大明神岳〜天狗山・富士山


- GPS
- 04:51
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 969m
- 下り
- 976m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青木村から県道12号線を走行 別所温泉への分岐を過ぎ、右の未舗装道へ (凸凹あり、車高の高い車がベター) 「西内国有林」標識前の道路余地に駐車 【富士山】 県道12号線に戻り、右折して鹿教湯温泉を目指し 諏訪神社脇をお借りして駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【大明神岳〜天狗山】 ・大明神岳 登下降は急坂、巻道、痩せ尾根あり、滑落注意 山頂直下の急斜面は、踏み跡不明瞭なので 下山時は、ピンクテープ、GPSで確認をお勧めします 山頂は樹林帯内で眺望なく、下山方向を間違えぬよう注意 巻道箇所も下山時、尾根をそのまま下らぬよう注意 ・天狗山 以前は整備された道があった様子ですが 現在藪に覆われかけ(松茸山なので入山注意) 山頂は樹林帯内で、祠があります 【富士山】 ・諏訪神社〜市峠 昔は牛馬も通った生活道で緩やかな勾配の道跡があります 現在、倒木、崩落個所、落石による歩きにくい箇所あり ・市峠〜富士山 距離は僅かなものの山頂直下は滑りやすい急坂 ロープなどの補助は一切ないので、滑落注意 以前は足元に鹿教湯温泉街が見えましたが 新緑に覆われ、山頂からの展望はありません |
写真
感想
20年程前に登った大明神岳は、深く印象に残っている山。
当時は、GPSで簡単に道迷いを防止するなど想像もできない時代、
いわば怖いもの知らずで、近所の里山に出かけており
振り返ってみると随分無謀だったと背筋が寒くなります。
林道脇の松の古木の根元にある標識はもはや文字も読めない状態。
しかし、以前も見ているのではないかと思います。
山頂に近づく落ち葉に覆われ、踏み跡が定かでない斜面は、
痩せ尾根の急坂の記憶より、はっきり記憶に留まっていました。
何故なら、山頂で迂闊にも下山する方角を全く確認しておらず
(木々に覆われ視界なく四方から尾根が集まっています)
下山しようとしてパニックに陥った時の心の葛藤は今も鮮明。
登り返して木の幹につけられた赤ペンキを確認後、下山し、
里山の恐ろしさ、油断を身をもって知る機会になりました。
今回の大明神岳は、ジャングルになりかける新緑の森。
季節が違うとこうも華やぐものかと、ヤマツツジが咲き誇り
ミヤマザクラ、ヒトリシズカ、チゴユリも目に出来ました。
天狗山周回も無事終了し、次に向かったのは鹿教湯温泉。
先月、独鈷山から市峠に縦走した折、道を間違えたのが気になり
また、疲れ果て富士山にも登らず仕舞いで心残りでした。
市峠に向かう道には、石仏や馬頭観音が沢山見られ
なんとも言えない懐かしさが心に溢れます。郷愁というのでしょうか?
倒木、落石、崩落しかけた箇所もあって
道跡が消えるのはそう遠くないかもしれず、惜しまれます。
最後の登りはこんなに急だったかと半信半疑で登ったものの
登りより下りの方が年齢的に滑落の不安がよぎり、
無事帰還でき、石仏にお礼申し上げて市峠を後にしました。
郷愁にかられ、また来たくなる道をしみじみ辿り
三体の馬頭観音にも無事帰還の報告。
間違えた場所も分かって気分晴れ晴れ、帰途に就きました。
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