身延山:霊山へ東参道〜西参道で登詣、花の塵と南アルプスの眺望。


- GPS
- 05:19
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 992m
- 下り
- 995m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:18
天候 | 快晴。春霞。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今日の登山道は全て参道。参道はコンクリート舗装の場所が多い。東参道38丁から上、西参道ショートカットの登山道は土、砂利だが、路面は良い。 |
写真
感想
先年、七面山には登ったが、身延山にも歩いて登ってみたいと思っていた。山梨県南部は、身延山や七面山のような霊山もヤマビルの生息地となってしまったので、暑くならない内に行きたい。桜の季節は混雑や交通規制だし、桜が終わりかけの4月中旬がいいかな。
17日は快晴だが、春霞。第二東名からは、さすがにキレイに見えたが。身延山は桜まつりが終わって10日、もう桜は終わりかな。季語で言うと、落花とは桜の花が盛りを過ぎて散ること。花吹雪は、花びらがいっせいに舞い散ること。散り果てたあとも、花の塵、花屑といって愛でるのが風流かな。平日だし、駐車場は空いていた。仲町駐車場に停めたが、三門、甘露門下いずれでも可(無料)。門前町を歩き、三門をくぐると最初の関門、菩提梯の長い石段がある。287段だそうだが、段差が結構大きい。踊り場で休みながら登り着くと、左には五重塔、正面には本堂がある。境内を見て回るため、甘露門まで行って、戻ってくることにする。甘露門を出て、再び入ると、右に法喜堂、客殿、仏殿納牌堂、拝殿、報恩閣、祖師堂と続き本堂に戻る。
本堂左側通路から、ロープウェイ駅脇を通って、本堂裏に、東参道(表参道)入口がある。コンクリート舗装の傾斜のある道が杉林の中に続く。朝のお勤めの読経と太鼓の音を聞きながら登る。参道だけあって、丁目表示の石柱があるが、奥の院入口が50丁のようだ。10丁、十如坊、16丁、丈六堂などが途中にあるが、先ず目標は、25丁辺りの大光坊。ここには比較的大きな寺があり、金色の大仏もある。大光坊を過ぎた26丁からしばらくは、舗装のない傾斜の緩い登りとなり、一息つける。しかし、32丁辺りから、傾斜が増し、38丁からは車は登れない様な道と傾斜になる。尾根に登り着いて、法明坊で、一休み。まだ登りは続くが、やや傾斜が緩んで48丁目では、富士山の見えるスポットがあるが、今日は霞んでいる上に逆光で、残雪の斜面がかろうじて見える。直ぐ上が、奥の院の入り口で、そこから石段で思親閣に登って行く。思親閣の左側から、北側展望台に向かう。南アルプス方面は、良く見えた。左から、七面山、笊ヶ岳、赤石岳、荒川岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳の雪の峰が美しい。
展望台からは、ロープウェイ山頂駅に向かう。駅の展望台は富士山が見えるのだが、今日はだめなので、写真も無し。少し戻って、下りの西参道に向かう。西参道は山頂まで車も通れそうな道である。しばらくは、右に、時折樹間から白根三山を眺めながら、下って行く。七面山への道と分岐する感井坊で、一休み。西参道は、林道の様な道を下って行くが、途中でショートカットの登山道が計4カ所あるので注意。この登山道も路面はかなり良いので、歩き易い。上から2つ目のショートカット地点に松樹庵がある。天空の寺と言われていて、久遠寺の伽藍を見おろす位置にある。その先、登山道は、防鹿柵を通って、妙石坊に入り、石段を降りて、舗装道路に出る。ここから一か所、短いトンネルを通り、しばらく行って、三門に出る。
身延山の参道は整備され、歩き易くできている。山頂に着いたのが9:30なので、ロープウェイはもう動いているのだが、周辺で会った観光の方も数人程度。山中で出会った方は4人、うち一人は山仕事の方だった。桜祭りも終わって、門前町も閑散としているような感じである。
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