狭薄山(望岳台から南西尾根)

2016年01月30日(土) [日帰り]

• GPS: 06:18
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,122m
• 下り: 1,132m

コースタイム

望岳台8：08→11：30狭薄山11：58→14：17望岳台

天候

晴れ時々曇り　風弱い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

望岳台には広めの駐車帯あり（10台くらい可）

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所は無し
樹林の上部からの落雪に注意

写真

1/30 8:09

中山峠から約5km札幌寄りの望岳台のパーキング。
札幌市内は小雪でしたが、こちらは青空が広がり始めてます。

1/30 8:11

少し霞んでますが目指す狭薄山（右奥）はしっかり確認できます。

1/30 8:17

まずは豊平川の谷底まで標高差約230mのダウンヒル。

1/30 8:25

あっという間に豊平川左岸の林道まで降りてきましたが、当然帰りはきつい登り返しが待っています。
例年より雪は少ないとはいえ、雨量計測施設は2.5m位の雪の帽子を被っています。

1/30 8:27

豊平川本流に架かる橋を渡ります。

1/30 8:28

水量のある豊平川（上流方向）ですが、かなり水面が隠れています。

1/30 8:43

漁入沢川に沿って緩やかに登って行きます。
この林道は大二股山の時に一度歩いています。

1/30 8:58

今日のラッセルはスネ〜膝下程度。最近の山行ではトレースを辿ることが多かったので、ラッセルが新鮮で楽しいです。

1/30 9:16

漁入沢川を渡る。この手前で林道をショートカットするのを忘れ、7，8分遠回りになってしまいました。帰りは忘れないように・・

1/30 9:31

橋を渡ったら林道を離れ地形図を確認しながら888pを目指します。

1/30 9:54

傾斜が緩んだc770で小休止。

1/30 10:13

樹林越しには無意根山が見えるようになり、山頂からの眺望が楽しみです。

1/30 10:28

888pからc950あたりまではテラス状の地形でカンバ主体の明るい樹林帯です。

1/30 10:43

樹林越しにターゲットを捕捉しました。

1/30 10:52

1036p付近、尾根は次第に細くなり始めました。

1/30 10:57

目の前に大きく現れた狭薄の南西側からの山容。
北側からの雪崩斜面を持った三角錐の端正な姿も好きですが、こちら側からは標高差があり堂々としています。

1/30 10:58

右手には漁岳から小漁山の山並み

1/30 10:59

左手は、中央に12月に登った1061p、その右奥に札幌岳、左奥には余市岳の姿。

1/30 10:58

そして、振り返るとホロホロ、徳舜や少し左に白老3山

1/30 11:11

雪庇が発達した南西尾根はスノーウエーブによる段差またぎがちょっと大変。

1/30 11:35

山頂直下

1/30 11:44

4度目の狭薄の頂きです。

1/30 11:43

肝心の眺望ですが、青空はどこかへ行ってしまい、無意根ブラザースの姿も薄くガスが、かかってしましました。

1/30 11:42

空沼岳。左下には真簾沼も見えている。

1/30 11:43

恵庭岳方向

1/30 11:45

いつもはこちら側から登ってきます。遠方に藻岩山や砥石山。

1/30 11:45

札幌岳と左奥に純白の余市岳

1/30 11:58

一通り眺望を楽しんだらツエルト内でランチタイム。今日はポール2本を利用し被せただけのスタイルですが、設営が楽で意外に使えそうです。

1/30 12:47

25分ほど休憩し、来た道をピストン。途中、クマゲラの大きな食餌跡を発見。縦1．2m、奥行き30cmほどのとっても大きなものでトドマツが痛々しかったです。

1/30 13:42

豊平川まで一気に戻ってきましたが、この後の登り返しが億劫です。

1/30 13:43

豊平川のお饅頭をお一つ如何ですか。

1/30 14:23

約6時間の山行お疲れ様でした。再び青空が広がり素敵な望岳が楽しめ、今日辿ったルートを確認し満足感に浸りました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

感想

outdoorsmant

今シーズン、まだ狭薄山のレコが無かったので、久しぶりに投稿しました。
狭薄山には過去3度、うち2度は空沼岳夏道経由、1度は札幌岳簾舞コース登山口から1157pを経由しています。
4度目となる今回は未踏の南西尾根から登ってみましたが、地形図上では細尾根となっている1036p以降もアイゼンの出番は無く、全般的に危険箇所もなく、距離的にも約15km（GPS）と3コース中最短のようです。
強いて難を挙げれば最後の標高差230mの登り返しでしょうか。
（他のルートにも登り返しはありますが）
今回の山行は全般的に天候に恵まれましたが、何故か登頂時間帯は青空が消え、クリアーな眺望を楽しむことはできませんでしたが、未踏ルートを一つ制覇し満足な山行でした。