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Yamareco

記録ID: 8059975
全員に公開
沢登り
中国山地西部

阿弥陀山 水内川支流 弥平谷支川

2025年04月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:30
距離
2.7km
登り
396m
下り
395m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:59
休憩
0:32
合計
4:31
距離 2.7km 登り 396m 下り 395m
10:16
5
水内川月見橋
10:21
58
弥平谷支川出合い
11:19
11:31
40
弥平谷支川大滝
12:11
12:21
34
弥平谷支川奥二俣
12:55
13:00
7
稜線の鞍部
13:07
13:12
75
683mピーク
14:27
20
下降した谷の水内川出合
14:47
水内川月見橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道488号線を湯来温泉をすぎて進み、弥平谷出合いの上流で水内川にかかる月見橋の手前のスペースに駐車。水内川の対岸に、旧湯来農協の水力発電所の建物がある。月見橋を渡って少し歩くと、弥平谷川の対岸に民家のある小さな橋がある。橋を渡って、民家わきの水路にそって入渓する。
コース状況/
危険箇所等
弥平谷右岸尾根の683mピークを通る尾根上には、作業用の赤テープと踏み跡がある。
その他周辺情報 湯来温泉。
弥平谷にかかる橋を渡り、民家の脇のコンクリ水路に沿って登る。目的の谷は、奥に見える二つのピークの間から流下する。
2025年04月26日 10:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
4/26 10:21
弥平谷にかかる橋を渡り、民家の脇のコンクリ水路に沿って登る。目的の谷は、奥に見える二つのピークの間から流下する。
コンクリの水路が終わって、杉が植林された棚田跡の石垣のきわを流れる荒れた小川になった。
2025年04月26日 10:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/26 10:26
コンクリの水路が終わって、杉が植林された棚田跡の石垣のきわを流れる荒れた小川になった。
棚田跡が長く続いたが、その上は渓相が良くなって5段8mの段滝が現れた。これは、期待できそうだ。
2025年04月26日 10:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 10:48
棚田跡が長く続いたが、その上は渓相が良くなって5段8mの段滝が現れた。これは、期待できそうだ。
2条2m滝は、右の滝をのぼった。まだ、谷は開けて明るい。
2025年04月26日 10:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 10:53
2条2m滝は、右の滝をのぼった。まだ、谷は開けて明るい。
すぐ上で谷が狭まってきて、2段7mの滝が続いた。倒木が多少煩いが、見栄えのする滝だ。右岸のバンドから登ったと記憶する。
2025年04月26日 10:55撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 10:55
すぐ上で谷が狭まってきて、2段7mの滝が続いた。倒木が多少煩いが、見栄えのする滝だ。右岸のバンドから登ったと記憶する。
4m滝は水流右を。
2025年04月26日 11:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
4/26 11:00
4m滝は水流右を。
5m段滝。
2025年04月26日 11:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:07
5m段滝。
幅広の4m滝。右岸を巻いた。
2025年04月26日 11:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:09
幅広の4m滝。右岸を巻いた。
両岸が立った7m滝だが、ホールドがしっかりいており、直登が可能だ。息つく間もない怒涛の滝ラッシュだ。
2025年04月26日 11:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
4/26 11:13
両岸が立った7m滝だが、ホールドがしっかりいており、直登が可能だ。息つく間もない怒涛の滝ラッシュだ。
これは素晴らしい!ゴルジュの最後を飾るのは、高い側壁の奥に落ちる細く美しい9mの滝だ。
2025年04月26日 11:25撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:25
これは素晴らしい!ゴルジュの最後を飾るのは、高い側壁の奥に落ちる細く美しい9mの滝だ。
滝身に近づいてみる。岩を穿って後退しており、上段を登るのは難しそうだ。少し戻って、右岸から大高巻きで越えた。
2025年04月26日 11:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:19
滝身に近づいてみる。岩を穿って後退しており、上段を登るのは難しそうだ。少し戻って、右岸から大高巻きで越えた。
落ち口の上に降りると、2m+2mの滝が続いていた。
2025年04月26日 11:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:31
落ち口の上に降りると、2m+2mの滝が続いていた。
優美な5mの斜滝は右壁を登った。
2025年04月26日 11:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:33
優美な5mの斜滝は右壁を登った。
谷は開けてきたが、まだ滝は続く。全部で15mほどの段瀑だ。
2025年04月26日 11:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:37
谷は開けてきたが、まだ滝は続く。全部で15mほどの段瀑だ。
段瀑の最奥の3段10m滝は、左岸が岩崖になっていた。
2025年04月26日 11:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:41
段瀑の最奥の3段10m滝は、左岸が岩崖になっていた。
2段8m。左岸巻き。
2025年04月26日 11:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:45
2段8m。左岸巻き。
最後の大きな滝であったトイ状8m滝は、倒木で台無しだ。右手の岩を登ったが、落ち口の倒木を越えるのに苦労した。
2025年04月26日 11:50撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:50
最後の大きな滝であったトイ状8m滝は、倒木で台無しだ。右手の岩を登ったが、落ち口の倒木を越えるのに苦労した。
4×6m段滝。
2025年04月26日 11:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 11:57
4×6m段滝。
トイ状3m。
2025年04月26日 12:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
4/26 12:03
トイ状3m。
5×6mナメ滝。源頭の雰囲気になってきた。
2025年04月26日 12:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
4/26 12:08
5×6mナメ滝。源頭の雰囲気になってきた。
奥二俣は、水の枯れた左俣に入り、稜線の鞍部を目指す。
2025年04月26日 12:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
4/26 12:11
奥二俣は、水の枯れた左俣に入り、稜線の鞍部を目指す。
植林帯の急斜面の登りが続く。中間尾根には露岩が目立つ。
2025年04月26日 12:36撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/26 12:36
植林帯の急斜面の登りが続く。中間尾根には露岩が目立つ。
谷の源頭付近は自然林となって明るく癒される。すぐ上で、稜線の鞍部に出た。植林作業用の比較的新しい赤テープがあった。
2025年04月26日 12:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/26 12:53
谷の源頭付近は自然林となって明るく癒される。すぐ上で、稜線の鞍部に出た。植林作業用の比較的新しい赤テープがあった。
尾根筋は藪もなく歩き良い。ギンリョウソウを見つけた。ミヤマシキミやツバキも咲いていた。
2025年04月26日 13:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
4/26 13:03
尾根筋は藪もなく歩き良い。ギンリョウソウを見つけた。ミヤマシキミやツバキも咲いていた。
683mピークより、北に湯来冠山を望む。ピークを越え、急な尾根道をくだったところで、西側の谷に降りた。
2025年04月26日 13:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 13:07
683mピークより、北に湯来冠山を望む。ピークを越え、急な尾根道をくだったところで、西側の谷に降りた。
降りた谷は、上流からずっと間伐木が谷間を埋めた、遡行価値のない谷だった。ほぼ、右岸の植林帯の中を歩いた。
2025年04月26日 14:06撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4/26 14:06
降りた谷は、上流からずっと間伐木が谷間を埋めた、遡行価値のない谷だった。ほぼ、右岸の植林帯の中を歩いた。
ワサビの花が咲いていた。昔は、ワサビ田でもあったのだろうか。
2025年04月26日 14:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 14:09
ワサビの花が咲いていた。昔は、ワサビ田でもあったのだろうか。
終わりにきて、10mほどの荒れた大滝があった。左岸に明瞭な巻き道があり、辿って降りた。
2025年04月26日 14:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 14:20
終わりにきて、10mほどの荒れた大滝があった。左岸に明瞭な巻き道があり、辿って降りた。
最後は、枯れ谷となって棚田跡の石垣の下を水内川に落ちていた。
2025年04月26日 14:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/26 14:26
最後は、枯れ谷となって棚田跡の石垣の下を水内川に落ちていた。
水内川におりて上流の月見橋を見る。奥に見える取水堰堤の左岸に階段があり、県道に戻ることができた。
2025年04月26日 14:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
4/26 14:27
水内川におりて上流の月見橋を見る。奥に見える取水堰堤の左岸に階段があり、県道に戻ることができた。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ 防虫スプレー 防虫ネット

感想

阿弥陀山の西麓、水内川の支流である弥平谷は、平家の落人伝説のある谷だが、谷の入口付近、民家が数軒ある裏手の山に、等高線の狭まったゴルジュっぽい地形の支谷が二つある。いづれも流程は短い小渓流だが、下側の谷は比較的集水域が広く、滝がある可能性が考えられた。弥平谷にかかる橋を渡ると、民家脇にコンクリの水路があり、これが目的の谷のようだった。マイナー谷あるあるである。水路が途切れると、植林された石垣のある棚田跡に、荒れた小川が続いたが、棚田が終わると、渓相もよくなり、小滝が現れて期待できそうと思っていたら、息つく間もなく滝が続いて、怒涛の滝ラッシュとなった。予想したほど、険しいゴルジュ地形ではなかったが、ゴルジュの最後を飾ったのは、高い側壁の奥から落ちる、細く美しいすばらしい滝だった。その上部で、谷は徐々に開けたが、まだ滝は続いて、最後はナメ滝となって奥二俣となった。詰めの植林帯の登りは、急であったが、藪漕ぎはなく、最後は自然林となって気持ち良い尾根道へと出た。尾根道を北にたどり683mピークを越えたところで、西側の谷に降りたが、この谷は延々と間伐木が谷を埋めた遡行価値のない谷だった。いくつか小滝があったが、最後の最後で、荒れた大滝となり、枯れ谷となって棚田跡を水内川に落ちていた。

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