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Yamareco

記録ID: 8010787
全員に公開
山滑走
鳥海山

貸し切りの大雪原をBCクルージング⛷「稲倉岳(鳥海山外輪)」

2025年04月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:42
距離
13.1km
登り
1,174m
下り
1,174m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:20
休憩
0:20
合計
4:40
距離 13.1km 登り 1,174m 下り 1,174m
5:11
181
標高395m(林道路肩)
8:12
8:32
79
9:51
標高395m(林道路肩)
天候 曇り(山頂付近は爆風:15〜20m/s)
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●林道路肩部に駐車
・七曲手前に残雪があるが、冬季駐車地より800m奥まで走行し駐車(標高395m)
・集落から2kmほど、砂利の林道を走行(普通車でも走行可能だが凹凸あり)
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :3.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :4.5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:1人】


◆登行の状況
・林道の残雪を利用してシール登行を開始したが、七曲(下部)で雪が切れ、シートラにチェンジして道型に沿って七曲りを登っていく。
・七曲を登り切り標高550mから雪が繋がり再びシール登行。しかし、500mほど進むと、再び雪が切れ短区間、スキーを担いで通過した。
・標高620m付近はなかなか残雪が繋がらないので、進路を北側に変更しルーファイしながら藪尾根をシール登行しP656の大地に取り付いた。
・標高650m以上は、雪が概ねつながりシール登行し易くなったが、標高700m付近まで灌木を避けながらルーファイして進む。
・標高700m以上は、雪も多くなり、どこでも登行できそうな斜面が続く。斜度も緩やかな箇所が多いので、シールでもほぼ直登できる感じ。
・標高1050mを超えると大雪原に入る。あとは山頂までひたすら雪原を進んでいく。
・山頂は360度の眺望が見渡せ、特に鳥海山(新山)が大迫力で眺めることができる。

◆滑走の状況
・山頂から標高1050m付近までは広大な雪原を気持ちよくクルージング滑走できる。斜度は20〜25度程度でスキー場の中級者向けコースのような感じ。雪原と雪原が切れ始めている箇所があるので、一気に滑走できるのはあと僅かな印象。
・標高1050m〜800m付近はツリーランとなる。場所によって木々の密度が高いため滑りにくい箇所もあるので、滑りやすい斜面を探しながら滑ろう。
・標高800m以下は灌木が多くなり滑りにくい。できる限り滑走したいが、ツリーホールも多くなり、横滑り等も併用しながら下っていく。
・標高600m付近は、小川のスノーブリッジがなく、板を外して少し登り返したが、最後は標高540m付近まで滑走し、再び、七曲はシートラで下った。


◆スキー装備
・板…elan RIPSTICK 96 172cm
・ビンディング…Fritschi Tecton 13
・ブーツ…SCARPA maestrale
・ストック…Black Diamond WHIPPET
・シール…G3 ALPINIST⁺ UNIVERSAL
林道に雪がなく、冬季駐車地点より800mほど奥に進み林道路肩車を止めた。
2025年04月13日 05:11撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
4/13 5:11
林道に雪がなく、冬季駐車地点より800mほど奥に進み林道路肩車を止めた。
七曲手前の林道は雪があったのでシール登行したが、七曲の分岐から雪がなく早々にシートラにチェンジ。
2025年04月13日 05:18撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 5:18
七曲手前の林道は雪があったのでシール登行したが、七曲の分岐から雪がなく早々にシートラにチェンジ。
道型に沿って七曲を登り切り、標高550mから雪が繋がりシール登行を再開。
2025年04月13日 05:42撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
4/13 5:42
道型に沿って七曲を登り切り、標高550mから雪が繋がりシール登行を再開。
暫し、夏道通り進む。
2025年04月13日 05:53撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 5:53
暫し、夏道通り進む。
標高620mで再び雪が切れる。
2025年04月13日 05:58撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 5:58
標高620mで再び雪が切れる。
南斜面は雪が少ないため、ルートを変更し北側に進む。
右上に登っていくのだが、藪を回避しながら登行する。
2025年04月13日 06:10撮影 by  Canon EOS R10, Canon
4/13 6:10
南斜面は雪が少ないため、ルートを変更し北側に進む。
右上に登っていくのだが、藪を回避しながら登行する。
P656no大地に乗ると、山頂までの稜線が見えた。
まだ遠いね〜💦
2025年04月13日 06:17撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
4/13 6:17
P656no大地に乗ると、山頂までの稜線が見えた。
まだ遠いね〜💦
雪も徐々に多くなり登行しやすくなった。
2025年04月13日 06:37撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 6:37
雪も徐々に多くなり登行しやすくなった。
振り返れば日本海も見え始める。
2025年04月13日 06:39撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 6:39
振り返れば日本海も見え始める。
平べったい飛島。
2025年04月13日 06:40撮影 by  Canon EOS R10, Canon
4
4/13 6:40
平べったい飛島。
緩斜面が多くどこを登っても支障はない感じ。
2025年04月13日 06:49撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 6:49
緩斜面が多くどこを登っても支障はない感じ。
標高950mを通過。
2025年04月13日 06:58撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 6:58
標高950mを通過。
徐々に灌木も少なくなり、これ以上の標高域は滑走しやすそうだ。
2025年04月13日 07:15撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
4/13 7:15
徐々に灌木も少なくなり、これ以上の標高域は滑走しやすそうだ。
標高1100m付近から雪原に入る。
斜度が緩いのでシールで直登。
2025年04月13日 07:25撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 7:25
標高1100m付近から雪原に入る。
斜度が緩いのでシールで直登。
わーお、鳥海山(新山&七高山)が見えた。
カッコいいね〜♪♪
2025年04月13日 07:30撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 7:30
わーお、鳥海山(新山&七高山)が見えた。
カッコいいね〜♪♪
登ってきた斜面を振り返る。
まるでゲレンデのようだ。
2025年04月13日 07:35撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 7:35
登ってきた斜面を振り返る。
まるでゲレンデのようだ。
さらに大雪原進む。
この辺りから、急に風が強くなってきた。
2025年04月13日 07:43撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 7:43
さらに大雪原進む。
この辺りから、急に風が強くなってきた。
こんな斜度の斜面がずーっと続く。
2025年04月13日 07:58撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 7:58
こんな斜度の斜面がずーっと続く。
スゴイ向かい風に進まない💦
姿勢を低くしながら登行。
2025年04月13日 07:57撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 7:57
スゴイ向かい風に進まない💦
姿勢を低くしながら登行。
稲倉岳の山頂に到着。
山頂は爆風状態で体が飛ばされそう。
2025年04月13日 08:13撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 8:13
稲倉岳の山頂に到着。
山頂は爆風状態で体が飛ばされそう。
山頂から鳥海山(新山)と千蛇谷を見渡す。
2025年04月13日 08:15撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 8:15
山頂から鳥海山(新山)と千蛇谷を見渡す。
鳥海山の山頂部は雲に覆われ始めた。
2025年04月13日 08:15撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 8:15
鳥海山の山頂部は雲に覆われ始めた。
山頂の南側。
蟻の戸渡と御浜方面。
2025年04月13日 08:16撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 8:16
山頂の南側。
蟻の戸渡と御浜方面。
爆風の中、シールを剥がして、お楽しみの滑走タイム。
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爆風の中、シールを剥がして、お楽しみの滑走タイム。
一気に大雪原を滑走していく。
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一気に大雪原を滑走していく。
いや〜、クルージング気持ちよか〜♪
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いや〜、クルージング気持ちよか〜♪
標高700m以下は藪斜面が多く滑りにくい。
2025年04月13日 09:08撮影 by  XQ-CT44, Sony
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4/13 9:08
標高700m以下は藪斜面が多く滑りにくい。
まだ10時前。
あっという間に到着。
2025年04月13日 09:51撮影 by  XQ-CT44, Sony
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4/13 9:51
まだ10時前。
あっという間に到着。
お疲れさまでした。
2025年04月13日 10:36撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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4/13 10:36
お疲れさまでした。
撮影機器:

感想

本日の天候は下り坂。
さらに南東方向の風が強い予報。
さて、どこに行こうか。

少し時期は遅いですが、以前から行きたかった鳥海山の外輪にある稲倉岳(冬季限定)に行ってみることにしました。
南東の風なら、稲倉岳の風上に鳥海山本体があって、山頂以外は風が弱いだろうし、視界不良になるような低い雲もかからないと予想しました。

予想は的中♪
序盤は雪がなくシートラもしましたが、標高1000m以上は雪質もまあまあ良い感じで、気持ちよく大雪原のクルージングを楽しめました。

<BCスキー滑走動画はこちら↓>


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