アポイ岳（北海道様似町）／花の名山を冬登る

2016年02月12日(金) [日帰り]

• GPS: 06:09
• 距離: 7.9km
• 登り: 752m
• 下り: 750m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:09

7:52 アポイ岳ジオパーク
11:36 11:56 アポイ岳
14:01 ゴール地点

登り3時間半。下り1時間半。ゴツゴツした箇所にも、ふかふかの雪が引いてあり、特に下りなんかは夏場より快適に下りられたのでは・・・？

天候

晴れ

アクセス

アポイ岳ビジターセンター駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

トレースを辿れば、つぼ足で問題ないくらいの雪量でした。6合目くらいから傾斜が急になっていき、岩肌が露出している部分も多くなります。解けた雪が再び凍ってアイスバーン状になっている箇所もあり、転倒しないよう注意が必要です。
下山時は気温も上がり、雪が更に解け始めていました。気温のタイミング次第で登りにくくなりそうです。

その他周辺情報

新ひだか町まで移動し、みついし昆布温泉「蔵三」へ。
地元の方が多く、賑やかでした。（地元漁師の方かな？）
ものすごく海に近い露天風呂が良いです。
http://kurazou.ambix.biz/

写真

2/11 13:58

前日お風呂帰りに様似町から撮ったアポイ岳の姿。

2/12 7:48

・・・。ってことで本日はゆっくりと、えりも町見学でもしようかと思っていましたが、急遽予定変更で先日敗退のリベンジ登山です。

2/12 7:48

クマ注意！北海道ではおなじみの文章です。注意してもなあ〜・・・。

2/12 7:55

2/12 7:55

2/12 7:55

気温は高く、-4℃。

2/12 7:58

登山口前にトイレがあります。

2/12 7:59

立派な登山ポスト。

2/12 8:01

埋まらない程度の雪。快適。

2/12 8:02

2/12 8:09

王子製紙社有林だそうです。社有林とはスゴイ！

2/12 8:11

アポイ岳は花の百名山です。花が見られない冬季はあまり登られていないのかも？ちなみにこの日の登山者は自分ヒトリでした・・・（泣）

2/12 8:12

ヒダカソウ。いつか見てみたい。

2/12 8:12

2/12 8:13

一合目。立派な看板に立派な説明書き。さすが世界ジオパークに選定されているだけある。（世界ジオパークの意味は分からない）

2/12 8:15

2/12 8:19

樹木の足の裏。強風で倒れたのかな？

2/12 8:19

2/12 8:24

2/12 8:27

2/12 8:28

「熊除け用鐘」今時期鳴らすと、おねむのクマさんを起こして刺激しそうなので鳴らすわけにはいかない・・・。

2/12 8:41

数カ所、川を渡ります。

2/12 8:49

2/12 8:51

2/12 8:56

2/12 9:01

第5まである立派な休憩所。

2/12 9:01

アポイ岳はマントルが露出して固まった、かんらん岩で出来ているらしい。

2/12 9:02

2/12 9:09

2/12 9:11

ニホンザリガニが生息しているらしい。（絶滅危惧種なので捕まえちゃダメ！）

2/12 9:12

アメリカザリガニは小学生の頃、飼ったことあるけどなあ・・・。時間があればきっと探しただろう。

2/12 9:14

2/12 9:17

2/12 9:18

中身が無い老木。中身が無いのによく立っているなあ。

2/12 9:24

気温が上がってきた。+1℃。暖かい。

2/12 9:24

2/12 9:33

2/12 9:34

とにかくアポイ岳っていうのは特殊な環境の山らしい。そしてそれが独特の高山植物を育んでいる。・・・っていうことだね。

2/12 9:36

2/12 9:40

2/12 9:45

5合目避難小屋が見えた。

2/12 9:46

レンガ造りの重厚な作りです。

2/12 9:46

歴史を感じる落書きがいっぱいです（笑）

2/12 9:47

2/12 9:47

ここからでも山から近く、広がる海を望む見晴らしは良い。

2/12 9:48

2/12 9:55

2/12 9:58

2/12 10:06

2/12 10:11

2/12 10:14

時々姿を見せるかんらん岩。強そう。

2/12 10:19

横に伸びる海岸を望める山もあんまないんじゃないでしょうか？

2/12 10:21

2/12 10:25

2/12 10:30

毒へび注意。マムシが生息しているそうです。

2/12 10:30

2/12 10:32

アポイ岳は6合目付近から森林限界となりハイマツ帯となってきます。

2/12 10:32

「おーい！こっちが7合目だぞ〜！」って言ってるような角度で刺さっている7合目看板。

2/12 10:34

アイスバーン。こういうのが危険です。超・滑ります。

2/12 10:34

標高558m。これで森林限界とは・・・。謎の多い山です。

2/12 10:42

頑丈に作られた丸太階段。

2/12 10:43

高山植物が復活してきた箇所らしい。看板の文章が、考えられてるなあって思いました。

2/12 10:46

2/12 10:46

2/12 10:50

ここから馬の背を渡り、一気に山頂に接近です。

2/12 10:54

遠くに雪を被った日高山脈の山々が連なっている。

2/12 10:56

2/12 11:02

2/12 11:06

お花畑コースへの分岐点。

2/12 11:11

八合目看板。ここらへんから雪が少し深くなりました。

2/12 11:12

2/12 11:14

2/12 11:17

2/12 11:26

それでもオールつぼ足でいけました。トレースに感謝です。

2/12 11:26

さて、もう一息。

2/12 11:27

2/12 11:34

山頂付近に生えるダケカンバ。森林限界のはず・・・。これもアポイ岳の謎の一つだそうです。

2/12 11:36

2/12 11:38

アポイ岳山頂！ダケカンバに覆われているので、実は展望は少し降りた所の方が良いです。

2/12 11:40

「アポイ岳」アイヌ語で【大火を焚いた山】なるほど〜。

2/12 11:47

吉田岳・ピンネシリへと続く道。いつかピンネシリまで行こう！夏場はマダニがヒドイらしいのでやっぱ冬だね・・・。

2/12 11:50

2/12 11:50

下山します。太平洋をバックに馬の背。

2/12 12:21

標高の割に迫力があります。

2/12 12:27

アイスバーン。注意してても結局1回ド派手にコケました。あぶね〜！かんらん岩がゴツゴツの箇所でコケたらアウトだった〜！

2/12 12:59

登りは自然観察に時間をかけすぎて3時間半。下りは巻いて1時間半。快適に下りられました。

2/12 13:45

【おつかれさまでした、またどうぞ】・・・また来ます！来冬！

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX50V SONY

装備

個人装備

使い捨てカイロ 携帯予備電源 ゴーグル 長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 インナー手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 冬用登山靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンパス 笛 ヘッドライト 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 iPhone GPS時計 サングラス タオル カメラ ストック わかん

感想

sk-hugo

前日に豊似岳を敗退し、急遽リベンジ登山を計画。予報では午前は快晴だし、世界ジオパークに選定されている整備された登山道なので、下調べはいらないだろうと・・・。
実は子供の頃に登ったことがあります。
山頂まで行ったのか5合目までなのか、小学生の頃か中学生の頃か、記憶が全く定かではありませんが大人になった今、難易度を上げて冬季登山にチャレンジっていうのも面白いなあって感じで行ってみましたが、太平洋を間近に望みながらの登山は予想以上に楽しかったです。
標高810mくらいなのにも関わらず、夏は固有種も含む高山植物が楽しめる珍しい山です。今度はピンネシリまで縦走でもしてみようかなあ？（夏はマダニが半端じゃないらしいので、また冬に来ます！）

コメント

apoidake

アポイ岳にようこそ♪
skｰhugoさん
今晩は(*^▽^*)

世界ジオパークに認定され整備もされてますね
高山植物や生き物など山自体が世界的…いや地球的に価値があると認められたようです

ヒメチャマダラセセリなどの新種の蝶も見つかっていました
私が学生の頃だったような…

マムシは雪があるときは出なかったような〜(・・;)

sk-hugo

Re: アポイ岳にようこそ♪
apoidakeさん

とうとうアポイ岳登っちゃいました〜（笑）

山頂までか、5合目までか忘れたけど確か小学生か中学生の頃の暖かい季節に一度登ってるはずの山！

子供の頃はきっとこんなにキレイに整備されていなかったんだろうなあ〜とか色々考えながら登るのは楽しかったです。

アポイ岳っていうのが世界でもかなり珍しい環境にあるっていうのも初めて知ったけど、特に森林限界を越えてハイマツ帯からダケカンバ帯へと逆戻りしているっていうのが、もしかして昔の人達の手が加わってたりだとか、いや、もしや神の所業なのか？なんて神秘的な気分にさせてくれました。

夏はマダニがコワイので、また来冬にでも行って今度はピンネシリまで縦走してみようかと思います〜ヽ(´ｴ`)ﾉ