鷲ヶ岳《日本三百名山》
岐阜県
山キチどん
- GPS
- 03:11
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 933m
- 下り
- 933m
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| 天候 | 晴れ一時曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2005年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| その他周辺情報 | 鷲ヶ岳スキー場鷲の湯\700 |
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感想
鷲ヶ岳スキー場で車中泊し4:20目を覚ますと中秋の名月が南西の空に輝き今日も晴れを実感した。明るくなり5:32歩行開始、朝曇りで上空には雲が出ていた。一旦ゴルフ場の分岐点まで戻り、桑ヶ谷林道に入った。延々4�夘弦盧�300m余りの林道歩きで、なだらかな登り坂を進んだ。勿論出合う人もなく静かそのもの、軈て地道に変わり勾配が増すと林道終点に到った。登山口から1時間弱掛った。
登山道に入っても道幅は広く歩き易いが若干朝露にズボンの裾を濡らした。展望が開けだすと鷲ヶ岳スキー場からの登山道との合流点に達した。ここで初めて鷲ヶ岳の姿を見ることが出来た。奥深い山で、この先も結構距離がありそうだ。予期せぬ林道が横切り、工事の車が走って行った。地図にある林道の延長らしく今時何のために伸ばしているのだろうか?
林道を二度横断すると“いっぷく平”（1,460m）に到った。山頂には4等三角点「一ぷく平」があり、鷲退治の功により高鷲村一帯を領有するようになったという初代領主藤原頼保を祀る祠があった。平安時代の人だろうか? 史実か伝承かは分らない。天候も回復し展望も良く鷲ヶ岳は真正面に聳えていた。反対側には大日ヶ岳が見えるがこちらは少々ガスっぽい。山頂まで分岐した林道が上がり駐車場も整備されている。（まだ工事中なのか? 供用されているのか?）雲が取れ青空が顔をだし、今日も暑くなりそうだ。
この先の登山道は丸太階段にバラストが敷かれ良く整備されていた。恐らく林道工事と一体で行われたのだろう。次の小ピークを下りると、また林道と交差し本来P1476を通っていたはずの登山道は削られて林道歩きを強いられた。林道工事の終端部から再び登山道となり最後の登りとなった。ここも良く整備されつくし山頂までバラスト道が続いていた。
日本三百名山の鷲ヶ岳(1,672m)山頂には、3等三角点「鷲ヶ岳」が置かれている。方向指示盤もあり360°の展望を楽しむことができた。昨日ほど遠望は利かず直線距離は1/3位に近づいているのに大日ヶ岳は川上岳から見たのと大差ない霞みようだった。荒島岳や野伏ヶ岳などは辛うじて見え程度だった。休憩していると雲が流れてきて西側を隠してしまった。
来た道を引き返し“いっぷく平”まで戻ると雲もなくなり、山の姿も徐々にはっきりしてきた。桑ヶ谷林道コースとスキー場コースの分岐点では、右に折れスキー場コースを下りた。若干笹藪が煩い樹林帯を進んだ。3等三角点「桑ヶ洞」のある見晴台(1,403m)に到ると展望が開け、振り返れば鷲ヶ岳の姿が望めた。少し進むと“ホワイトピアたかすスキー場”のリフトが現れた。鉄条網で仕切られているが構わず鉄条網を越えてスキー場の作業道を西へと進んだ。また鉄条網がありスキー場が鷲ヶ岳スキー場へと変わり更に進んだ。向かいの大日ヶ岳がくっきりしだし、山頂の雲も取れてきた。大きな山体で優美だが、山肌はスキー場開発で幾筋もの爪跡が走り痛々しい。麓には蛭ヶ野高原の広がりを俯瞰することができた。
一番南のリフトの脇から車道に出てスキー場駐車場に戻った。9:52帰着しスキー場施設の中に鷲ヶ岳温泉があり立ち寄ると11時開店で1時間近くも待たなければならない。時間は十分あるので開店を待って入浴した。料金は700円でサウナ、露天風呂もあった。高鷲インターがすぐ近くにあり便利、東海北陸道から名神を通り16時過ぎに帰宅した。
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