大氷瀑を楽しむ：西上州・相沢奥壁「エイプリールフール＆大氷柱」

2016年02月06日(土) 〜 2016年02月07日(日)

天候

両日共に晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・駐車場：荒船山・相沢登山口p　4台位
・氷瀑へは、荒船山登山口から、1時間20分位。

その他周辺情報

・当初、二日目は「犬殺しの滝」の予定だったが、伐採作業の為、林道途中に重機が停めてあり、それ以上、入れなかった。いつまでかは不明。路上駐車は作業の邪魔になるので出来ない。

写真

2/6 10:21

【2月6日】
荒船山・相沢登山口から登山道を登ってきます。「荒船山まで70分」の標識を過ぎると・・・→

2/6 10:29

・・→大岩！　男三人もびっくり！

2/6 10:30

祠があります。「中の宮」だそうです。荒船不動尊の中の宮でしょうね、きっと。　それにしても、健気な杖たち！大岩が祠をつぶさないよう、頑張って支えてますよ！

2/6 10:31

中の宮を過ぎると、じき、文字の読めなくなった古い標識。ここで左の沢に下ります。

2/7 8:23

渡渉と言ってもこの程度。対岸の尾根に登りあげ反対側の斜面をトラバースしていくと・・・→

2/6 10:46

・・・→、ほら、見えて来たでしょう。あれは相沢奥壁にかかる氷瀑の中で一番大きな「大氷柱」。もう、他Pが取り付いているので、今日は、素通りして更に奥へ。

2/6 10:56

見えてきましたよ！「エイプリルフール」です。グレードは、「大氷柱」より落ちます。先客あり！

2/6 11:30

空いているラインにトップロープを掛けます。mizukiアイスの希望の星：S氏が登ります。

2/6 11:42

ビレーするI氏。

2/6 11:58

お隣では、他pの若者たちがドライの練習。ケチなmizukiは、アックスの刃を痛めるので、ドライはやりません。

2/6 12:00

K氏も登ります。ノミックスは良く刺さりますねえ〜。

2/6 12:11

次は、I氏。準備はいいかい？

2/6 12:20

I氏：中段に差し掛かります。

2/6 14:11

mizukiの2本目は右端のつららから。

2/6 14:11

カメラ目線なんか、しちゃいました。

2/6 14:28

模擬リードのK氏。明日に備えて？！

2/7 7:49

南牧の岩山が見えます。

2/7 9:07

【2月7日】
今日は「犬殺しの滝」の予定でしたが、森林伐採の為、林道途中で入れず、相沢奥壁の大氷柱へ変更。落差が50m近くあります。

2/7 9:07

S氏、スタート。

2/7 9:10

落ち口まで、ランニングを11本。スクリューを打つだけでも大変です。S氏。

2/7 10:27

K氏、核心部に入りました。

2/7 10:51

I氏もじわりじわりと高度を稼いで・・・→

2/7 10:55

・・・→核心部へ。I氏もK氏も、こんな大氷瀑は初体験。1本登っただけでもお腹一杯！

2/7 11:25

mizukiも核心部に。

2/7 11:52

トップロープで、左を登るS氏。つららの部分は難度が高い！

2/7 12:16

I氏も左をここまで頑張る。
目いっぱい遊んで、今回も皆大満足。さあ、帰りましょう。

撮影機器：

FinePix XP70 富士フイルム

感想

mizuki

・2月のmizukiアイスの計画は、「相沢奥壁のエイプリルフール」と「犬殺しの滝：マルチ」の予定だった。

【2月6日】
・相沢奥壁の「大氷柱」には私とS氏は何度か登っているので、前を通過し、さらに奥の「エイプリルフール」へ。他パーティーが居たが、空いていて、ラインを変えて登り、4人全員が十分楽しめた。
・16時過ぎに登山口駐車スペースに戻った。
・2日目は、「犬殺しの滝」と「子犬殺しの滝」のマルチを2パーティーに分かれてやる予定なので、林道終点で幕営すべく、相沢登山口から林道を走る。
・しかし、山林の伐採作業中で、重機が林道の真ん中に停めてあり、それ以上進む事は不可能。路駐も作業に邪魔になるので出来ない。
・代替氷瀑として、この日の内に「狭岩氷瀑群：不動の滝」の下見をしに行く。下半分は氷がついているが、上は崩落したようで登れない。
・明日は、相沢奥壁の「大氷柱」を登ることにし、直近の道の駅で幕営。

【2月7日】
・この日は、私たちの他に2パーティー9人ほどが入ったが、他パーティーは「エイプリルフール」に行ったので、「大氷柱」は私達の貸し切り。
・S氏がトップロープを架ける。落差が40m+位あるので、60mロープを2本結束。各自、1本登っただけでお腹いっぱいなほどの大物。中間部30mほどのヴァーティカル部が核心部だ。
・左側は、細いつららの集合体。ここは、難しい。こちらでも遊んで昼過ぎに終了。

・帰路、内山トンネルを抜けて長野県に入り、兜岩北面に出来る「ナメネコフォール」と「カブコロン」の下見に行く。道路状況や除雪の程度、駐車場所等を確認。
・帰路、荒船山艫岩に食い込む「昇天の氷柱」を、メンバーに教えてあげた。

コメント

to-fu-

西上州イイですねぇ〜♪
mizukiさん、おこんびんわ〜♪

40m以上だと確かに登りごたえありますよね〜
サクッと登るmizukiさんは素晴らすい
人が少ないのも素敵

林道が通行止めで犬殺しに行けませんでしたか・・・
mizukiさん殺しになっちゃいましたねぇ〜
登山口からだとかなり距離がありますから。
ということは！誰もいないんじゃ！ないですかぁ〜

西上州、温泉とソフトクリームも魅力です＾＾

mizuki

Re: 西上州イイですねぇ〜♪
to-fu-さん、おはようございます。

冬季には、西上州に個性的な氷瀑がたくさん出来ますが、全部触らない内に、私の活動年数が尽きてしまいます。残念

犬殺しの滝も、残念でした。でも、誰も歩こうと言い出さない・・・中高年パーティーは、あきらめるのが早い 　　頑張って歩けば、間違いなく独り占めだったでしょうね。

荒船の湯がすぐ近くにあるけれど、済んだらささと帰宅。でも、「下仁田ネギ」だけは、毎回、必ず買って帰りますよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　mizuki

　　　　　　　　　　　　　　　

niini

見事な氷爆！！
mizukiさん　こんにちは

さすがは西上州ですね
まるでスッカン沢の氷柱のようです
そこを登られるとは！！

僕は見ただけでお腹一杯になりそうですよ〜

沢登りされる方は命名が上手ですね
犬殺し・ナメネコとか・・・

mizuki

Re: 見事な氷爆！！
niiniさん、おはようございます。

「スッカン沢」の名前は耳にしたことがありますが、行った事はありません。早速、ネットで調べてみました。漢字の四字熟語みたいな難しい名前の滝があるので、びっくり 　水量が多く、見ごたえのある滝が幾つもあるんですね。
クライミングが出来るほど氷結はしないようです。

命名者のセンスの良さと知性が光るネーミングは素敵です。
例えば、甲斐駒ケ岳に食い込む尾白川下流域に出来る氷は、下流から、
αルンゼ
βルンゼ（平田ﾘﾝｾﾞ）：ベータと平田をかけている。岩にべったりついた氷瀑
γルンゼ（岩間ルンゼ）：ガンマと岩間をかけている。岩溝に出来る氷瀑

でも、「犬殺しの滝」やお隣の「子犬殺しの滝」は、ちょっと、悪ふざけっぽく、後から登る物が口にするのが、気持ちよくありませんね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　mizuki