【九州百名山】 九千部岳（長崎）×九千部山（佐賀） W九千部登山

2016年02月07日(日) [日帰り]

• GPS: 08:12
• 距離: 87.1km
• 登り: 1,431m
• 下り: 1,747m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 3:12
• 合計: 8:10

7:11 田代原キャンプ場
8:26 8:30 九千部岳
9:15 9:17 田代原キャンプ場
9:42 9:50 吾妻岳
10:08 10:14 田代原キャンプ場
10:14 12:59 九千部岳〜九千部山（車移動）
12:59 12:59 グリーンピア那珂川ゲート入口
14:15 14:22 九千部山
15:21 グリーンピア那珂川ゲート入口

休憩時間には九千部岳〜九千部山の車移動時間（3時間弱）を含みます

登山時間
【九千部岳】2時間弱　【吾妻岳】1時間　【九千部山】2時間半

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎田代原トレイルセンター
吾妻岳寄りの広場にトイレ有り。凍結？で水道は使えず。駐車場あり

◎グリーンピアなかがわ
冬季は閉園中。ゲートがある桜谷ルート入口の駐車スペースに駐車。
グリーンピア那珂川の駐車場も通常100円ですが、社会実験中で現在無料化？
トイレは数分登った先のグリンーンピア那珂川敷地内（スキップ広場）にある
閉園中は園内を通り抜けは出来ない。登山者はイノシシ防護柵を閉める事

コース状況／危険箇所等

危険箇所無し
・九千部岳の山頂付近は岩場が多少ゴロゴロしている。ロープ場も何か所かある
・吾妻岳も短時間で登れるが、途中ザレ場の登りがあって落石注意
・九州有数の豪雪地帯？である九千部山は雪が多い。上部は雪の中を歩きました

その他周辺情報

◎春日　ふくの湯
http://www.fukunoyu.com/
とにかく人気のスーパー銭湯。日帰り入浴600円。ロッカー・シャンプー石鹸類あり
食事処あり。豊後そばとから揚げという意外な組み合わせも。露天・サウナは激混み

写真

2/7 7:09

丑三つ時に家を出て、フェリーを使わず奥雲仙へ。まずは九千部”岳”の方を登ります。気温はマイナス4℃

2/7 7:10

現在、第二吹越から雲仙へは通行止め箇所があります。九千部岳も田代原からの登山が推奨されています

2/7 7:10

いい眺め。こんだけ寒いのに雪が全然無い

2/7 7:14

ペットボトルが置いてありました

2/7 7:18

整備されて凄く歩きやすい。が、変なバットが刺さっている

2/7 7:27

あれは鳥甲山？

2/7 7:28

ガレ場の九千部山登山口へ入ります

2/7 7:29

ここもかつては放牧地だったんだねえ

2/7 7:32

雨どいみたいな鉄製のものが横たわってる

2/7 7:33

えぐれてる道に霜柱

2/7 7:39

崩壊したコンクリ道

2/7 7:42

若干ベルグラってる石。踏むと滑るのよ

2/7 7:56

ここら辺りの雰囲気、穂高岳・涸沢までの登りに似てるなと思いました

2/7 8:00

ハゲてない岩。勝手に温水岩と命名

2/7 8:09

ロープも張ってはありますが歩きやすいです

2/7 8:19

隣の雲仙は「花ぼうろ」とも呼ばれる霧氷が有名ですが、こっちはあまり無いね

2/7 8:23

あっと言う間に九千部岳に登頂。実は周回じゃなくピストンを考えていたのですが、登山口を間違えて入ったので周回巡りになりました。でも登山時間はほぼ予定通り

2/7 8:23

三角点たっちんぐ

2/7 8:23

凍った羅針盤

2/7 8:25

愛野町、橘湾方面が望めました。影も写ってる

2/7 8:25

小浜温泉方面かな。あの日本一長い足湯もしばらく行ってないなあ

2/7 8:25

雲仙の方角から朝日が上ってました。神々しい感じに

2/7 8:25

湯気が立ちのぼる雲仙温泉街も

2/7 8:25

こっちは島原方面かな

2/7 8:31

帰ろうとしたら九千部大明神があったので、ちょっと立ち寄り

2/7 8:33

バケツに厚い氷が張ってました。この辺りはマイナス5℃以下かな

2/7 8:34

日本一細〜いロープ場（笑）

2/7 8:43

太忠岳の天柱石っぽい岩がありました

2/7 8:44

赤テープはほとんど無かったんですが踏み跡がくっきりしてて迷う事は無いですね

2/7 8:51

道も終始広くてトレラン出来そう

2/7 9:13

千々石寄りの出口に出ました。本来はここから登る予定だったんだけど

2/7 9:13

少々の車道歩き

2/7 9:16

次は吾妻岳。一応セットで登っておきます

2/7 9:16

田代原トレイルセンター建物を横切る。本来の入口は工事中なので迂回路を

2/7 9:17

事故があったようです・・・

2/7 9:19

吾妻岳行きますよー

2/7 9:21

しょぼい鳥居をくぐり

2/7 9:23

本物の観音様があったから鳥居だったのか。馬頭観音。かつての牧場の名残り？

2/7 9:30

途中ザレてて歩きにくかったけど

2/7 9:40

立派な赤い階段もあった

2/7 9:41

でもステップが腐ってて危なかった！

2/7 9:44

30分弱で吾妻岳登頂。狭い山頂で眺望無し

これで九州百名山92座目

2/7 9:58

木の隙間から、さっき登った九千部岳が・・・これがやっとの展望

2/7 9:59

木の下をくぐる

2/7 10:02

石を落とさないように気を付けて下りる。九千部岳・吾妻岳では誰ともすれ違わなかったけど

2/7 10:10

駆け足で戻ってきました。ここは現在直進不可

2/7 10:11

いい天気ですね。ピクニック日和

2/7 10:11

ここにぽっとんトイレがありましたが、水は出なかった

2/7 10:11

マムシかあ・・・冬に来ておいてよかった

2/7 10:13

帰ってきたら車が1台増えてました

2/7 10:36

九千部岳を午前中に済ませて、諫早湾の堤防道路を経由し次は九千部”山”へと移動

2/7 15:18

13時前にグリーンピアなかがわゲート入口へ

2/7 12:59

ゲートのわきに停めて、すぐさま桜谷ルート入口へ

2/7 13:04

フェンス沿いの階段。ここで雨（雪？）が強くなりカッパ装着

2/7 13:11

グリーンピアなかがわ敷地を横切って登ります。なおグリーンピアは17時に閉まるので注意

2/7 13:12

毒ヘビにも注意

2/7 13:15

沢沿いなので渡渉はやっぱりありました。水中の岩を踏んで渡ったので緊張した

2/7 13:24

下の方は全然雪が無かったけど

2/7 13:41

登るにつれて雪が増えてくる

2/7 13:57

足跡に沿って進みます

2/7 14:08

アンテナが見えてきた

2/7 14:09

林道に出ました。九千部山山頂までは車でも来れる場所です

2/7 14:11

サガテレビのアンテナ脇を進む

2/7 14:13

立派な展望台があります。この先が山頂

2/7 14:15

九千部”山”も登頂。佐賀県鳥栖市側の方が立派な山頂碑ですね

九州百名山93座目

2/7 14:19

せっかくなので展望台に登ってみる

2/7 14:20

アンテナがきれいだなー（笑）

2/7 14:20

アンテナ以外の眺望はこの南西の方角のみ。福岡側はほぼ曇りでガッスガス

2/7 14:23

「大物になる」という落書きが

2/7 14:25

山頂で他の登山者1名と、あと自転車2台とすれ違いました。最初、登山道を自転車で来たのかと思ったけどここは道が通じてるんですよね・・・

2/7 14:26

ファンキーな九千部山の山頂トイレ

2/7 14:28

下りはうるし谷ルートを使います

2/7 14:29

雪が多かったのでダイブして、人型を付けて遊びました。けどモフモフじゃなく硬かったw

このダイブが影響したのか？翌日、打ち身っぽくて背中が痛い・・・

2/7 14:33

自転車通行禁止のマークが。登山道もやっぱりMTBとか入ってきそうな感じだもんなあ

2/7 14:34

ここもマウンテンバイク来るんだ？

2/7 14:35

太陽が当たると雪山はグッと映えますよね

2/7 14:36

天然のレフ板。もっと光が欲しかったな。でもギュッギュッと誰も踏んでない新雪を踏みしめられて最高の気分

2/7 14:41

下りは林道と登山道が入り組んでた、うるし谷ルート

2/7 14:42

日陰はまだ雪がありますが

2/7 14:44

だんだん雪が減ってきて寂しい

2/7 14:46

冬の青空が待ち遠しいですね

2/7 14:54

九千部山もトレラン道っぽくて、駆け足で下ってしまいました

2/7 15:03

これがイノシシ柵。登山者はちゃんと閉める事

2/7 15:07

閉園中のスキップ広場に入ってみました。グリーンピアなかがわって広いですね

2/7 15:08

ここの駐車場は100円ですが、社会実験中で無料化に？

2/7 15:09

グリーンピアなかがわを後にします

2/7 15:13

この階段を延々と下り

2/7 15:15

九千部山は雪解け水が豊富だからか、沢の水量が多いですね

2/7 15:19

15時過ぎに下山して帰ってきました

2/7 15:57

那珂川町内をウロウロしてたら隣の春日市にまで出てしまいました。日中からほぼ満車状態のふくの湯へ

2/7 16:59

まあしかし、あんなに混雑した日帰り温泉は久しぶりでしたね。福岡の市街地はやっぱ人が多いな・・・もう夕食もここで済ませようって事で、なぜか福岡県内で豊後そばと豊後から揚げの珍しげなセット。ビールも欲しかったなあ

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-04F docomo シャープ

IXY 640 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ アイゼン

備考

氷点下の朝でしたがダウンジャケットは着ませんでした。フリースで十分

感想

sheva

前々から温めていた、名前が同じ「九千部」つながりのハシゴ登山。福岡の天候が
心配の種でしたが・・・佐賀県の天気が傘要らずだったので、それを信じて決行！

【九千部岳・吾妻岳（くせんぶだけ）】　標高1062.4m／ 九州百名山 92座目
【九千部山（くせんぶやま）】　　 　　　標高 847.5m／ 九州百名山 93座目

北西九州で名前が紛らわしいというこの2つの山をハシゴ登山してみようという計画
九千部岳は何というか、スタンダードで登りやすい楽勝の山でした。上にちょっと
ロープ場があったくらいで、あとは終始ハイキングで天気も良くて登りやすかった。
吾妻岳の方が距離は短いけどザレてる箇所があってヤな感じでしたね。眺望も無く
九州百名山ハンターなら吾妻岳スルーでいいんだろうけど、一応セットになってて
やっぱ両方登っとかないと後で気持ち悪いかな？と思って・・・行っときました！
今回の九千部兄弟”縦走”は以前の日記にも書いてたし、この吾妻岳へ行ったせいで
九千部山がタイムアウトになったら全部オジャンでしたが、天候が持って良かった

今回最大のネックは九千部岳がある奥雲仙から、九千部山がある背振迄の所要時間。
どうしようも無かったら高速経由で繋ごうか？とも考えたけど、余裕があったんで
諫早湾の堤防道路経由で下道で移動・・・竹崎のかにちゃんぽんや牡蠣小屋の誘惑に
悩まされながらも、現実は道中のセブンイレブンで中華まん割引セールだったので
肉まんやピザまんを車内でかじりながら九千部山へ。ここはさすがにまだ雪があって
山頂付近では雪遊びも出来そうでしたね。こんな天気の午後にも他の登山者がいたり
さらに自転車ともすれ違うとは、さすが九州屈指の人気の山。気温は低かったけど
ダウンジャケットは着ませんでした。この冬ダウン着たのは大寒波の比叡山だけだな
これだけ九千部九千部言うのも おそらく人生の中で今回が最初で最後でしょう（笑）

春日の「ふくの湯」は・・・ま〜、久々にあんな芋洗い状態のお風呂に行きましたね
サウナに入ろうとして、入口で空席の順番待ちで並びながら汗をかくなんて初めて！
ジェットバスも檜の露天も、人・人・人でスペースを見つけるのに大変でした・・・
その後、お食事処でそばとから揚げのセットを食べてたら隣のテーブルの地元の人が
「今日は駐車場いっぱいだったけど、お風呂そんな混んでなかったね」と衝撃の一言
あれでまだ空いてたとは・・・福岡の人口密度恐るべし。あとは北九が残ってるけど
福岡でのアフターは考えものだ。さて残り七座・・・そろそろゴールが見えてきたか