上越 湯檜曽川本谷 沢登り

2008年09月14日(日) 〜 2008年09月15日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 22.0km
• 登り: 1,330m
• 下り: 1,314m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:20
• 合計: 8:00

7:00 入渓
7:10 0:00 魚止めの滝
8:00 0:00 白樺沢出合
8:15 0:00 赤淵
8:50 0:00 十字峡
11:10 12:30 赤滝
13:00 0:00 大滝
14:00 0:00 二俣
15:00 テンバ

2日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:50

6:10 テンバ
7:10 7:10 稜線
7:30 7:30 朝日岳山頂
9:20 9:30 ウツボギ沢出合
12:00 宝川温泉

天候

曇/晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/14 6:59

出合い7：00

9/14 7:02

入渓

9/14 7:04

魚留めの滝（ザイル）

9/14 7:54

魚留めの滝を巻き終えてミニゴルジュ

9/14 7:54

渕を行く

9/14 8:04

白樺沢出合い辺り8：00

9/14 8:14

白樺沢を過ぎ、明るい渓相になごむ。

9/14 8:17

ナメと小滝2

9/14 8:18

階段状2条

9/14 8:25

赤渕　8：25

9/14 8:25

赤渕。泳いで突破しようとするも．．．。寒さで撤退。

9/14 8:40

十字峡手前30mナメ

9/14 8:46

十字峡1　8：25

9/14 8:47

十字峡2

9/14 8:47

十字峡3

9/14 8:49

十字峡。抱き返り沢とナメが素晴らしい

9/14 8:50

大蔵沢出合

9/14 8:51

抱き返り沢。天空から落ち来る水しぶき。

9/14 8:59

ゴルジュ状をへつる

9/14 9:11

抱き返り滝　9：10

9/14 9:48

中流部を行く

9/14 10:40

10m垂直の滝　10：40　バンドを登る

9/14 11:22

2段赤滝（2段目高巻き　ザイル）

9/14 12:26

高巻ルート。登ったのが失敗。ホールド、スタンス共にない土壁。フリクションのみでなんとか突破

9/14 12:45

大滝下部　13：00

9/14 13:30

上流部1

9/14 13:31

上流部2

9/14 13:34

上流部の小滝

9/14 13:36

10mチムニーの滝を登る（左岸を突破）。

9/14 13:41

大滝を超えると美しいなめが続く。

9/14 13:43

なごむ

9/14 13:48

二俣手前。

9/15 6:17

源頭部

9/15 6:20

二俣を過ぎて源頭部へ。ユリが出迎える。

9/15 7:23

藪漕ぎを経て山頂の池塘へ。山はもう秋。笹薮をこぎおわると一面の草紅葉。

9/15 7:30

朝日岳山頂　達成感アリ　7：30

9/15 7:43

山頂の紅葉も進む

9/15 7:53

朝日岳を望む
紅葉の始まった山をあとに宝川温泉に下る。

9/15 8:42

大石沢出合遠景（下山途中より）

9/15 9:20

ウツボギ沢出合　9：20

撮影機器：

LUMIX DMC-LX2 パナソニック

感想

shindow

湯檜曽川本谷。なんだかうっそうとした幽谷のような響き。
いよいよ今年の沢登りのメインテーマである湯檜曽川本谷遡行。前日土合から入るが雨の中を武能沢出合い手前でテントを張る。翌日も天気はもうひとつ。でも空を見上げると晴れる期待もあり、逡巡した挙句、行くことに決断する。
沢に降りるとすかさず魚留めの滝。結構水量も多く感じる。白樺沢を過ぎると、広々とした河原。明るい渓相にほっとする。十字峡は空から降ってくるような抱き返り沢と大倉沢が十字にであうこの沢のハイライト。小さな渕を首まで漬かって泳いで超えると大滝。残置ハーケンを利用してよじ登り、ブッシュ帯にビレイ。落とし口にトラバースする。核心は過ぎたと思いきや、2段の滝の上部を高巻こうとしてはまる。何とか突破。腕が乳酸でいっぱいになる。二俣を過ぎ、テンバを探す。本日の充実した遡行の余韻に浸り、夜は更けていく。夜、ふと目が覚め、テントの外に出ると沢は月明かりに照らされ、幻想的な光景がそこにあった。
翌日はすでに源頭の様相。沢をひたすら詰める。谷間のユリが心に優しい。笹薮をこぐと、一面の草紅葉。山はすでに秋に入っていることを改めて思い出させる。今夏の宝川遡行に引き続き朝日岳の山頂に立つ。遡行し遂げた達成感に浸りながらガスの出はじめた山頂を後にした。