箱根/駒ヶ岳・神山

2025年05月24日(土) [日帰り]

• GPS: 04:10
• 距離: 10.7km
• 登り: 779m
• 下り: 778m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:17
• 休憩: 0:53
• 合計: 4:10

距離 10.7km 登り 779m 下り 778m

7:03 スタート地点
7:12 7:15 防ヶ沢登山口
8:10 8:12 防ヶ沢分岐
8:28 8:38 駒ヶ岳
8:43 8:54 駒ヶ岳山頂駅
9:06 9:10 防ヶ沢分岐
9:37 9:57 箱根山
10:20 10:22 防ヶ沢分岐
11:07 11:08 防ヶ沢登山口
11:13 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
防ヶ沢登山口から約500m湖尻側の県道75号沿いの余地に駐車。4台程度駐車可能。

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
特に危険箇所は無い。防ヶ沢分岐から神山までは頭の高さに木の枝が多い。
◆登山ポスト
登山口周辺には登山ポストは見当たらなかった。

写真

5/24 7:08

防ヶ沢登山口から500m湖尻側の余地にクルマを停めて出発。

5/24 7:12

芦ノ湖畔の神山通りから登って来るとここに出合うようだ。

5/24 7:13

防ヶ沢登山口。

5/24 7:14

ヒメシャラとハコネコメツツジの保護林とのこと。

5/24 7:14

火山ガスに注意。

5/24 7:15

このハイキングコース案内図は最新のようだ。

5/24 7:15

更にLINEで緊急情報を配信しているとのこと。これも新しい。隣のように上側の取り付けを横板の上にすれば丸まらない筈だが。

5/24 7:16

登山道に入ると確かにヒメシャラが目立つ。

5/24 7:17

涸沢を横断するがこれが防ヶ沢か？

5/24 7:21

杉林ゾーン。

5/24 7:24

杉林を過ぎると勾配が増して来た。

5/24 7:26

ほぼ樹林で展望は乏しいがここでは芦ノ湖を見下ろせた。三国山だろうか。その後ろにより高い山があるようだけど愛鷹山？

5/24 7:31

どんどん登る。

5/24 7:37

ヒメシャラの大樹。

5/24 7:38

白い花弁が沢山落ちているが。

5/24 7:45

これはツクバネウツギかな？さっき落ちていたのとは違う感じだけどね。

5/24 7:56

防ヶ沢分岐までの間で唯一の道標。でも間違える所は無いが。

5/24 8:01

道標を越えると緩やかになる。路傍にコバイケイソウが現れた。

5/24 8:03

ヤマツツジと奥にミツバツツジも。この辺りまでではミツバツツジはほぼ時期を過ぎていたがここからは見頃になった。

5/24 8:03

駒ヶ岳が望める。ガスってるなぁ。

5/24 8:07

ムラサキサギゴケのようだ。

5/24 8:10

防ヶ沢分岐に出た。

5/24 8:11

ご立派な雄鹿の頭骨。

5/24 8:11

駒ヶ岳の全貌が望める。ガスってるけど。

5/24 8:12

満開のトウゴクミツバツツジ。

5/24 8:12

振り返って神山。後で訪問しますよ。

5/24 8:12

神山の隣にもお椀型のピークがあるけれどこちらには登山道は無い。名前も地図には無い。

5/24 8:15

暫し急登が続く。

5/24 8:19

満開のミツバツツジが癒してくれる。

5/24 8:20

復旧された崩壊地。

5/24 8:21

ツツジの絨毯だ。

5/24 8:22

復旧したばかりだけど既に崩壊は始まっている様子だ。

5/24 8:23

ゲートに出合う。

5/24 8:23

ここが分岐点になっていて先行者2人が左に行ったこともあり続く。

5/24 8:23

萱との山頂部。

5/24 8:24

富士山は裾野しか見えないが愛鷹山は全部望める。

5/24 8:24

ロープウェイ山頂駅は巨大な構築物だ。流石湘南からも見える訳だ。

5/24 8:25

鬼ヶ岩のような大岩の門。

5/24 8:27

山頂部に出た。向こうに避雷針が立つお社の屋根が見えるぞ。

5/24 8:29

ロープウェイ駅の向こうには駿河湾が望める。沼津アルプスも。

5/24 8:30

箱根元宮。何だか古色蒼然としている。

5/24 8:30

駒ヶ岳山頂標識。

5/24 8:32

隣接して立つのは倉庫だろうか。ほぼ廃屋。

5/24 8:33

古色蒼然…。紅白だけに目立つ。

5/24 8:33

賽銭箱が無いのでこう言う形になるみたい。扉の隙間にも差し入れられているけど地面にも散乱していた。

5/24 8:34

この石碑には駒形嶽と彫られていた。元々は駒形嶽なのか。

5/24 8:36

孝昭天皇期に修験の場所になっていたそうだがこの岩に白馬が降り立ったと言う謂れがあるようだ。

5/24 8:38

こちらが正面だった。裏口から登った訳だ。

5/24 8:42

参道を下り左に行くと相模湾展望所の海ノニワと言うがこの天気だから行かないことにする。

5/24 8:42

ロープウェイ駅の方に向かう。

5/24 8:42

ここにもムラサキサギゴケがいっぱい。

5/24 8:44

ロープウェイ駅まで来た。芦ノ湖側は強風だ。

5/24 8:45

強風だけに芦ノ湖も展望できた。愛鷹山から駿河湾から大瀬崎まで良く展望できる。

5/24 8:45

芦ノ湖中心の展望。湖面には波が立っていない。

5/24 8:50

未だロープウェイは運行前だけど駅舎には入れた。風が冷たかったので1枚羽織る。

5/24 8:54

富士ノガク。好天であれば富士山が額に収まるみたい。そんな天気の時にも来てみたいものだ。

5/24 8:55

駒ヶ岳はここまでにして一旦下る。

5/24 8:55

あれは何だろう？気象観測施設か？

5/24 8:56

ミヤマハコベ？

5/24 8:57

ゲートまで戻って来た。

5/24 9:05

神山が正面に望める。下山するまでは天気は持ちそうだな。

5/24 9:07

防ヶ沢分岐に再び。

5/24 9:08

神山へ向かう。この辺りはコバイケイソウの一大群生地になっている。

5/24 9:14

この登山道の組み方は最近の流儀ですね。

5/24 9:16

神7。防ヶ沢と駒ヶ岳はカウントダウンだったけれど神山に向かうとカウントアップ。さて山頂では何番だろう？

5/24 9:29

神山への登山道では木の枝が低く延びている所が多くありやや煩い。

5/24 9:36

こちらでもミツバツツジは満開。

5/24 9:40

神山山頂に出た。

5/24 9:41

神山山頂標識。2007年以来の山頂だ。サンショウバラも見られるとここには書いてあるけれど未だ咲いていないのかな？

5/24 9:41

一等三角点がある。流石箱根の最高峰。

5/24 9:45

山頂では神20でした。冠ヶ岳、大涌谷方面は未だ通行止め。

5/24 9:50

山頂域は20人程度は集える広さがある。測量当時はともかく今では展望は無いと言えるが端からは愛鷹山が望めた。

5/24 9:50

小休止。

5/24 9:56

さあ下山しましょう。神山への登りでは1人しか出会わなかったが下りではかなりの登山者に出会った。

5/24 10:22

三度目の防ヶ沢分岐。

5/24 10:51

ヒメシャラに再び出会う。

5/24 11:01

杉林まで来たら登山口ももうすぐだ。

5/24 11:04

ヒメシャラの巨樹。

5/24 11:07

防ヶ沢登山口に到着。

5/24 11:08

通りを挟んで神山通りに下る登山口がある。

5/24 11:12

駐車場所に戻って来た。雨が降る前に帰着。お疲れ様でした。

撮影機器：

X-E4 FUJIFILM

SO-53C Sony

装備

個人装備

ソフトシェル グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

tadomasa

昨夏から駒ヶ岳への登山道が復活し、3月末から神山へのルートも登れるようになったので防ヶ沢登山口から駒ヶ岳と神山を歩いて来ました。天気も夕刻から雨の予報で大展望を楽しめる日ではありませんでしたが、週末雨模様が続くこの頃適度な運動が出来たのは貴重。山頂近くではツツジも美しく咲いていました。

当初計画は土日で福島県遠征でしたがメンバーの体調不調等が重なってキャンセル。しかも土曜の夕刻から日曜日は大雨と脅され、じゃあどうしようか？と思ってずっと未踏として引っ掛かっていた駒ヶ岳に登るかと。神山は早雲山から登ったことがあるがそれも18年前になるし、折角登れるようになったので神山まで繋げよう。13Kさんに持ちかけるとOKとのこと。6時に湘南を出発すればクルマなら1時間で芦ノ湖畔には着くので心強い。防ヶ沢登山口にも2台程度駐車できそうだったが1台先客がいるとちょっと狭い、500m湖尻側に走るとちょうど良い余地が路傍にあったのでそこに駐車し、歩き出す。

防ヶ沢登山口ではいろいろな案内板等があり情報量が多いが火山情報は箱根町のLINEから種々の警報が入るようだ。登山道に入るとヒメシャラが多い森が美しい。杉林を抜けると急登になりどんどんと標高を上げて行く。残念ながら樹林の中で好展望を得られないが時折芦ノ湖や外輪山と更にその向こうの方が望める所もあった。箱根駒ヶ岳を指す道標を越えると勾配も緩まり時折正面に駒ヶ岳が望めるようになり、防ヶ沢分岐に至る。ここで駒ヶ岳と神山に径を分ける。

先ずは駒ヶ岳へ。防ヶ沢分岐から少し歩くと駒ヶ岳、神山が望める所に出るが、ちょうど3つのピークの間のくぼ地のようだ。どれもお椀を伏せたような形をしているが、と言うことは取り付くと急登になると言うこと。でも標高差は100mちょっとだからすぐにゲートを越えて山頂域になる。山頂域は萱との丘のような感じで天候が良い時にはそれは大展望だろう。そう言う日に来るべき山だったな。今日は仕方ない。ガスが流れて周囲の景色も見えたり見えなかったり、でも淡く富士山が望める瞬間もありまあまあか。箱根元宮が山頂でそこから下ってロープウェイ駅に行くとそちらの方が強風で風も冷たい。その分ガスが流されて展望が得られる瞬間は多かったかも。

こんな天気だし雨には会いたくないので早々に下り始めて防ヶ沢分岐から今度は神山を目指す。森のあちらこちらから鳥のさえずりが聞こえて来る中、静かに登る。登りでは1人に出会っただけだった。だんだんと空が近い感じになりポンと山頂に出た。駒ヶ岳程では無いがちょっとした広場にはなっており、東の端に立てば相模湾を見下ろせるポイントがあり、西の端に立てば愛鷹山を望めるポイントもある。冠ヶ岳、大涌谷方面への登山道は柵が設けられ未だ通行禁止となっている。下りでは大勢の登山者に遭遇した。公共交通機関を使うとこの辺りの時間帯になると言うことか。ロープウェイを使えばより容易に来れるので門戸は広い山だ。

天気が好くて好展望が得られる時にまた来てみたいですね。