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Yamareco

記録ID: 8004792
全員に公開
山滑走
甲信越

浅草岳と前岳の間の大斜面をドロップ

2025年04月12日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福島県 新潟県
 - 拍手
nozomisato その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:38
距離
15.1km
登り
1,391m
下り
1,392m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
0:30
合計
8:41
距離 15.1km 登り 1,391m 下り 1,392m
7:05
3
スタート地点
7:08
7:17
67
8:24
174
11:18
11:19
102
13:01
14
13:15
13:35
91
15:06
26
15:32
14
15:46
ゴール地点
天候 霧のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
春の湿雪。山頂付近は適度なザラメ。
2025年04月12日 06:47撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 6:47
行き壁はこの時期にしては高いです。
2025年04月12日 07:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 7:07
行き壁はこの時期にしては高いです。
先行者15台くらい。ちゃんと数えてないけど。
2025年04月12日 07:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 7:07
先行者15台くらい。ちゃんと数えてないけど。
準備を整えて
2025年04月12日 07:12撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 7:12
準備を整えて
2025年04月12日 07:54撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 7:54
2025年04月12日 08:17撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 8:17
美しい滝 かなり水量多いです。
2025年04月12日 08:17撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 8:17
美しい滝 かなり水量多いです。
春ですね。雪庇が崩れてなだれた箇所は多数です。
2025年04月12日 08:23撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 8:23
春ですね。雪庇が崩れてなだれた箇所は多数です。
これはだいぶん前の全層雪崩跡
2025年04月12日 08:24撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 8:24
これはだいぶん前の全層雪崩跡
最初の方は霧がかっていました
2025年04月12日 09:34撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 9:34
最初の方は霧がかっていました
2025年04月12日 09:34撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 9:34
2025年04月12日 09:34撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 9:34
2025年04月12日 09:34撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 9:34
だんだん晴れ間が出てきます。風邪に叩かれて不思議な斜面をなしています。
2025年04月12日 09:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 9:37
だんだん晴れ間が出てきます。風邪に叩かれて不思議な斜面をなしています。
クラックもたくさんあるので慎重に進みます。
2025年04月12日 09:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 9:37
クラックもたくさんあるので慎重に進みます。
この時間帯からだんだん晴れてきました。
2025年04月12日 09:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 9:37
この時間帯からだんだん晴れてきました。
2025年04月12日 09:38撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 9:38
雪庇
2025年04月12日 09:55撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 9:55
雪庇
時に暑く
2025年04月12日 09:56撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 9:56
時に暑く
山頂が見えます
2025年04月12日 09:56撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 9:56
山頂が見えます
テクテクの登ります
2025年04月12日 10:44撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 10:44
テクテクの登ります
だんだん汗が出てきます。
2025年04月12日 10:44撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 10:44
だんだん汗が出てきます。
2025年04月12日 10:44撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 10:44
2025年04月12日 10:51撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 10:51
嘉平与ボッチ
2025年04月12日 11:21撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 11:21
嘉平与ボッチ
勇壮な山々が連なります。
2025年04月12日 11:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 11:37
勇壮な山々が連なります。
ムジナ沢源頭 何人か落としています。
2025年04月12日 11:38撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
4/12 11:38
ムジナ沢源頭 何人か落としています。
きれいな斜面がいっぱい
2025年04月12日 11:38撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 11:38
きれいな斜面がいっぱい
嘉平与ボッチ かなりえぐい形状になっています。雨とか高温でいつかドッカーン行くんでしょうね。
2025年04月12日 11:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 11:39
嘉平与ボッチ かなりえぐい形状になっています。雨とか高温でいつかドッカーン行くんでしょうね。
日照がつよく ザラメもかなりの厚み。ここで実は、強くターンしすぎて足を取られ、そこから50メートルほどデブリに流されてしまいました。埋まることはなかったですが、雪が流れ始めると何もできずひたすら流される結果に。。。。
2025年04月12日 12:00撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 12:00
日照がつよく ザラメもかなりの厚み。ここで実は、強くターンしすぎて足を取られ、そこから50メートルほどデブリに流されてしまいました。埋まることはなかったですが、雪が流れ始めると何もできずひたすら流される結果に。。。。
山頂
2025年04月12日 13:14撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 13:14
山頂
一応 ピークハントはすませました。地形をよく観察し、浅草岳と前岳の間の大斜面を滑走することに。前岳側の斜面は日照の影響が少なく、おそらく気持ちが良いのではと判断。大正解でした。
2025年04月12日 13:18撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 13:18
一応 ピークハントはすませました。地形をよく観察し、浅草岳と前岳の間の大斜面を滑走することに。前岳側の斜面は日照の影響が少なく、おそらく気持ちが良いのではと判断。大正解でした。
この日山に入っていた人は思ったほど多くなかったです。
2025年04月12日 14:10撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 14:10
この日山に入っていた人は思ったほど多くなかったです。
帰りの道、クラック、ツリーホール、雪が切れている箇所、ノールと地形の罠はいっぱい。慎重に進みます。
2025年04月12日 14:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 14:39
帰りの道、クラック、ツリーホール、雪が切れている箇所、ノールと地形の罠はいっぱい。慎重に進みます。
渡渉後にここでシールをつけてゆるりと登山道に取り憑きます。
2025年04月12日 15:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 15:07
渡渉後にここでシールをつけてゆるりと登山道に取り憑きます。
2025年04月12日 15:08撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 15:08
2025年04月12日 15:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 15:27
無事に戻りました。雪壁でじっと待っててくれた愛車のお出迎え。
2025年04月12日 15:46撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 15:46
無事に戻りました。雪壁でじっと待っててくれた愛車のお出迎え。
帰り道 ダム湖に山から流された雪が美しく浮かぶ「雪流れ」の現象。越後の春の風物詩。
2025年04月12日 16:05撮影 by  SO-51C, Sony
4/12 16:05
帰り道 ダム湖に山から流された雪が美しく浮かぶ「雪流れ」の現象。越後の春の風物詩。
お決まりのコーラで乾杯。
2025年04月12日 16:44撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4/12 16:44
お決まりのコーラで乾杯。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット ゴーグル 帽子 サングラス 日焼け止め 紫外線カットリップ アンダーウェア ミドルレイヤー ハードシェル スキーパンツ スキーブーツ ポール スキー 靴下 アンダータイツ 食料 飲み物 温かい飲み物 ダウンジャケット ビーコン プローブ スコップ スキーワックス スキーバンド 簡易ツェルト 非常用ブランケット
共同装備
ロープ スリング カラビナ 救急用具 トランシーバー

感想

もともと13日の予定でしたが、天気が荒れる予報だったので急遽12日日帰りに。朝3時に東京を出発して、運転交代しながら浅草岳除雪終点地点(浅草山荘付近)へ。初めは霧雨のような天気でしたが、予報どおりそれも晴れてきました。
浅草岳はとても魅力的な山でこの時期、いくつかのBCルートがあります。事前にそれらを地形図をじっくり読みながら準備。気温、日照、クラックの入り方、直前の降雨や気温、どれくらい雪が残っているか、地形図や先行者の記録を吟味しながら綿密に準備。
一般登山道でまず、山頂を目指します。雪はしっかりしまっていてワカンで問題なく登れる程度。ところどころクラックや踏み抜きポイントもありましたが、スキーではまったく問題なし。
まずは嘉平与ボッチ下、ムジナ沢源頭を軽く落とします。かなり重たい雪でずしっとざらめ雪がたまった状態。相棒2名は無事に通過しましたが、私は強くふみすぎて深みに足を取られ、そこから雪崩はじめてスラブに乗っかってじわじわと50−100メートル流されました。スキーをもっとじわっと操作して、なるべく縦に切れば良かったと反省。人生最初の雪崩巻き込まれ経験でした。
その後、尾根上を登攀。ここはいつも風がなく、日照が厳しいルートです。
その後、お約束のピークハントをしてからどの斜面をドロップするかじっくり観察。最終的に、前岳と浅草岳の間の大斜面を東寄りの斜面を狙って(日照の影響が少ない)ドロップすることに。これはなかなかのロングランですごく楽しかったです。
初めはスキーがよく走りすばらしい雪、だんだん重たくなってきます。ボトムではサイドからの雪崩のデブリや大きな雪玉がふさいでいいましたが、慎重に滑ります。ボトムあたりは、ストップ雪、長い斜面を滑った後の太ももには結構来ます。
そこからの戻り方ですが、林道まで進んでひたすら漕ぎ漕ぎするか(前回やって結構辟易。多分すごいストップ雪)、夏道に沿ったルートを選択するか思案しましたが、今回は後者を選択。事前に相棒がしっかり地形を読んでいたので(私も一応ヤマレコ内に計画を作っていましたが)ほぼそのプラン通りに行けました。とくに標高900mの等高線をほぼ水平にトラバースするのはまあまあしんどかった。
また、尾根に取り憑いた後は、割と針葉樹が密で、それなりの滑走技術が必要。雪が薄くなっている箇所、落ちた枝、張った枝、ツリーホール、クラックを避けながら慎重に進みます。雪はまあまああったので、担いで進むような箇所はなかったですが、もう今シーズンは今くらいが最後かもしれないですね。
渡渉ポイントがもうひとつの問題です。沢の水量はかなり多く、下がどうなっているかわからないこともあり、スノーブリッジが残っているポイントを見つけてそこで無事に沢を渡りました。あとは、シールをつけて登山道に取り憑き、ひたすら下るだけ・・・・と思いきや、結構登りもありました(汗)
残雪の浅草岳、なかなか奥が深く魅力的です。

※行きがけに林道方面に進む道を間違えて進んでしまい時間をロスしました。高度なルーファイやってるのに、こんな凡ミス避けたいですね。

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