小野アルプス / 日本一低いアルプスを縦走!


- GPS
- 05:16
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 569m
- 下り
- 580m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 5:16
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
紅山の岩場は高度感ある急斜面。グリップは効くので慎重に登れば技術的にはさほど難しくはないが、下りで使うのはお勧めできない。 |
写真
感想
兵庫県の小野アルプスへ行ってきた。
ここは日本一低いアルプスとして知られており、以前から一度行ってみたいと思っていたのだが、今年の遠征は北岳・間ノ岳に決定したことから、日本一高いアルプスを歩くのならばその前に低いアルプスも行っとこかということで今回の山行と相成った。
6時に義妹を迎えに行き山陽道を爆走して、三木SAで朝メシにエッグチキンバーガーなどを食って小野へ。鴨池公園に車を停め、装備を整えて8時すぎ登山開始。
まずは長い車道歩き。当初は白雲谷温泉ゆぴかに車を停めての周回を計画していたのだが、それだと最後が長い車道歩きになってしまうので、先に面倒くさいのを済ませておこうということになった。そっちのが昼メシも丁度いい時間に展望スポットにつけそうでもある。
1時間歩いてゆぴかに到着。もうすでに汗だくなんですけど。ゆぴかの駐車場でトイレを借りて登山開始。
巨大な電波塔の立つ前山や愛宕山・安場山などを経て車道のあるアザメ峠へ下りる。
総山からちょっとアルペンムードのある岩場を経て見晴らし良好なアンテナ山へ。
11:15、本日の最高点である惣山(198.9m)到着。山頂から少し離れたところに展望のよい場所があるというので行ってみる。
ちょっと下ると尾根上に巨大な岩があって、岩の上からは360度の絶景が広がっていた。西に目を向けるとこれから登る紅山の岩尾根がまるで巨象の鼻のように伸びているのが見える。おおお、なかなか手強そうやな。
何か展望台とかベンチみたいなのがあるのかと思ったがそんな感じではなさそうなので惣山の山頂に戻ってランチにする。
惣山から岩倉峠への下りがえげつない急勾配の下りで草も生えない。あまりの急坂ぶりに階段もところどころ崩落しとる。
岩倉峠からひと登りすると、さあやって来ました、本日のハイライト、紅山の岩尾根だぜ!惣山から見てもかなりの光景だったが、下から見上げるとこれまた迫力がすごい。驚いたのは上からワンコを連れたご夫婦が降りて来たこと。えっ犬連れてあの上から降りて来たんすか!?しかしお話を聞くと途中まで登りかけて、傾斜がきつくなったので諦めて戻ってこられたとのこと。
腹をくくって岩尾根の登りに取りかかる。最初は立って歩けるのだが、山名の由来なのだろうか岩の表面がオレンジ色に変色する辺りから傾斜が徐々に急になり、手を使わないと登るのが困難になってきた。ストックを片付けて両手を使い登る。斜度は30度は越えているだろう、体感的には45度くらいあるように思える。
グリップはよく効くので、気合と勢いさえあればさほど岩登りの技術がなくても突破はできそうだ。義妹に上体を起こしてなるべく上半身を岩から離して登るよう言いながら後から付いていく。
一旦踊り場的な場所に出て下を見下ろす。うへえ、スゲエ高度感。上から見たら崖やでこれ。登るのは何とかなったけど、ここを下れと言われたら無理ですわ。
そこから先はさらに斜度が増し、わりと本格的な岩場の登攀となるが、ホールドもスタンスも豊富でグリップも効くのでこれまた気合と勢いで突破する。
12:45、紅山(182.8m)登頂。
いやあ振り返ってみてもすげえ岩尾根やった。登ってみれば楽しかったな。
山頂からは権現池や先ほど登った惣山が美しい。って惣山の岩山からもっと先に立派な展望台あるやんけwwwあそこでラーメン食えたやんけwww
下山後は車道歩きの際に前を通って気になってた鍬渓温泉きすみのの郷に移動して汗を流し、山陽道逆走車ありとの電光掲示板に戦慄しながら帰阪する。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する