【宮崎】親父から祖母

2025年04月08日(火) [日帰り]

• GPS: 04:56
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,165m
• 下り: 1,161m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 1:02
• 合計: 5:49

距離 11.3km 登り 1,165m 下り 1,161m

6:43 親父岳登山口
7:41 7:42 親父山
8:04 8:05 障子岳
8:27 8:29 天狗岩
8:37 天狗ノ分かれ
8:42 ウラ谷岩鼻
9:09 10:07 祖母山
10:30 ウラ谷岩鼻
10:35 天狗ノ分かれ
11:23 11:24 障子岳
11:41 11:43 親父山
12:35 親父岳登山口

天候

晴れ。風あり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

親父岳登山口。付近にトイレはありません

コース状況／危険箇所等

よく整備されています。親父山周辺の自然木を利用した階段が歩きやすくて良い。障子岳は崩壊地に注意。こちら側からの祖母山は荒々しい岩場をハシゴとロープで登るスリリングなコース。油断大敵

写真

4/8 6:40

林道親父山・五ヶ所線。きちんと舗装されてますが、途中落石がちらほらありました

4/8 6:42

親父山登山口。はじめは砂利敷きの林道を歩きます

4/8 6:54

鹿のご遺体に遭遇。今日は長めのコースなのでペース早めにしようかなと思っていた矢先、開始10分でさっそく足を止める。南無南無。

4/8 6:59

最初はわりと広い作業道を歩きますが、バリケードがあるので車では進入できません

4/8 7:01

登山道に入る

4/8 7:03

親父の山道具らしきものを発見

4/8 7:25

自然木の階段が足の裏に優しい。さっきの山道具はこの階段を整備するためのもののようです

4/8 7:31

雰囲気のいい斜面を登ります

4/8 7:40

終戦後まもなく山中で墜落遭難したというB29の部品。山には自然だけでなく人間の歴史も幾層に重なって眠っていますね

4/8 7:40

親父山山頂。あまりピーク感はないものの、静かでいい場所です

4/8 7:42

歩いていて本当に気分のいい縦走路

4/8 7:46

バイケイソウも芽が出始めています

4/8 7:49

稜線の左手には祖母山。雄大

4/8 7:50

反対側もいい景色

4/8 7:52

足元にはまだ霜柱があります

4/8 7:59

祖母山アップ

4/8 8:03

障子岳に到着

4/8 8:03

お目当ての「熊ノ社」。往時に作られた熊の供養碑です。昔は九州にも熊がたくさんいたそうです。現在は絶滅したものとみなされていますが、人知れずひっそりと山奥で暮らしてくれていたらいいですね

4/8 8:07

障子岳の名前のとおりの凄まじい岩壁

4/8 8:22

烏帽子岩？　たくさん岩峰があって名前はよくわからないけれど、とにかくgoodな景色が続きます

4/8 8:27

祖母山も近くなってきた

4/8 8:42

岩場が多く、展望台のフルコースですが、ふつうに縦走路もいい景色なので寄り道的な展望台はスルーしがち

4/8 8:58

縦走なので降りて登っての連続。無理しないようコツコツ登ります

4/8 9:05

いよいよ祖母への登り。ハシゴ

4/8 9:06

ハシゴに次ぐハシゴ。けっこうすごい岩場なので、ハシゴとロープがなかったら一般人には登れそうもありません

4/8 9:10

ロープに鎖

4/8 9:12

あと一息ですが、油断のならない岩場

4/8 9:16

祖母山到着

4/8 9:54

山頂でマンサクの花が咲いていました

4/8 9:58

歩いてきた道を眺める

4/8 10:01

登りでは気がつかなかったけれど、山頂直下のハシゴゾーンでたくさん咲いてました。花を愛でるのにちょうどいい高さですが、足元を踏み外して滑落しないように要注意

4/8 10:02

花アップ。まだこれからたくさん咲きそう

4/8 11:06

復路、祖母を振り返る。お世話になりました

4/8 11:25

以上、親父と祖母の旅でした
（ちなみに、親父山の手前に赤川浦岳［アカゴウラダケ］という山があって、祖母・親父・赤子の三世帯を構成しているのだそう）

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

蟻と雑草

猟師がつかう山言葉で、熊のことを親爺というそうで、それが親父山の由来とのこと。今や九州では絶滅したとされている熊（ツキノワグマ）ですが、隣の障子岳には明治時代に殺された熊の供養碑が建てられており、もしや現代の九州の山中にも隠れ潜んでいるのではと興味をそそられるエリアです。そんな親父山から障子岳、天気も良いのを幸い、おまけで祖母山まで足を伸ばしてピストン縦走をしてみました。祖母山への最後の登りがややきつかったものの、マンサクの花も咲き始め、楽しい春の山歩きになりました。