積丹岳・余別岳・ポンネアンチシ山
北海道
MEG2019
体力度について
- GPS
- 11:26
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,635m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 11:27
| 天候 | 快晴、山頂のみ強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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途中、雪庇・落石地帯を通過せよ😱
往路の時間ロスを後悔した😞
感想
天候は、快晴だが風は強い。林道は雪解けが進み、休憩所の手前0.7�劼肪鷦屬靴拭�ほぼ夏道を進むのでピンテとトレースが豊富で快調に進める。積丹岳山頂に到着すると、この先の稜線上に雪が繋がっていない。雪庇が落ちていたり岩が露出していたりと雪解けがかなり進んでいる模様に落胆する。
積丹岳山頂を北側に少し下って回り込もうとしたが、雪が無い。仕方がないので短距離ならと藪漕ぎを始めるが、枝が太く進めない。更に高度を下げ遠回りしてルートに戻る。すると今度は、岩峰が行く手を遮っている。少し高度を下げ抜けれそうな岩の隙間を狙ってみる。しかし、出口は3m以上の壁で降りられそうにない。戻るように急斜面を細い木に掴まって降り、また時間ロス。時々枯れ木が折れ、落ちそうになった。
更に下部の笹薮を抜け、かなり高度を下げたラインで雪は繋がっていた。トラバース斜面を再スタートするも今度は雪が固く足が滑る。アイゼンを付けてと1時間以上の大幅な遅れが発生している。
このままのロスタイムでは、ポンネが無理そうなので、積丹岳と余別岳の中間地点でスノーシューをデポし、スピードアップを図る。余別岳は山頂に雪は無いが、岩と草地で助かった。先の稜線は雪庇の張り出しが、遠くから見ても落ちかけている。近づくと割れている山側は藪で歩けない。木や笹を時々掴みながら落ちかけた雪庇上を進む。時々、岩との隙間が深く開いていてクレバスみたいだ。雪が抜け一回だけ腰まで落ちた時は、焦ったが止まった。
帰りは自分の足跡を忠実に辿り、落ちないように祈りながら歩いた。計画では稜線を忠実に戻り余別岳も登り返す予定だったが、思い切って途中から雪庇下の急斜面をトラバースする復路を設定した。岩と一緒に落ちた雪庇の脇を通過する。足早に抜けたいがペースは上がらない。上部の岩と雪庇が落ちてこない事を願いながら通り抜けた。振り返ると一直線の足跡に嬉しくなった。積丹岳の手前は岩尾根を進んだ。通ってみると藪の薄い岩場で歩きやすかった。往路の無駄な行動が悔やまれた。
今回の復路は、落石や雪庇の状況を自分なりに判断してリスクの高いルートを取った。行動中に雪庇の落下や変動などの予兆があればこのようなルート設定は無理だったろう。そもそも計画でこんなルート設定はしないだろう。でも一直線で美しいルートだと思う。
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