筑波山


- GPS
- 03:54
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 806m
- 下り
- 522m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 3:54
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
10年以上ぶりの筑波山。
バスで筑波山神社前まで行き、しばらくの近所を観光した後、登山開始。すっかりどんなコースだったかは忘れていて、唯一、あと0.7kmの標識があったことくらい。
登り始めは新緑の明るい、しかも緩い登りの登山道。前日まとまった雨があったので地面がぬかっているが、それも含めて雰囲気が良く、テンションが上がる。ただ、緩い登りは最初だけで、階段が現れると、次第に傾斜がキツくなってくる。更に岩がゴロゴロ現れて、落差が大きくなってくる。こんなキツかったっけ?と古い記憶を辿るが、当時一緒に行った連れが、結構バテてた記憶があるくらいで、そこまで急登だった記憶はない。しかしこのルート、約2.5kmで600mほと標高を稼ぐ。約7kmで約1200mの、丹沢塔ノ岳の「バカ尾根」よりも傾斜的にはきついことになる。
途中ケーブルカーの線路の脇を通り、更にどんどん標高を稼ぐ。極め付けは、最後の長〜い階段。高尾山も最後の長い階段はうんざりするが、それを遥かに超える長い階段が続く。風が強くなると、鞍部の広場に出る。ものすごい突風が吹き荒れている。
筑波の面白いのが、ここまでケーブルカーやらロープウェイで下から何もせずに上がれるので、突然俗世が現れる事。
一旦男体山をスキップして遊歩道(散策路)で山頂の周りを一周する。もっと平坦かと思ったが、かなり降ろされる。途中展望台への短い分岐があり、山腹に迫り出した一枚岩からの眺めが格別。関東平野の広さを実感できる。
もうすぐ一周、という所で遊歩道の迂回路と言うのが現れる。迂回路とは言いつつも、山頂へのショートカットではないかと踏んで、迂回路に進路を取ってみる。かなり険しい岩のルートだが、ひと登りして、目の前に建物が見える。ビンゴ。そうして山頂に辿り着く。西側の眺めが良い。
下りは鞍部へと向かう。そこそこきつい、岩混じりの道。登ってくる人も多く、道は狭いので、すれ違いに時間を取られる。何とか広場まで戻り、強風の中、今度は女体山に向かう。緩い登り。山頂直下まで来ると、山頂に向かう人が行列している。ほとんど進まない。普通に登れば1分も掛からない山頂までを、何十分も掛けて向かう。山頂が狭い岩の上ということもあって、順番待ちがひどいことになっていた。「混雑時は山頂には5分以内で御願いします」の看板。みんな長い時間掛けて山頂まで来ただけあってか、どこかそわそわと、記念写真撮って降りていく。ガン無視して長いこと居座るのもいるけど。
さて下山はつつじが丘へと向かう。最初は強烈な岩の急登。クサリが必要なものではないが、この急登を最後に登るとしたら、かなりしんどい事になるのでは。実際にすれ違いには、結構な時間を要した。(次から次へと登って来るので)
ただ岩がちなルートという事もあって、奇岩の名所が多い。
記憶では過去にはパラグライダーが空を舞っているのを見ながら下山した気がしたのだが、そもそもそんなに空が開ける場所も多くはなく。あの記憶、一体何だったのだろうか。
途中のつつじが丘展望台の見晴らしがいい。体力のない人は、ここまででも大満足では無かろうか。
筑波山は一大観光地という事もあり、山に入る人の格好には仰天した。スニーカーはまだしも、サンダルで来ている人、ほぼ空身の人など、大丈夫か?と思ってしまうのが多数いた。筑波山は規模としては小さいものの、山としては結構キツめの山だと思うのだが。
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