天城山!最大の敵は天候でも地形でも体調でも時間でもなく虫?!


- GPS
- 03:55
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 669m
- 下り
- 673m
コースタイム
天候 | 曇り時たまーに晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
伊東駅からバスが出ていて、最終バスは16時45分なのでかなり良心的に思える |
コース状況/ 危険箇所等 |
足元だけを見ていると道迷いが頻繁する ウクライナ国旗みたいなマーク(写真参照)やピンクのペナント、看板、ロープを毎秒探したほうが良い 個人的にはまあ登山道ってこんなもんだよね、って感じだがヤマレコにて他の方の山行記録を見ると悪路らしい |
その他周辺情報 | 下山しなくとも、ゴルフ場に入浴施設が併設されているし、下山してすぐに民宿街があるので入浴は困らなさそう |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
霧ヶ峰登山から10日経過!
同じ中部の天城山に続けて挑む!
今回は熱海温泉を拠点に選定した。
天城山はワタクシが拠点をおいていた茨城県からはまあまあ離れているので、結局2泊3日になるので今現状住んでる北海道から移動しての行程でも何ら変わらねえ!故に今のうちに挑んでおくことにした。まあ、4月に阿蘇山を天候不良で断念したのが一番の理由なんだけどね、、(今年中に20座に到達したい)
午前11時30分に天城高原ゴルフ場に到着。
一度ハイカー専用駐車場をスルーしてしまったので皆さんもご注意を。
正午から登山開始、今回は万二郎岳を登頂後、万三郎岳へと縦走、その後下山するシャクナゲコースで行く。しかしながら縦走ってかなり久々な気がするぞ。2024年なんて単独峰だらけだったし、2023年の九州の九重連山以来じゃなかろか。
さて、今回も登る前にYoutubeで確認したのだが、多くのYouTuberが虫が過去一多いと言っていた。登山口から700m地点にある四辻まではそんな風には感じなかったが、徐々に森が鬱蒼としてきた。そのせいか、万二郎岳への登山道は確かに虫が多かった。岩場とかハシゴ場もあったがそこにだっていた。量がどうこうと言うよりかは生息範囲が広いイメージだ。
加えて森が鬱蒼としているために道がわかりづらい。登山道にもすぐ植物が生えるんだろうか?
万二郎岳への道中、一度完全に道がどこかわからなくなった場面があったのでGPSを見て修正。この瞬間からこれから歩く足元を基本普段は見ているが、道がわからなくなりそうなのでペナントやロープを探しまくって山行することに。
登山開始から1時間くらいで万二郎岳に到着。平日の正午過ぎだったのもあり、すれ違ったのはたった1組。そして頂上でお会いしたのが1組。万二郎岳も確かに虫が多かったが休めないことはなかったので小休止して万三郎岳へ。
縦走が久々なので忘れていたが60mくらい標高を下げた。せっかく登ったのに!結構急で完全に岩に尻をついて降りる場面もあった。ルートを逆に来てもこのルートはきつそうだ。馬の背を過ぎて石楠立にいたるまでは道幅が一時的に広がるが、石楠立を過ぎてしまうと道は狭いわ、木がしなだれかかってくるわで虫が一層増えた。しかもコバエ系。常に手で祓ってないといけないレベルだ。山頂についても変わらない。もしかしたら日本一頂上に虫がいる百名山なんじゃないかというくらいだ。
山頂は広いが、展望は皆無。おまけに座れないレベルで虫がいるので休むのは別の場所ですることにしてとっとと退散だ。
しかし、山頂を過ぎて万三郎岳下分岐点に来ても休めそうな場所はない。虫も多い。なので食いながら下山する強硬手段に出ました。パンだからできること、一応動画で予習してたからカップ麺は難しそうと思っていたのが功を奏した形にはなった。とはいえ食いながらは我ながら二度としたくない。
涸沢分岐点を過ぎたあたりからチラホラと登山グループが見え始めた。5組くらいはいたかしら。
下山路は登りだらけなのと、なかなかの斜面を直進するような道が連発し、サムネにあるハシゴもこのルートで出てきた。
「うぇ?!」と声が出てしまった。
山側も谷側も急斜面、転落したら真っ逆さま!なんて斜面をずうううっと直進するのだ。それも小刻みにS字を描きながら。休んでいたら永久に歩けなさそうだったので、帰路は一度も座ることなく歩き続けた。と、下山してから思い出したのだが、涸沢分岐点以降は虫が極端に減った気がする。おそらく鬱蒼とした森ではなく、針葉樹の巨木が乱立する構造に変わったからだろうか?もちろん皆無というわけではなかったが、それでも間違いなく数は少なくなっていた。
下山路は登りに悪戦苦闘しながらも想定していたよりも早く下山に成功。虫から一刻も早く逃れたかったのと、汗だく、それも下山後上着を絞ったら普通にぽたぽた絞れるくらいだったので16時ちょうど位を想定していたが16時前に下山成功。
そのこともあり、温泉には優雅に長らく入れた。
紆余曲折あったものの、山自体は本格的な登山であり、ある意味難しい登山ルートなのは山好きの本懐といったところか。
登る前日まで午前中は雨予報だったのでもっとひどいぬかるみを想定していたが、そこはマシだった。
ということで、日本百名山、第18座、登頂!!
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