仕事を休んでプチ縦走＠三方山～雷電山

2025年05月21日(水) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 7.9km
• 登り: 467m
• 下り: 470m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:32
• 合計: 4:28

距離 7.9km 登り 467m 下り 470m

7:08 石神前駅
8:10 8:11 第三鉄塔跡地
8:21 8:22 三方山
8:35 ノスザワ峠(ノスゾウ峠)
8:40 8:41 奥多摩展望台
8:44 マスガタ山
8:52 8:55 物見山
8:57 JR古里線18号鉄塔
9:03 名郷峠
9:25 9:38 辛垣山
9:46 9:49 辛垣城跡雷電山口
9:51 9:52 雷電山南峰
9:59 10:11 雷電山
10:47 10:48 平溝橋
11:41 11:42 青梅柚木苑地
11:42 ゴール地点

天候

8:00頃から晴れ　暑かった！

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

青梅柚木苑地に駐車→JR青梅線で石神前駅まで移動して登山開始


◆青梅柚木苑地
無料。ド安定　トイレもあるし広いし綺麗
早朝なら問題なく置けたが、降りてきた11:30頃にはほぼ満車だった

◆JR軍畑駅～石神前駅
登山届ポストがあるのは軍畑駅のみなので注意
軍畑駅には3台、石神前駅には1台の自販機あり

コース状況／危険箇所等

石神前駅からの入林路は轍がしっかりついているが、入林路の終端までくると一気に道が細くなる。
また、雷電山から下りるショートカットは標識があり、しっかり見れば踏み跡も見分けられるが、正規の登山道ではないので全体に不明瞭。傾斜も急で足場の悪いところも多い難路であり、距離こそショートカットできるものの、もしかしたら素直に榎峠に抜ける方が早く降りられるかもしれない。

その他周辺情報

◆軍畑の渡し
昔の渡し場らしい
軍畑大橋の脇に階段があって河原に降りることが出来る
足を洗ったりタオルを搾って体を拭いたりすると水が冷たくてめちゃ気持ちよかった

◆なごみ家
イタリアンの店
パスタ単品がだいたい1000～1200円で、そこに+100～450円でドリンクやサラダなどをセットにできる
味も良く、ボリュームもあるのにリーズナブルで、かなりオトク感あり◎

◆亀の井ホテル青梅
おとな1100円　昼の部は入浴受付14:00まで
近隣にはほかにもお風呂があったが、亀の井ホテルは最近リニューアルしたらしいので綺麗だろうなとウキウキで選んだ
浴場は決して広くなく、洗い場と大きな湯船が1つ（半分に分ける仕切りあり）あるだけだが、景色は結構よかった
ラウンジでゆっくりできるのも良い

写真

5/21 6:31

朝からツチイナゴと遭遇！　幸先が良い
母に写真を見せたら「チーターの子供とおなじ」と言い出した
んーまあ確かに目元のメイクは似てるか…

5/21 7:11

石神社の大銀杏
すっごいでっかい

5/21 7:17

コアジサイ
がくのないアジサイもあるのね

5/21 7:18

入林道改修の碑がある
ここからしばらくはごくなだらかな林道歩き

5/21 7:18

マンリョウの木
センリョウとは実の付き方が違うらしい
百両とか十両とか一両もあるらしい
わけわかんねえな

5/21 7:19

花序が1本しかないタイプのフタリシズカ
丸い三角形みたいな矛盾を感じる
（ふつうは2〜3本らしい）

5/21 7:23

リョウメンシダ
両面とも綺麗な緑だからリョウメンシダってさすがに安直ではなかろうか。

5/21 7:34

ガクウツギ
花びらみたいながくの大きさが異なってるのが面白い

5/21 7:35

マイクロ瀑（-･ばく）
滝と呼ぶのは憚られるような、落差の小さい水の流れのこと。今作った言葉。

5/21 7:48

林道が終わると突然の急登にさしかかる

5/21 7:55

峠までたどり着いてヒメホシカメムシを見つけた
紋付羽織を着ていると見るか、目をかっぴらいて爆笑してる顔と見るか

5/21 8:13

「元」展望所
面影すら感じられないレベルの薮

5/21 8:19

三方山山頂方面の標識、これはわからんて！　実際山頂へ至る道もかなり薮
もう少しわかりやすい枝道が少し先にあったのだが、小ピーク逃したくなさすぎて警戒MAXだったのでこっちを見つけてしまった

5/21 8:21

というわけで、三方山山頂
これは別に見落とさずに済んだ

5/21 8:24

雷電山側からの標識はまあ普通にわかる

5/21 8:30

ハネカクシ？　の、交尾？　を目撃
初めは喧嘩してるのかと思うような激しさだった、実際メスは拒否してたのかもしれない

5/21 8:39

開けた箇所（超貴重）

5/21 8:42

マスガタ山
いたずら書きだと言われたらそう思ってしまいそうな程度の自己主張

5/21 8:44

岩が露出しているし傾斜も結構ある

5/21 8:50

イチモンジカメノコハムシ
透明な羽がチャームポイント…かな？

5/21 9:02

長尾/名郷峠　ながお→なごう、の転訛ってことかな？
御神水と書かれた札のところに水の入ったペットボトルが置いてあるが飲むのは勇気が要りすぎる

5/21 9:05

辛垣城跡登り口（急坂）
実際かなり急だった

5/21 9:14

両側のは遺構なのだろうか

5/21 9:22

遺構っぽい石積みの上で休憩。行動食、たまごスープとアップルパイで乾杯（？）

5/21 9:38

山頂のポイント自体は遺構（仮）の上まで登ってからさらに少し雷電山方向に進んだところにある

5/21 10:05

その後は特に特筆すべきことも無く雷電山山頂に到着
標識の奥に行き止まりの掲示がある

5/21 10:11

ヤマレコなどで見る限り通ってる人は多いみたいだし、標識もあるし、いけるか……？　とタイム短縮を願ってこちらへ

5/21 10:14

「急なくだり注意」

本当にガチで急でした。

5/21 10:17

グラついてる木もあるし…

5/21 10:20

どんどん道は頼りなくなっていくし……

5/21 10:21

「ガレ場につきロープを持つこと！」
ガレというよりは、岩塊の上に薄い土の層と落ち葉とが積もった斜面という印象

5/21 10:32

その斜面をだいたい抜けたところで何かのウンチを漁っているフン虫を発見
オオセンチコガネかな？

5/21 10:39

ちなみにこの難路は意外と長い。後にも書くが、遠回りでも明瞭な道の方が早く降りられる気がする

5/21 10:41

倒壊している。作業小屋かな？

5/21 10:58

青梅線のレールをくぐる
青空と新緑を背景に真っ赤な鉄橋、これはなかなか良いのでは？

5/21 11:09

軍畑の渡しから河原におりてみた

5/21 11:15

ヤマトビケラを発見！　こんなものがたくさん岩に張り付いてるから初め何かと思った

5/21 11:17

砂利の粒を剥がした中身がこれ　ちっちゃいねえ

5/21 11:18

ズーム
ちゃんと足は6本ある（あたりまえ体操）

撮影機器：

iPhone SE (3rd generation) Apple

装備

個人装備

ザック（20L） 飲料 行動食 スマホ 充電器 レスキューシート レインウェア（上下） ヘッドランプ 予備電池 靴下の替え 地図 コンパス 計画書 タオル 保険証 サングラス

感想

どら

色々むしゃくしゃしてたので大学院とか仕事とか放り出して山に行きました（俺自主休講、母有給）
やはり山……山は全てを解決する！

当日日帰りが可能な距離、かつ午前中に下山できそうなコースをチョイス
高水三山を以前下調べした＆実際に軍畑まで行ってみた（諸事情によりアタックせず撤退）ことがあったので、家からの距離感も掴めておりその近辺に決定


標高は低いし景観もそんなにないが、急登もあり獣道みたいなものもあり、意外と登りごたえがあった
マイナーで人間が来ないのだろう、ゴミもほとんどない！　高尾山や筑波山はこうはいかない。フ……やはり人類は悪……

これは水曜だったのもあるだろうが、実際人がほとんど居なくて貸切状態なのが最高だった。トレランの兄さんと、トレランのおじさんと、山登りの兄さんくらいにしか会わなかった
トレランコースを示す札もちょこちょこ見かけたし、トレラン大会のコースになっているのはなんだか意外　えっ走るんですか？　この難路を…？？