屏風岩公苑(済浄坊渓谷経由、屏風岩の縦走つき)

2025年04月19日(土) [日帰り]

• GPS: 07:34
• 距離: 9.8km
• 登り: 720m
• 下り: 716m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:46
• 合計: 7:34

距離 9.8km 登り 720m 下り 716m

8:59 スタート地点
9:01 9:02 曽爾横輪バス停
9:19 9:22 サンビレッジ曽爾
9:45 9:46 長走りの滝
9:55 9:56 目無橋
10:10 10:17 済浄坊の滝
12:02 13:11 若宮神社
13:34 13:46 若宮峠
14:23 14:29 屏風岩（一ノ峰）
15:01 15:06 住塚山登山口
15:17 15:18 屏風岩公苑
15:24 若宮神社
16:33 ゴール地点

天候

晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

バス便が少ないので注意。
車で行く場合、屏風岩公苑の駐車場は台数が少ないうえ、付近の道路の路上駐車は禁止されています。屏風岩公苑には立派な多目的トイレがある以外には、売店などはありませんし、付近の集落にはコンビニもありません(バス通り沿いにわずかに自販機がありますが)。
桜の名所ではありますが、出かけるのにはそれなりに準備が必要です。

コース状況／危険箇所等

済浄坊渓谷はふつうのハイキング道ですが、路面が崩落している難所があります。
屏風岩の縦走は、絶壁上のルートですから、転落しないよう十分に注意して下さい。また、縦走路はかなり急な上り下りです。

写真

4/19 9:00

バスを下りた曽爾横輪のバス停。名張方向は、道路の反対側でお待ちくださいとあります。グーグルのストリートビューで反対方向のバス停が見当たらないので不思議に思っていましたが、ようやく謎が解けました。

4/19 9:00

バス停からすぐに見える付近の桜。これ以外にも、あちらこちらに桜が咲いていました。山桜が多いから開花時期が遅いということと地域が山奥である気候の関係でしょうか。

4/19 9:16

県道を歩いていますと、脇道から上の林道に上がれるようです。

4/19 9:17

入ってみると、こんな道でした。オートキャンプ場のすぐ上で舗装道と合流します。

4/19 9:40

その舗装道が再び県道と合流したところから見た兜岳。颯爽とした鎧岳に比べて何か鈍重な感じがする兜岳ですが、ここから見るとなかなかの貫禄。山桜もたくさん咲いています。

4/19 9:44

県道脇を流れている長走りの滝。県道からは、急斜面のためちょっと下りられません。

4/19 9:55

目無橋のすぐ先にある済浄坊渓谷分岐。

4/19 10:06

済浄坊の滝のすぐ手前にある、露払い・済浄坊の滝(?)

4/19 10:11

済浄坊の滝のすぐ近くにあった路面の崩落個所。

4/19 10:13

これが本番・済浄坊の滝。

4/19 10:16

その落口。斜瀑が連続しています。

4/19 10:17

その少し上流にあった第2・済浄坊の滝(?)。

4/19 10:19

その落口。やはり緩やかな斜瀑が連続しています。

4/19 10:22

その先にあった難所。ごく僅かな距離ですが、路面がなくなっています。

4/19 10:41

済浄坊渓谷は、その上流では小さな滝がいくつかありますが、次第に静流となり、遊歩道も渓谷から逸れて舗装林道に合流しています。

4/19 10:43

合流点近くには、以前に来たときには飲料水の無人販売設備がありましたが、暴風にひっくり返されたのか、哀れなありさま。

4/19 10:55

林道を歩いていますと、道の脇に多武峰神社があるようです。

4/19 11:01

面白そうなので入ってみますと、神社は道の脇にあるのではなく、少し先の小ピーク上にあるのでした。階段がずっと続いています。ジオグラフィカが引用しているグーグルマップの記載は誤りです。小ピーク上にあった神社の本体。

4/19 11:20

その先の林道は、こんな感じの道。

4/19 11:30

この先は、屏風岩公苑から帰る自動車のルートになっているようです。かなりの車とすれ違いました。

4/19 11:55

屏風岩公苑に向かう車は別ルートの模様。駐車場の空き待ちで列を作っています。ガードマンが出て交通整理に当たっていました。

4/19 12:02

ようやく若宮神社に到着。若宮峠までの作業道はそのすぐ脇から出ています。若宮神社のすぐ上に隼別神社があり、その境内が広いので、そこで昼食。

4/19 13:32

若宮峠は地形図を見ますと超急登ですが、ルートはジグザクですから、地形図で見るほどしんどくはありません。途中、邪魔な倒木がいくつかありましたが。

4/19 13:39

ヤマレコの読者なら必ず気になるであろう(?)屏風岩縦走路の反対側の様子。倒木が横倒しに置かれていて、立ち入らないよう警告されています。また、若宮峠には「この先行き止まり」の案内板がありました(倒れていましたが)。

4/19 13:52

屏風岩縦走路には手すりも柵もありませんが、木が生えていますので、その木越しに向こうの風景を眺めることになります。私はちょっと絶壁に近寄れません。ところが、途中で出会った登山者の方は、絶壁のすぐ近くにしゃがみ込んで、絶壁の際から生えている植物の写真をスマホで撮影しておられました。みなさんは、そんな危険なことをしないでください。

4/19 14:08

このような絶景(こわいけしき)は至るところにあります。

4/19 14:40

住塚山登山道分岐(正面が住塚山方向、屏風岩公苑へは左折)。この先はやはりジグザグですが、かなり急です。

4/19 15:09

屏風岩公苑の桜。ほぼ満開状態でした。

4/19 15:10

同上。

4/19 15:55

帰路に撮った遠景写真。画面に入っていませんが、左手に曽爾高原が見えますから、正面の山は古光山でしょうか。

4/19 16:04

民家の庭先にも、色とりどりの花が咲いていました。

撮影機器：

A104SH SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ チェーンアイゼン ロープ(３メートル)

感想

-shu-

　屏風岩公苑は近畿で最も遅く桜が開花する名所ですから、ときどき行っています。前日に7分咲きだったというので、しばらく予定があるので行けないこともあって、思い切って行ってみました。前日の気温が影響したのか、ほぼ満開状態でしたが、えらく暑かった。
　いつもなら住塚山、国見山を経て、東海自然歩道経由で室生寺方面まで歩くのですが(このルートは変化があって面白いです)、今回は済浄坊渓谷から屏風岩の東端を回り込み、若宮峠から屏風岩の上を縦走するルートで行ってみました。大部分が林道歩きになりますので、人によっては退屈するかも知れません(私は気に入りましたが)。
　屏風岩の絶壁の上を歩くのは、高所恐怖症の私にとってはかなり怖いのですが、屏風岩公苑の桜を見下ろすことができます。手すりも柵もありませんから、ファミリーハイクには不向きです。