大佐飛山× - コレが限界です。でも目的は達成したので〇。

2025年04月08日(火) [日帰り]

• GPS: 11:16
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,310m
• 下り: 1,316m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:50
• 休憩: 2:26
• 合計: 11:16

距離 15.1km 登り 1,310m 下り 1,316m

5:46 黒滝大佐飛新登山口
6:14 6:26 稜線分岐
6:56 7:06 三石山
7:46 サル山
8:03 8:17 休憩
8:37 山藤山
9:16 河下山
9:30 9:34 写真タイム
9:38 10:01 黒滝山
10:30 西村山
11:31 11:37 大長山
11:57 12:35 ランチタイム
12:51 大長山
13:36 西村山
14:07 14:20 黒滝山
14:31 河下山
14:57 山藤山
15:27 サル山
15:51 三石山
16:12 稜線分岐
16:16 16:42 百村山
16:45 稜線分岐
17:02 黒滝大佐飛新登山口

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新登山口の林道わきに路駐。（5時半時点で先行車6台）

コース状況／危険箇所等

三石山以降は雪たっぷり。
9時頃から雪は緩み始め、深い踏み跡は非常に歩き辛い。このような雪の状態では、ワカンやスノーシューが良いのかもしれない（急斜面を除く）。
帰路、黒滝山手前で鴫内山に向かうトレースに誘われないよう注意。

ファイル

大佐飛山.jpg

計画ルート図
（更新時刻：2025/04/09 09:43）

写真

4/8 5:46

先行車6台。とっくに出発してました。
大佐飛山は無理かもしれないけど、天空回廊だけは是非見てみたいなぁ。
写真内の梯子から、張り切って行って来ま〜す。

4/8 5:52

稜線まで一気の急登。
湿った土が滑るので下山時はチャンスパかな。

4/8 6:14

稜線に出て一服する。
既に足パンパン。

4/8 6:41

雪はカチカチで歩きやすい。（今のところは）

4/8 6:51

黒滝山まで3km？
近いと思ったら大間違い。

4/8 6:57

三石山到着。
この先は雪が続きそうなので、ココでチェンスパ装着。

4/8 7:07

4/8 7:23

サル山手前の急登。
帰路では笹が少し出ていて危険だった。

4/8 7:42

4/8 7:46

サル山通過。

4/8 8:22

山藤山への登りが辛い。
休憩中に百村山経由で来た方に追い越される。

4/8 8:37

山藤山通過。

4/8 8:37

黒滝山が見えた。
遠い・・・

4/8 8:44

ヤバっ！

4/8 9:09

4/8 9:12

歩いてきた山藤山とサル山だろうか。

4/8 9:13

ココはチョット緊張した。
帰路では笹側を歩いた。

4/8 9:16

河下山通過。（山名板なし）

4/8 9:26

見た目より急です。

4/8 9:31

黒滝山手前から後ろを見ると那須連山の絶景が。
中央奥の三角が旭岳。

4/8 9:43

そして来た〜、黒滝山。

4/8 10:01

南には鴫内山に続く尾根が見えた。
右のピークが剣先かなぁ。

4/8 10:07

樹林帯を降りて行くんだけど、黒滝山西村山間は地形が複雑な上にトレースも複数あり、少なからずRFが必要そう。

4/8 10:22

なんとか西村山に続く稜線に乗ったが、もはや雪はグズグズでペースが落ちる。

4/8 10:27

4/8 10:31

西村山通過。

4/8 10:33

左のピークが大佐飛山か!?
いや、大長山です。

4/8 10:35

ウォー、これまた絶景。
つい何枚も撮ってしまう。

4/8 10:42

風が弱くて良かった。

4/8 10:57

これを天空回廊として戻ろうかな。

4/8 11:18

高原山を望む。
手前は小佐飛山の稜線で、その後ろは弥太郎山らしい。

4/8 11:31

計画の1時間遅れで大長山に到着。
清く大佐飛山は諦め、この先の天空回廊を見に行こう。

4/8 11:38

おぉ、ついに来たのか!?

4/8 11:42

西方向には日留賀岳（奥左）。

4/8 11:44

また撮ってしまった裏那須。
この辺ですれ違った大佐飛山帰りのハイカーは、なんと5時過ぎスタートだと。このコンディションで9時間ペースとは驚愕です。

4/8 11:48

どこまでも続く。
ノートレースだったらなぁなんて、叶わぬ夢だ。

4/8 11:54

左のピークが大佐飛山だね。往復3時間は掛かりそうなので残念ながらココまで。
那須連山を眺めながらランチにした。

4/8 12:35

ランチ後帰ろうとすると、大佐飛山から3人（たぶん）パーティーが降りて来た。

4/8 12:46

弛んだ雪に足を取られながら、まずは大長山までガンバ。

4/8 13:17

次は西村山へ。
ふぅ〜、下山と言えども楽じゃない。

4/8 13:39

西村山を通過しそのままトレースを追ったら、いつの間にか鴫内山ルートに進んでいた。

4/8 13:55

途中から黒滝山ルートに復帰中。
写真の踏み跡は、同じように迷い込んだ人のものと思われる。

4/8 14:04

木々を縫うようにトレースは続くが、ノートレースだったら確実に迷うだろう。

4/8 14:06

黒滝山まで戻った。しばし休憩。

4/8 14:32

裏那須の見納め。

4/8 14:44

山藤山とサル山。
そりゃあ登りはまだあるよね。

4/8 14:53

振り返って河下山。
見た目通り急な下りでした。

4/8 15:01

山藤山を過ぎて樹林帯の下り。

4/8 15:14

サル山の手前は穏やか。

4/8 15:31

踵を突き刺すようにして降りる。

4/8 15:41

笹が出て来た急斜面。ロープを出しても良いレベル。

4/8 15:50

もうすぐ三石山。

4/8 15:55

三石山を過ぎれば、日陰を除き雪はなくなる。
せっかくだから百村山に寄って行こうか。

4/8 16:21

ピークらしくない百村山山頂。コーヒーで一服。
ポットのお湯は11時間以上たっていたが、辛うじて使えた。

4/8 16:46

登山口まではチェンスパを付けたまま急坂を下りて行く。

4/8 17:00

登山口には自車を含め5台も残っていた。
久しぶりのガッツリ山行で身体はもうガタガタです。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

kinoe

まさか自分が大佐飛山を目指すなんて、数日前までは考えもしませんでした。
それが、連日のように上がるレコを見ているうちに「別に山頂に立たなくても、天空回廊を見れればそれで十分じゃないか！」と思い始め、珍しく詳細なタイムスケジュールを設定し実行することにしました。

5時半頃登山口に着くと、平日だというのに先行車6台。皆さん、夜明け前の出発だったようです。そりゃそうだ、標準CTは往復12時間ですからね。急いで身支度し、予定より少しだけ早くスタートできました。

山藤山までは概ね予定通りに進めたのですが、以降は雪が緩み始めたこともあり徐々に遅れ始め、黒滝山到着時点で30分、西村山到着時点で1時間遅れと、明らかにペースが落ちていきました。（厳密には歩くペースの遅れ以上に、回復のための休憩時間が想定より長く必要だった。）

そして、何とか踏ん張って到着した大長山は、10時半到着予定のところ1時間遅れの11時半でした。11時半はまさに大佐飛山の到着予定時刻です。さてどうするか。一応考える振りをしてみると、このコンディションでの大長山から大佐飛山のピストンは、ランチ抜きでも少なくとも3時間はかかりそうです。加えて更なる融雪と体力の低下などなど、、、結果、どうやらこのまま大佐飛山行きを決行すれば、下山は19時以降になりかねません。
とまぁ、そもそも無理を承知の計画だったし正直バテバテだったので、大長山の少し先、目的だった天空回廊と大佐飛山、そして那須連山を望める最高の場所でランチし引き返すことにしました。

帰路では、西村山から黒滝山に向かう途中で進路を間違えてしまいました。分岐には気付かなかったのですが、普通にトレースを追って行ったらいつの間にか鴫内山ルートに進んでいたのです。危ない危ない。たぶん同様な間違いをした人が付けたのでしょう、間違いに気付いた場所付近から強引に黒滝山ルートに向かうトレースがありそれを追ったのですが、だいぶ弛んだ雪のせいでほぼラッセル状態で苦労しました。
黒滝山以降は、急な下りでもバランスを崩さないコツが徐々に身に付いたみたいで、意外とスムーズに進めたような気がします。
ゴール目前では百村山に寄ってコーヒーを飲み、辛うじて「らしい」山行として〆ました。

今回は残念ながら大佐飛山には届きませんでしたが、高確率で想定していた事ですし天空回廊は見れたので充分満足です。ただ、仮に雪の状態が山行中ずっとカチカチだったら行けたとも思うわけで、果たしてそんな状態ってあるのでしょうかねぇ。ま、考えても仕方ないんですけど。。。

今日は木曜日、あれから2日経ちまだまだ絶賛筋肉痛なのですが、想定外だったのは日焼けです。まったく無警戒でした。アゴの辺りが痒くて痒くて。