獅子吼高原・鶴来駅から樹木公園経由で奥獅子吼山往復
石川県
yamabushi6295
- GPS
- 05:38
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 872m
- 下り
- 872m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:38
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
金沢駅から鶴来駅までの往復は、アプリ「のりまっし金沢」の「石川線−金沢まちなかマル得きっぷ」を利用したけど、8時間の有効時間内に戻って来れなかったため、帰りの野町駅からのバスは正規料金支払い。 ＜ゆき＞ 小杉541━628金沢658=722野町741━815鶴来 ＜かえり＞ 鶴来1420━1452野町1454=1504武蔵ヶ辻・近江町市場─金沢1540━1628小杉 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
樹木公園内には登山口を案内する標識類が一切無い。 樹木公園方面分岐点から頂上まで、まだ道が雪に埋もれている箇所が多い。 |
| その他周辺情報 | モンベル金沢店で買い物 |
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感想
獅子吼高原の奥獅子吼山には2009年の大型連休中に弟子(妻)と1回登ったきりだけど(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2890417.html)、その時に獅子吼高原が気に入ってしまい、翌2010年から2014年までの大型連休中は娘2人を連れて獅子吼高原に来るのが定番となっていた。ゴンドラリフトでパーク獅子吼に上がるけど、私ひとりだけ月惜小屋経由の道を歩いて登ったことが2011年(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3191908.html)と2012年(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2412192.html)の2回ある(苦笑)。娘たちが成長するにつれて大型連休のお出かけ先として獅子吼高原では喜ばなくなったので(苦笑)長らくご無沙汰だったけど、今回久しぶりに奥獅子吼山を目指すことになった。今回は私ひとりなので、公共交通機関を使っての日帰り登山を企画した。
地元の小杉駅からの金沢方面一番列車に乗れば、西金沢駅乗り換えだろうが、金沢駅から野町駅までバスで移動しようが、終点の鶴来駅で白峰ゆきのバスに接続するので、歩きが短縮出来る目論見だった。金沢市デジタル交通サービス「のりまっし金沢」が提供する電子チケット「石川線−金沢まちなかマル得きっぷ」を使えば、750円で金沢駅─鶴来駅間のバスと電車が8時間乗り放題なので、西金沢駅乗り換えではなく、金沢駅から野町駅までバス移動を選択。しかし、金沢駅東口6:43発の白山市役所前ゆきのバスに乗らなければいけないのに、西口から6:58発の野町駅ゆきのバスに乗ってしまい、白峰ゆきのバスに接続する列車に間に合わなくなった…。そのお蔭で一の宮バス停スタートの予定が、鶴来駅スタートに変わったせいで歩きの時間も増えた。さらに言うと、帰りも一の宮バス停で鶴来ゆきのバスを捕獲可能だったのに、トータル1時間押しになったのでこれもアウト。帰りも鶴来駅までの歩きが確定…。
これまで獅子吼高原ゴンドラのバーク獅子吼駅の第三駐車場から月惜小屋まで上り3回、下りは1回歩いてるので、このコース以外の道を歩いてみたいと思い、今回は樹木公園からのルートを選択。鶴来駅を8:14に出発し、高橋川沿いに進む。舟岡山と手取川に阻まれて平地が狭まったあたりでメインストリートに出て、加賀一の宮駅跡前の一の宮バス停を8:35に通過。白山比�弯声劼龍�内を通過し、樹木公園の構内を進み、鶴来駅から1時間ほどの9:07に、標識が一切無い登山口に到着。あるのはピンクテープのみ。『ヤマレコMAP』に喋らせていなかったら、ここが登山口とは自信が持てなかったろう(苦笑)。登山口で休憩してると、他のハイカーが通りかかったので当然奥獅子吼山に登るものと思ったら、素通りしてった…。いったいどちらに向かわれたんだろう?
登山口から山道に入るとすぐに、野生動物の生態の記録用と思しきカメラに写真を撮られた…。気を取り直して山道を進む。人為的にV字型に掘られた古道状の道であり、スギの落ち葉が積もって、雑草が道の部分にはみ出てるのを気にしなければ歩き良い。送電塔の脇をすり抜け、もう少しで犀鶴林道というところでオッチャンが着替え中で上半身裸。シャツの背中に木の枝が入り込んで気持ち悪いので着替えてるとのこと。「見苦しいモノをお見せして…」とオッチャンは謝ってたけど、こういうのはお互い様だからなぁ〜(苦笑)。登山口から約1時間て犀鶴林道横断ポイントに到着。ここで休憩し、この日初めて飲み物飲んだ。
すでに標高650 mを超えてるので、頂上まではあと1時間くらいで着くと見積もってた。すぐに月惜峠からの道と合流したけど、傾斜が緩いせいか残雪が広がってる…。人気の山のメインルートのため多くのひとが歩いた足跡が残ってるので迷うことは無いけど、小さな子供を含むファミリーハイクを何組も見かけたけど、こどもの日だというのにチビっ子たちには歩くには酷なコンディション。特に、月惜峠からの道との合流点付近と頂上直下の残雪が広かった。雪はあれど晴れてて天気じたいは良く、11:19に奥獅子吼山頂上に到着。16年前に弟子と来た時にあった電波施設は無くなってた。どれが頂上か判り易かったんだけどな…(苦笑)。頂上では多くのハイカーが休憩中。頂上からは白山をはじめとして、大笠山や奈良岳、鷲走ヶ岳や大日山、富士写ヶ岳、手取川の扇状地とその先の日本海など360°の展望だ。頂上で軽食喰ってから、11:39に頂上を出発し、下山にかかる。
帰りは歩き慣れた月惜小屋からパーク獅子吼への道を下ろうかと思ってたけど、稜線の道は雪がまだ残ってそうだったから、比較的すぐに雪から脱出できることが分かってる樹木公園への道(すなわち往路)を選択。奥獅子吼山から45分ほどで犀鶴林道まで下って休憩。ここで持ってきた飲料を全部消費。林道から30分ほどで登山口まで下り、次の20分で白山比�弯声劼泙撚爾蝓�13:30には一の宮バス停に居た。予定より1時間遅れで歩き始めたので、本来なら12:30にココに来てたはずで、バスの時刻みたら12:35だったから、間に合ってた(苦笑)。返す返すも金沢駅でバス停を間違えたのが残念(苦笑)。一の宮バス停から22分の歩きで、鶴来駅に到着。鶴来駅を次に発車する列車は14:20発。「石川線−金沢まちなかマル得きっぷ」が乗り放題なのは8時間。金沢駅西口を発車するバスに乗車したのは6:58だから、きっぷの使用期限は14:58だ、ダイヤをみると、終点の野町までは乗れるけど、残念ながらその先はタイムアップ。野町駅から先は、別途バス運賃210円を払う羽目になった。モンベル金沢店で買い物するためバスは途中で下車。バスに乗り直すとまた運賃がかかるので、モンベルからは金沢駅まで歩いた(苦笑)。日帰り山行に使うには「石川線−金沢まちなかマル得きっぷ」の有効時間8時間は意外にキビシイ…。
16年ぶりの奥獅子吼山登山に、マイナーな樹木公園からのルートを使ったけど、登山口の分かりづらさを除けば意外にマトモ。こちらよりもメインルート合流後の残雪と雪解けでドロドロの道に手こずった…。
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