救い
登り詰めたP912に、それを示すものは無かったが、昔は山稜会プレートがあったに違いない
登り詰めたP912に、それを示すものは無かったが、昔は山稜会プレートがあったに違いない
慎重に進んだつもりだが支尾根に入り込み登り返す始末。GPS見ていたにも関わらず・・・である
慎重に進んだつもりだが支尾根に入り込み登り返す始末。GPS見ていたにも関わらず・・・である
P918を通過
P82?を通過。この先P831付近でも2度ほど下り間違える。何度やっても難しい
P82?を通過。この先P831付近でも2度ほど下り間違える。何度やっても難しい
本日最後の登りP918手前鞍部には右手から林道が登ってきていた
本日最後の登りP918手前鞍部には右手から林道が登ってきていた
100mそこそこの登りに過ぎないが、これまでの疲労があり足が上がらない。しかし東側が伐採直後のこともあり、高度を上げるにつれ素晴らしい展望が広がる。
100mそこそこの登りに過ぎないが、これまでの疲労があり足が上がらない。しかし東側が伐採直後のこともあり、高度を上げるにつれ素晴らしい展望が広がる。
ここまで来ると前方猫山越しに当分水嶺企画のゴール、道後山が見えてきた
ここまで来ると前方猫山越しに当分水嶺企画のゴール、道後山が見えてきた
そのまま伐採地のキワを進み・・・
そのまま伐採地のキワを進み・・・
この鞍部で本日は終了。車両デポ地点(右側)へ向かう
この鞍部で本日は終了。車両デポ地点(右側)へ向かう
ちょうどいい頃合いに到着することができた。
ちょうどいい頃合いに到着することができた。

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ 剪定バサミ 脛ガード 財布

感想

広島県内分水嶺の中にあって、“近くない”、“情報が少ない”、“公共の交通機関が使えない”…の無い無い尽くしの北東エリア。

自分なら、コツコツラウンド方式で延ばす発想しかないが、ムダな歩きを排除したいワンウェイ派K氏が編み出した解は、自家用車2台で出向いてのデポ方式だった。

近隣に居住していながら乗り合わせず別々に出向く。一見壮大なムダに思えるが、分割して3〜4回かかるところを2回で済ませられるならば、同等コストで回数を半減。車両2台あれば車中泊がゆとりを持って過ごせることにもなり、実はコスパ高い贅沢プランなのかもしれない。

当区間は分水嶺に並行して広域林道が走っており、どこからでもエスケイプできる安心感があった。思い切って距離を延ばせる点からデポ方式に適した区間と言える。登山者目線では殆ど注目されていないが、比婆山、道後山、あるいは吉備方面を新鮮な角度から眺めることができる貴重な山域と感じた。

陰陽分水嶺(飯山西方1200m駐車帯 ⇒ 国道314号芸備線脇駐車帯) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7985277.html に続く。

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コメント

書いてあるとおりに、秋は松茸山、冬は林道の通行止め、自宅から遠くて下見も出来ない。
残された時間を考えれば、無駄に回数を重ねられない。。とすれば、この回が最も実行機会が悩ましいエリアでしたね。
プランニングの悩ましい苦しみを、少しは味わってほしいです(笑)
2025/4/25 6:37
数年前から綿密に企画されていたプランに対し、上っ面だけ眺めての軽薄な意見はとても申し上げられません(笑)
本来もう少し時間をかけ味わいながら取り組みたかったところを、当方の事情に鑑みご配慮いただいていることには心より感謝申し上げます。分水嶺企画完遂の折には疲弊したお腰をもみほぐして差し上げます(笑)
2025/4/25 8:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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