八徳（やっとこ）の一本桜と加治丘陵に咲くマキノスミレ。

2025年04月09日(水) [日帰り]

• GPS: 02:58
• 距離: 8.2km
• 登り: 291m
• 下り: 291m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:13
• 休憩: 0:38
• 合計: 2:51

距離 8.2km 登り 291m 下り 291m

9:08 入間市農村環境改善センター
9:15 9:24 桜山展望台
9:44 9:45 阿須山
10:22 阿須山
10:46 11:09 四等三角点 仏子
11:31 11:32 阿須山
11:45 11:46 桜山展望台
11:53 11:56 入間市農村環境改善センター
11:59 ゴール地点

天候

☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■八徳の一本桜・・・奥武蔵グリーンライン上顔振峠先の路肩
■加治丘陵・・・入間市農村環境改善センター🅿️

コース状況／危険箇所等

■顔振峠、風影集落、八徳集落には危険な道はありません。生活道路を含めた歩きです。
■加治丘陵は散策路ですが一部枝道を歩いてます。丘陵北面は急峻でコースは限られますが一部崩壊が続き通行禁止もあります。

写真

【4月8日顔振峠を起点に周回】
今年も奥武蔵の山上集落に咲く孤高の桜「八徳の一本桜」。昨年は終宴だったので満開の姿を見て頬が緩みます😊

いつもは脇役的な2本の桜ですがこの日はバッチリ撮りますよ。天気も良く遠く奥多摩方面の展望も良好です。

主役・脇役と連なる奥武蔵・奥多摩の山々。

定番のショットですが松が少々被ってしまいました。あと10m左がベストでしょうね。

樹勢、枝ぶり、花付きと”満点”の一本桜、自分と同じ時代を生きる桜であります。

味のあるベンチがリニューアル、いずれいい味出してくるかな？

まったりコーヒタイム♪

次の方がきたので重い腰をあげます。

桜越しの蕎麦粒山を中心にずっと残ってほしい風景です。

枝の先までびっしりと花が付き、今年はベストタイミングの訪問となりました。

武甲山を望む顔振峠の風景。

山上集落に春の訪れ♪

顔振峠の富士見茶屋、枝垂れ桜には1週間早かったようですが染井吉野は見頃。同時に咲くタイミングとはならなかったようです。

富士見茶屋と満開の桜。蕎麦筒山や飯能市最高峰の日向沢ノ峰、そして奥多摩の川苔山と見渡せます。

【4月9日加治丘陵徘徊】
本日の探し物はマキノスミレ。そろそろ咲きはじめた頃かと思い丘陵を2時間半散策。激減したのか裏年なのかまったく見当たらず諦めて🅿️へ戻りかけた時杉林の中で何とか発見。他のスミレにゃ申し訳ないけど気品があるお姿であります。

目撃したのは僅か3株。以前見かけた場所はタチツボスミレに占領されその姿はありません。やはり貴重種は生き残るのが難しいのか？

桜山展望台は春の賑わい。

満開から僅かに散り初めの状況。開花以降雨と低温で長い間楽しめた今年の桜でした。

展望台より奥多摩方面。

展望台より奥多摩・丹沢方面。
白い富士と桜そして芽吹きの里山風景。

展望台より奥武蔵方面。

地味なカントウカンアオイ。

タチツボスミレは足元にたっぷり。

ヒメリュウキンカ。たぶん他から持ち込まれた物と思われますが年々生息域を広げてお花畑になってます。

地べたに這いつくばるキランソウ。

ニリンソウも今が旬。

3月に見た時より背が高くなったヤマルリソウ。今年も谷筋に群落を作ってました。

そして待望のシュンラン。2月中頃からあちこちで見かけるも蕾ばかり。やっと花を拝むことが出来ました。

ひっそりとソロで咲いてるシュンラン。

伐採された北側の斜面。加治丘陵の北面は急峻地形で崩落地多数でここの尾根も通行止めの様です。

展望も良くなってました。正面は赤城山方面。

日光白根山と男体山ですが特に日光白根の白は目立ちます。

名も無きピークに咲くミツバツツジ。

たった3本の小さな木ですが今年はベストタイミングだったようです。

ヤマツツジも咲き出した。

最後に春もみじを見て丘陵徘徊は終了です。

撮影機器：

RICOH GR IIIx RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

てるさん

貴重な晴れが続く両日ですがいずれも午後や夕方から所用が続き一日中、山とはいかず2日に分けて近場で春探しをしました。8日は昨年に続き「八徳の一本桜」を訪問。時期を逃して終宴だった昨年のリベンジを果たすべく訪れたこの日は文句なしの満開！早朝は賑わったようですがまだハイカーが登ってくる前の静寂のひととき。静まり返った孤高の桜を思う存分愛でる事が出来ました。推定樹齢50〜55年、自分より若造ですがその咲きっぷりには大拍手！来年もそして再来年もそして10年後、歩ける間は毎年見に来よう！そして風影集落から顔振峠へと進み山上集落の春を堪能。枝垂れ桜はまだ蕾で少し寂しい風景ですが、残された茶屋と共にいつまでも残ってほしい風景です。

翌日はこれまた午前限定で加治丘陵を散策。マキノスミレ探しで徘徊したけど全くその姿はありません。諦めかけて下りた展望台下の日陰に僅か3株程を何とか発見。昨年より減ったマキノスミレ、その原因は判りませんが来年はもっと咲くことを期待したいです。加治丘陵、今が一番輝く季節です。