北高尾山稜…というよりも八王子城跡めぐり


- GPS
- 05:30
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 566m
- 下り
- 597m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。標高が低いためかが雪もほぼなし。城跡散策につきものの藪こぎはありました |
写真
感想
ここ数年山行ばかりしておろそかになってますが、アタクシはもともと城郭めぐりの好きな「お城男子」でして、山行の途中で城跡なんかがあると、とたんに萌えてしまいます。八王子城跡は北高尾山稜のハイキングコース内にあり、山行とお城めぐりが両立できそうな城跡だと、いつか行こうと思ってました。
で、ここのトコの雪模様で、アタシが行くような低山にもちょっと標高があるようなところには雪があるもよう。そんなトコにひとりで行くようなモチベーションはありませんので、じゃあってことで八王子城跡行くことにしたのでした。
標高自体は高くないし、距離はいつもの山行より短かそうなのでサクッと行けそう…なんて思ってましたが、そうは行きませんでした。
まずは高尾駅からバス。八王子城跡バス停には私以外にも何組かのハイカーが降車しましたが、皆さんバス停から一直線に登山口となる登城口へ向かいます。しかしお城男子のアタシが向かったのは「御主殿」の方面。
古道を通って曳橋を渡るのがオーソドックスなルートのようですが、曳橋が工事中なで通行止めとのことで、大手門跡を見て引き返します。
御主殿へは城山林道からアプローチ。立派な石垣見上げ、曳橋の下をくぐって御主殿に足を踏み入れますと、ウオッ! 広い! と思わず声に出してしまうくらいのだだっ広い空間が眼前に現れます。これにはかなりビビりましたねぇ。さすが戦国関東の覇者、後北条家の国力は凄まじしいもんですなぁ。
御主殿を後にしてアシダ曲輪を散策してから、いよいよ山頂に向かいます。山行的にはここからがスタートって感じでしょうかね(^_^;)
登城口からの道は散策のためでしょうか、よく整ってます。
ただ、山城の内部の道ですから傾斜はキツいです。ですが、あっちを見、こっちを見して、さらにはいちいち曲輪に立ち寄ったりしたのに(だからGPSログがグチャグチャなんですね)、山頂の本丸には山と高原地図のCTとほぼ同じ時間で到着。やっぱり次々に現れる見応えのある遺構に興奮していたのでしょうか、かなりハイペースで登ったんですかね。気温も高かったので汗だくになりましたよ(*^_^*)
松木曲輪で眺めを楽しみつつ昼食をとった後は、富士見台方面に向かいます。
どこで道を間違ったのか、気が付くと名無曲輪に出てしまいましたが、なんとか馬冷やしにたどり着きルート復帰。
馬冷やし〜詰の城〜富士見台の間は、アップダウンが多く結構険しい感じ。自然地形を活かしたかなりの要害っぷりで、ヨレヨレになって足を運びます。
なお、詰の城直下の大堀切はスゴイのヒトコト。萌えました。
富士見台からは南に向かって歩きます。このあたりは城跡っていうよりもいかにもハイキングコースって感じでした。
調子に乗ってズガズガ歩いていると、やがて太鼓曲輪尾根との分岐に到着。お城マニアとしては太鼓櫓尾根に進みたいトコですが、山と高原地図には破線どころか、ルートが載ってません。へたれハイカー的にはちょっと不安です…。
ですが、事前にネットで情報収集もしてましたので、ここは思い切って進んでみることにします。
分岐直下はかなりの急坂で、やや後悔したのですが、すぐに傾斜は緩みます。その先は道幅こそさほど広くありませんが、踏み跡もわかりやすい尾根道が延びていました。かなりの拍子抜けというか、ホッとして進みます。すると行く手を何度もでっかい堀切に阻まれまして…その度ごとにいちいち斜面を下りまた上りを繰り返します。自然のアップダウンだってかなり面倒なのに、人為的に進みにくくしているのですから、なおさら歩きにくい。
まぁお城っていうのは、本来防衛施設ですからねぇ。スイスイと移動できたんじゃイケナイわけですから、当然っちゃ当然ですよね…(^_^;)
という感じで、1時間20分ほどかかって太鼓曲輪尾根から脱出。高速道路の上の陸橋を渡って無事ゴールを向かえたのでした。
予想していた以上に時間がかかり、“サクッと”どころではありませんでしたが、それも見応えのある城跡だったからこそ。かなり満足度の高い山行&お城めぐりでありました。
遅筆につきレポートはいずれブログにて
http://awaya-daizen.cocolog-nifty.com/zatsubun/
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