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記録ID: 80083
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ハイキング
関東

熊鷹山

2008年01月20日(日) [日帰り]
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oginchan その他2人
GPS
--:--
距離
12.8km
登り
930m
下り
930m

コースタイム

登山口10:50〜十一杉11:07〜夫婦杉11:31〜尾根12:09〜山頂12:23〜12:57〜登山口13:54
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
一月も半ばを過ぎ今年最初の登山が話題になるぺんぎん隊会議室。(俗に言う風呂場ですが・・・何か?)

副 「900!」

長 「800!」

副 「1000!」

長 「900!」

数字の羅列は肩まで湯船に浸かって数えている訳では無く山の標高である。私が言うより必ず100m値切って来る節約家の隊長である。駆け引きの結果「1000mまでなら良い」という事になった。

この時期は当然雪の無い県東もしくは県南の山が狙い。1000m近い山は県境に連なっている。今回、私が選んだ熊鷹山は標高1168m。隊長の見積もりよりも168m高い。しかしそこは優秀なセールストークで何とかするのが副隊長の副隊長たる由縁。

「1168mあるけど536mまで車で行けるから632m登ればいいのさ!」

数字に弱い隊長はこれでイチコロなのである。(笑)

熊鷹山を登るに当たって予め登山経験のある仲間の酒田さんに情報収集をするべくメールを飛ばす。折りよく酒田さんも暇だったらしく「一緒に行くよ。」と返事が来る。それなら安心である。

当日、旧田沼市役所(現在の佐野市役所田沼支所)で待ち合わせ1台に便乗、車止めまで林道を走る。ガイドブックによれば「登山口までの林道は2時間の歩き」となっているが実際は登山口まで車で行ける。

渓流沿いに続く登山道を歩き始める。程なく「十一杉」の標識を過ぎて丸岩岳への登山道分岐を通過する。

渓流沿いの登山道はなだらかな上り坂が続く。先日降った残雪が登山道にもあり沢に滑落しないように注意しながら登って行く。

途中、丸岩岳への登山道を過ぎ渓流を数回渡る。今の時期は水が少ないので良いが、降雨時や梅雨時の水が多い時期には注意が必要だ。

夫婦杉を過ぎる辺りから登り勾配が出て来て沢を離れる地点から急登が始る。枯れ沢沿いに100mほど登り山腹の斜面へと登山道は入り込む。周囲は植林された杉林から雑木林に変る。急登に喘ぎながら一登りすると笹が広がる台地に出て一休み。大体ここが急登の中間地点。

さらに笹の斜面を登ると「熊鷹山」と表示のある手前の尾根に辿り着く。ここからは尾根の西斜面を山頂下の主尾根までトラバース。

主尾根に出合う地点が山頂直下の分岐点。ここで熊鷹山や根本山方面と丸岩岳方面に分かれる。ここから丸岩岳を経由して途中通過して来た丸岩岳登山口に下りるコースもあるが、道が不明なので今回は熊鷹山ピストンとする。

この分岐から熊鷹山山頂までは一直線で70mほどの登り。フィックスロープが在るくらいの急登である。

山頂には櫓が組んであり上に登ると360°の大パノラマが満喫出来る。この日は生憎富士山は見えなかったが状況次第では見える筈だ。

それでも遠く秩父連山から群馬の山々、日光連山が一望出来て時間を忘れる眺めだった。

「あれが皇海で、あれが白根。男体の手前が太郎で男体のむこうに女峰と赤薙。今年登る予定の山だ!」と隊長に一つ一つ説明していく。隊長は「え〜!」と言った切り無言だった。

気を取り直した隊長は櫓下の二等三角点に座り恒例の「山頂ラーメン」を啜る。名物「佐野ラーメン」ではないが「出前一丁」も山頂で食べれば格別だ。

さて、下りは一気に駆け下りるぺんぎん隊。

今年最初の本格的登山は好天に恵まれた良い登山だった。
沢沿いの登山道
2008年01月20日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
1/20 10:52
沢沿いの登山道
途中に滝もある
2008年01月20日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
1/20 10:57
途中に滝もある
日陰の沢沿いは凍っている
2008年01月20日 11:13撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
1/20 11:13
日陰の沢沿いは凍っている
定番”山頂ラーメン”
2008年01月20日 12:58撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
1/20 12:58
定番”山頂ラーメン”
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