山行記録: 新湯富士

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2009年02月の天気図
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コース状況／危険箇所等	異常に暖かい週末を迎えた。前日の14日土曜日に本当なら谷川岳の麓の湯檜曽川沿いを一の倉沢出合いまでスノーシューで歩く予定でいたのだが、異常に気温が高いところから雪崩の危険を考えて中止にした。湯檜曽川を楽しみにしていた事に対する残念な気持ちもあるが、予定が外れた所在ない休日というのも実に詰まらないものである。天気は良いのだ、明日はどこかに出掛ける事にしよう! こんな具合で急きょ決定した行き先が栃木県北部奥塩原にある新湯富士(1184m)だ。新湯富士は大沼の畔に静かに佇む山でスノーシュー登山にも良さそうだ。早速、山道具一切を車に押し込んでやって来た。塩原温泉外を抜け名勝「逆杉」から日塩もみじラインに入る。有料道路ゲートから1kmくらい手前の分岐から大沼園地へと向かう。ここまで雪は沿道に申し訳程度あるのみ。大沼園地に入り込むと取りあえず周囲は雪景色となったが新湯富士の登山口から先の登山道を覗くと黒々と地面が見えていたりする。スノーシュー登山を楽しみにしていたがあっさりと断念。登山道は九十九折れに標高を稼いで行く。火山岩がゴロゴロしていて歩き難い部分もあるが東斜面から西面のコルに回り込む地点まで一気に登ってしまった。樹林越しに大沼を見下ろしながら先週歩いた桜沢方向から高原山まで一望出来る。山頂付近は凸凹した地形で周囲には似たような小山が点在している。その中の一つに山頂表示が有った。山頂で恒例の山頂ラーメンを隊長に作らせている内に私は三角点探し。しかし地図には三角点記号があるものの周囲の起伏をいくつか廻ったが見つけられなかった。首を傾げながらも諦めて下山してしまったが、帰宅後に調べるともう少し先のピークに三角点は存在すると判った。いつもなら点の記で事前に位置を確認するところなのだが急きょ行き先を決めるとこれだからいけない。後悔先に立たずである。さて、新湯富士から下山して一旦車に戻りスノーシューを履く。麓の大沼周辺は木道が整備されたハイキングコースになっている。気温は高いものの取りあえず何とかスノーシューが楽しめるくらいの積雪がある。木道を大沼へと向かう。目の前に広がる大沼は全面結氷していたが、今日の気温ではさすがに怖くて乗る勇気は無い。この日は小一時間くらい大沼周辺をスノーシューで楽しみ帰路についた。