珍しい雨氷が見られた! 山頂はまるで花の山 富士山目の前の竜ヶ岳
- GPS
- 06:28
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 675m
- 下り
- 674m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | キャンプ場内のトイレは使えますが、水は出ません。 |
写真
感想
12月に引き続き、今回は積雪期の竜ヶ岳へ。
昨日山間部では雪が降り、八王子より郊外の地域は山全体が雪化粧するという日でした。空は晴れ渡り、中央道は早くも雪景色を楽しみながら走ることができました。こんなに都心で雪化粧した山々が見られるとは興奮しました。
木々に雪は積もっていても、道路に雪はそれほどなく、快適に運転できました。
今回は単に登るというよりは、冬山に備える心構えなどを身につけるため、いろいろ試しながら登ってもらいました。
まずはアイゼンなしでの軽い登り。ゆっくり慎重に登らないと足が滑ります。すぐに平坦な場所が出てきたのでそこでアイゼンを装着。グリップ力が全然違います。
慣れないと、スパッツに刃をひっかけてしまうので慣れが必要です。
それから、これはとても大事なのですが「汗をかかないようにすること」。こういう場所ではまず大丈夫ですが、本格的な冬山の稜線で、天候の急変などにより寒さ対策をするひまもないようなとき、汗をかいている状態は致命的です。たいてい出発時は寒くないようにと着込んでしまうのですが、すぐに暑くなります。
まめに止まって脱ぎ着するようにしました。
また、体温調節のポイントは首と頭です。ここを温める/冷やすことで大きく変わることを実感。
やがて最初のベンチスポット。富士山や南アルプスがよく見えます。目指す山頂方向も見えてテンションあがります(下がる人もたまに・・・)。
途中、木の枝に氷がついているのを発見。最初は1本だけでしたがだんだんと増え、これが、頂上付近では壮大な景色を作っていました。結構珍しいとされる「雨氷」です。木の枝1本1本が氷に覆われています。太陽の光を受けるときらきら輝いてきれいです。
山頂付近の雨氷には雪も少しかぶっていて白さを増し、さながら「木に花が咲いている」よう。
丹沢の桜霧氷以来の壮大な景色でした。
山頂からは、南アルプスの端まで見える大展望。でも富士山は早くも雲隠れしてしまいました。空の様子を見ると、同じ時間にあちらでは雪が降っているようでした。
昼食をすませ、帰りは北側斜面を下山。雪がもう少し多ければスノーシューで突っ切ることもできるのですが、登山道沿いにテクテクおりました。結構な急斜面が続きます。今回雪はしまっていましたが、降雪直後は雪崩にも注意が必要と思われました。
下山時には雪も降りはじめ、ぎりぎりセーフ。
予想しなかった雨氷を見ることができ、みな満足の登山でした。
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