サクラソウ咲く由布岳山麓250420

2025年04月20日(日) [日帰り]

• GPS: 03:59
• 距離: 5.7km
• 登り: 97m
• 下り: 31m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:54
• 休憩: 0:52
• 合計: 3:46

距離 5.7km 登り 97m 下り 31m

10:33 猪の瀬戸
12:20 12:46 由布岳正面登山口
13:50 14:16 由布岳正面登山口
14:19 ゴール地点

天候

小雨

アクセス

利用交通機関：

バス

写真

60周年を迎えたやまなみハイウェイのみすぐそばに、猪の瀬戸湿原は位置する。すぐ目の前は、由布岳。山腹をヤマザクラが薄くピンク色に染め上げる。

早速、サクラソウが群生するお花畑。野焼き後の黒土にピンクが鮮やか

霧雨に濡れてもまた美しい

コチャルメルソウ

薄青紫色のヤマエンゴサク。花の下の苞葉の欠刻が特徴。葉は円形

こちらは薄赤紫色のジロボウエンゴサク。花の下の苞葉の欠刻がない。

開花間近のヤマシャクヤク

シロバナネコノメソウの花の終期

バイカイカリソウ

日本のナシの原生種、ヤマナシの花。
九州で身近に見たのは初めて。

ヒトリシズカがひっそり

ヤマルリソウ

イチリンソウの蕾ももう少しで……

葉が三裂のエイザンスミレ。薄いピンクの花弁が美しい

出ました、阿蘇、くじゅう、由布の春を彩るキスミレ、なんとも鮮やか。

そして、エヒメアヤメ。

フモトスミレのたくましさ、岩の間に生える。

ニオイタチツボスミレ、花弁中心部の白い部分が鮮明で目立つ。

ササバエンゴサク。ヤマエンゴサクの葉の先が笹の葉のような変異

感想

山わくわく

湯布院の温泉街を抜け、やまなみハイウェイを登ると、霧雨に煙る由布岳は、ヤマザクラで白く染っている。由布岳山麓の猪の瀬戸湿原はやまなみハイウェイのすぐそば。歩みいると、すぐサクラソウの群落。ちょうど満開に心が浮き立つ。こんなにたくさん自生、保護されているのはうれしい。遊歩道に沿って入ると、ネコノメソウ、エンゴサク類などスプリングエフェメラルがキラキラ。少し場所を変えて、イカリソウ、エヒメアヤメなどがわくわくさせてくれる。
ヤマエンゴサク、ジロボウエンゴサク、ササバエンゴサク（初見）など、同定が厳しい。
道路沿いのヤマナシの白い花に果実が望まれる。

今日の記録
　ゆっくりの観察　2h45m

今日のわくわく点
　5点/5点満点

今日の山名一句
　ゆ　けむり（湯煙）と
　ふ　る（降る）雨交じり
　たけ　る（長ける）花
　　※お粗末、季語なし。湯煙、霧雨に負けず、春の花、真っ盛り。