山上の花園へ「霊仙山」＆ おまけ「佐和山〜弁天山〜彦根城」

2025年05月11日(日) 〜 2025年05月12日(月)

コースタイム

【5月11日】
彦根駅→佐和山登山口・11:26→11:48【佐和山】→12:42【弁天山】→12:51井伊家の墓→【彦根城】→彦根駅

【5月12日】
今畑登山口・7:40→8:41笹峠→11:07【霊仙山】→11:26経塚山→11:32避難小屋12:15→13:57汗拭き峠→14:43落合登山口

天候

5月11日：晴れ
5月12日：曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

佐和山〜弁天山〜彦根城：彦根駅から周回
霊仙山：南彦根駅から彦根市の「愛のりタクシー」⇔山女原BS

コース状況／危険箇所等

霊仙山：カルストの山
　　　　ヒルがいる
　　　　落合登山口へ下山する場合は、雨後は特に滑る。

写真

5/11 11:54

【5月11日】
首都圏から新幹線で米原乗り換え。彦根に着くのは昼近く。今日は、駅近くの里山散策と彦根城見学。
佐和山から出発。早速、オオアマナ

5/11 11:54

おや、ホウチャクソウも！

5/11 12:29

シャガ　新鮮！

5/11 12:34

ヤシオツツジですよね？
関東のものより色が淡い。

5/11 12:48

山頂到着

5/11 12:48

彦根城の天守の奥に琵琶湖。竹生島も見えますね。
落ち着いた雰囲気のよい街でした。

5/11 12:51

伊吹山が大きい。

5/11 13:03

同行の山友が見付けました。
目が覚めるような鮮やかなキンランです。

5/11 13:42

ここが弁天山の山頂。
ここから、井伊家の菩提寺まで下ります。

5/11 13:51

火渡りの修行跡？

5/11 14:53

テクテク歩いて彦根城へ。明治時代の廃城令を免れ、築城当時からの遺構が多数現存。堀と石垣と築地塀が美しいい外堀。

5/11 14:56

石垣の上に土盛りの中堀。これも趣があります。

5/11 15:21

先ずは、城中の庭園にしつらえられた茶室（左）で、お点前を頂きました。

5/11 15:36

やっと、城の見学です( ´艸｀)
敵の進入を防ぎ城を守るための様々な仕掛けを見ながら歩きます。さすが天下の名城、平日なのに観光客多し！

5/11 15:36

放っておいたら木が太くなり、石垣が緩くなりはしないかと気になりました。

5/11 15:47

国宝の天守閣です。子供たちの写生会が開かれてました。南彦根へ移動。宿泊。

5/12 8:40

【5月12日】
今日は本命「霊仙山」。
南彦根駅から予約しておいた「愛のりタクシー」で終点の山女原BSへ（あけんばら・・読めませんよね！）
徒歩20分で、今畑登山口。反時計回りで落合口へ下山します。

5/12 8:45

早速、ウラシマソウ。3週ほど前に新潟県の山で見たばかり。

5/12 8:53

廃村

5/12 8:53

廃村には、エビネランと…→

5/12 8:57

クリンソウが満開でした。

5/12 8:58

今週が見頃でしょう！

5/12 9:10

真新しい看板。これは安心！

5/12 9:41

笹峠。

午後からは晴れる予定。
「ヒルがいるので、スパッツと防ヒルスプレーで足回りをしっかりと！」と、仲間には言ったけれど、mizukiはローカットシューズで、スパッツも無し　m(__)m

5/12 9:54

色がいいエビネランです。

5/12 10:03

コガネネコノメは種をつけてました。

5/12 10:04

樹林帯から、唐突にカレンフェルト帯に突入。
間遠に付けられた赤印はガスが濃いと見えません。
方向を確認しながら適当に進みます。

5/12 10:15

傾斜がきつく土は滑ります。ヒルのおまけ付き！
難儀しながら登って来る仲間達。

5/12 10:24

岩の隙間を埋めるように咲く　キランソウ。

5/12 10:29

ヒツジの大群！
まだまだ続く！

5/12 10:30

石灰岩を好む花々が次々と。
ヤマブキソウ。目が覚めるような鮮やかさ！

5/12 10:35

オドリコソウかな？

5/12 10:36

イチリンソウではありません。葉が違います。
終盤のキクザキイチゲ？

5/12 10:37

こちらが、イチリンソウ。
過酷な環境で矮性化してます。

5/12 10:47

ヒメレンゲ

5/12 11:28

ムラサキケマン

5/12 11:41

鈴鹿北部の山々らしい、たおやかな連なり。

5/12 11:41

あそこまで行くよ。

5/12 11:56

最高地点だそうです。

5/12 12:03

もふもふの　ガンコウラン

5/12 12:07

霊山山　
花の100名山　そしてmizukiにとっては96座目の日本100低山。

5/12 12:26

お隣の経塚山から避難小屋に寄って行きます。

5/12 12:29

孤高の小屋！

5/12 12:32

中でのんびり昼食をしました。

5/12 13:58

霊仙神社

5/12 13:58

前の池に水草。初めて見ます。何だろう？
ヒシでは、ありませんでした。

5/12 14:08

琵琶湖が見えます。

5/12 14:27

五合目見晴台。
さあ、ここから汗拭き峠までは地獄のどろんこ下り坂！　足元集中。この間は1枚の写真も無！

5/12 14:57

汗拭き峠まで無事下山。一休み。

5/12 15:25

2回の渡渉後の、この橋が核心( ´艸｀)
滑らないように慎重に。

5/12 15:40

落合口へ下山。

5/12 15:43

コンロンソウ。さわやか！

5/12 16:11

シャガの大群落。
山女原BSが見えてきました。

5/12 17:00

南彦根駅のラッピング・タクシー
彦根城とヒコニャン（滞在中、一度もあえなかったなあ）

最後に、とびきり美しい娘たちを紹介します。
花の縁をうすピンクに染めています。

いでたちも上品

5/12 12:42

花びらで少し顔の周りを隠して、恥じらっている様。

5/12 11:01

ポンと、音を出して開きそうです。

5/12 12:30

こちらは、ほほ全部を赤く染めて、、、

5/12 12:37

清楚なお嬢さん。
茎の赤も綺麗ですね。

5/12 12:34

石灰岩とヤマシャクヤク

5/12 13:33

この群落の見事さ！
田中澄江の「花の100名山」では、霊仙山の花は「ヒロハノアマナ」になっていたけれど、彼女はこのこの景色を見てないかもしれませんね。

5/12 13:38

ふわっと包み込むような花びらの丸み。
見つめる人のまなざしも、皆、優しくなって・・・

撮影機器：

COOLPIX W150 NIKON CORPORATION

SO-41B Sony

感想

mizuki

・鈴鹿山脈の北端に位置するのが「霊仙山」。
・関東から四日市ベースで入れる鈴鹿の他の山は登ったが、霊仙山は琵琶湖側からになるので後回しになっていた。
・「日本100低山」と「花の日本100名山」の二つの冠を頂く霊仙山。
・ヤマシャクヤクの一大群生地訪問と、希少な「赤いさしの入ったヤマシャクヤク」に会いに行くのが目的。

・途中の樹林帯の群生は、あと3〜4日もすれば開花というところ。
・山頂付近の群落は、今まさに旬。咲きたての瑞々しいい花が、斜面いっぱいに広がる様は、さながら極楽浄土か天国か！（行った事は無いけれど）
・赤い差しの入った花も見つけられた。清楚なのにあでやか。
・同行の山友達も感激。写した写真を見つめる顔も和んでいた。

・さて、日本100低山は残り4座・・・秋田「太平山」・広島県「弥山」・兵庫県「雪彦山」そして東京都「小笠原母島・乳房山」
・新日本100名山は、富山県「人形山」・和歌山県「烏帽子山」・山口県「東鳳べん山」の3座。
・いづれも、7月中には完登予定。

・その後は、何をテーマにしようかなあ。。。

コメント

Phoebus

目標がなくなりつつあるのも、寂しいですね。
ちなみに、山形百名山というのもあります。参考まで。
https://yamagatayama.com/

mizuki

山形は、遠〜い (ﾉД`)
いい山が沢山あるでしょうね。

Phoebus

mizukiさん
まあ、いい山もそれほどでもない山もいっぱいあります。
県がテコ入れして選定してるから、市町村に気を使って入れてる山もあるし。
でも、遠路に見合った山だけチョイスすればいいでしょ。積雪期などは魅力的な山は無数にありますからね。