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記録ID: 80358
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雪山ハイキング
日光・那須・筑波

新湯富士

2009年02月24日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.5km
登り
297m
下り
297m
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2009年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
先日15日に訪れた新湯富士でしたが御影石マニアである私にとっては近くまで行っていながら三角点が不明というのは我慢のならないものでした。更には帰宅後に携帯GPSのあしあとを地図に落として見てびっくり。「新湯富士山頂1180m」という山頂表示の前で写真を撮ったにも関わらず、新湯富士の標高は1184m。そう、やはり三角点表示があるピークの方が標高が高いのでした。(涙)

こうして虎視眈々とリベンジの機会を狙っていた私に好機が訪れました。仕事が暇になったのです。(泣笑)

2月24日、再び新湯富士に向かいます。今日は平日ですから隊長はいません。

さて、どうせ登るなら15日とは違うルートで攻めたいもの。今回は新湯富士の三角点が目標なので東側にある大沼方面には用はありません。そこで新湯富士の西側にある奥塩原新湯温泉の登山口から爆裂火口を巻いてダイレクトに三角点のピークを目指す事に決めました。

日塩もみじライン料金所手前の新湯温泉街の空きスペースに駐車して温泉神社脇から塩原自然研究路へと入ります。雪で登山道が判らずいきなり爆裂火口の真っ只中に出てしまい有毒ガスの餌食になりそうになり慌てて引き返し正規ルートに修正ました。(笑)

登山道は途中で「ヨシ沼コース」と別れて爆裂火口を高巻くように登って行きます。周囲一面白一色の雪景色なのですが、今だに蒸気を噴き出している爆裂火口は地肌も荒々しく硫黄臭がとても強く漂っていました。爆裂火口を乗り越えるとヤマザクラやクヌギの林をなだらかに進んで行きます。

前回とは大違いで先週末通過した低気圧で山には新雪がこんもり。今日は平日と言う事もあり登山者0人でトレース全く無しで大変心細い思いです。樹林の間隔から「登山道かな?」って具合で時折現れる指導票を見ては安心するといったところ。それでも一応地図とコンパスで方向だけは確認しながら登りました。

恐らく雪が無ければ階段状になっているであろう急登をハアハア息を切らせて登ると胡散臭いピークが現れます。三角点があると予測されるピークです。しかし周りの地形や樹林の間隔を見渡しても登山道はそちらに伸びてはいない様子でピークの北面をトラバースしています。

北面を回り100m程先の東側のピークへと雪面の急坂をよじ登ると前回登った「新湯富士山頂1180m」の山名板へと辿り着きました。

さて、いよいよ本命の御影石探しです。

実を言うとこの山頂表示のあるピークのすぐ南側にもう一つここよりちょっと高いピークがあります。前回の時は三角点はそこに在るものとばかり思っていました。ですから前回にそのピークも含めてこの周囲のピークは全て探し回っているのです。

そんな事から今回はもう目指す先は一つなのです。来る時に北面をトラバースしたピークです。このピークは山頂とされるピークからでは樹林に遮られて見る事が出来ません。ですから爆裂火口のある新湯温泉登山口への往来でしか見ないピークなのです。

ピークを見上げる場所まで来て斜面を見上げます。幸いな事に斜面は雪ですからどこからでもアプローチ出来ます。適当な傾斜を狙って一目散にピーク目掛けて登って行きました。
少しずつ傾斜が緩くなって辺りが開けた樹林の先の雪面から見覚えのある赤白の棒が立ちあがっています。三角点に間違いありません。

まさしく赤白の棒の根元に四角い見慣れた三角点標石がひっそりと据えられていました。

新湯富士三等三角点1184m

登山道から離れたピークに存在する三等三角点ですから恐らくここには御影石マニアくらいしか登って来ないでしょう。(笑)

これで目的達成です。

満足して下る足に雪を踏むザクザクという音が心地良く響きました。

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コメント

ゲスト
探すの大変ですネ
三角点は必ずしもピークにあるわけではないですし、笹薮の中にあったりもするので、地図とコンパスで探すのは難しいところも多いですものネ。
私はGPSを使っているので、ウェイポイントに設定しておくと勝手に連れていってくれるのですが、三角点はあまり興味が無いので素通りが多いです(笑)
毎年登る安達太良連峰の箕輪山とか鬼面山の三角点は見たことが無いです
2010/10/1 5:20
コメント有難う御座います!
三角点は地図の基本ですから、地図に世話になる
遊びをしているので敬意を表しているわけです。
石にじゃないですよ、選点した方々にです。(笑)
2010/10/1 15:37
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