鳥海山「ラッセル地獄の鳥海山麓周遊」
- GPS
- 10:05
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,102m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り 風速:微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車6台ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
●開拓登山口〜鳳来山〜横堂〜滝ノ小屋 雪質はスノーシューで20〜30cmほど沈む深雪 早朝はまだパウダー 鳳来山手前が急登だが雪が少なく所々岩が見えている。 スノーシューで無理やり登ったがアイゼンのほうが無難。 横堂、大沢神社(雪に埋まってる?)付近は雪庇に注意 ここからさらに傾斜のある急登、斜度60度はあるだろうか、ほぼ垂直の雪壁。 アイゼンピッケル必須、それでもきつく灌木を掴みながら這い上がった。 急登を過ぎれば傾斜も緩みなだらかな雪原を登っていく。 しばらく登れば滝の小屋に着く。 ●滝ノ小屋〜1500P〜宮様コース〜開拓登山口 滝ノ小屋から上部はクラストした雪の上に新雪が積もった状態。 スノーシューで登っていたがズルズル滑ってスノーシューで登ったのは失敗だった。 アイゼンピッケルが安定でした。 下山は宮様コースを使用、こちらのコースは傾斜も緩やかで楽。 午後になって気温が上がり重く深雪のラッセルになった、下山も大変だ…… ピンクテープもあるので特に問題なく下れる。 砂防ダム手前から草津川を渡渉できるとの情報でしたが、今年は雪が少なくスノーブリッジができておらず渡渉することができなかった。 しかたないので鳥海高原牧場を中を突っ切る、地形図には載っていない小さな沢が牧場内にあり一つは薄いスノーブリッジを渡りことなくを得た。2つ目は橋を見つけ渡り切った。 牧場はやめて素直に車道を下ったほうが無難でした。 最後に車道あるき。これが疲れた体に堪えました^^; |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
待ちに待った日曜日の晴れ間、今年初めてではないだろうか?
どこに出かけようか迷った結果、鳥海山に決定。
さすがに日帰りで新山はスキーでもないと無理なので、滝ノ小屋まで行って見ることにした。
快晴の中、開拓登山口より出発、深雪のラッセッルが結構つらい、横堂を過ぎの急登、傾斜もきつくアイゼンピッケルでも大変だ、灌木を掴みながらなんとか這い上がった。這い上がった先はなだらかな雪原になり歩きやすくなった。高度が上がってくと所々クラストしてきはじめた。ただ雪不足のせいか所々埋まった灌木が見えている状態だった。
滝ノ小屋に到着。ラッセルがきつく、思いのほか時間がかかってしまったな。
小屋で昼食を済ませ、時間があるので少し登ってみた。景色を眺めながらゆっくりと1時間ほど登ってみたが、スノーモービルの方々はものの1分で登ってくる、比べても仕方ないのだがなんか悔しい^^;
下山は宮様コースを使ってみた。ピンクテープが見つけやすいのでルート取りはさほど難しくなかった。事前の情報収集で砂防ダム手前辺りで草津川を渡渉して対岸の家族旅行村へ行く予定だったのだが、例年はできているはずのスノーブリッジが全くできておらず渡渉は諦めざるを得なかった。これも雪不足の影響か…
しかたがないので鳥海高原牧場を突っ切って下っていたのだが、牧場内にも小さな沢があり渡渉を強いられることに…こっちはなんとか渡れそうな薄いスノーブリッジをびくびくしながら渡りなんとかなった。牧場を抜け車道に出て一安心といったところだったが、最後の車道歩きが地味につらかった。
今回は日帰りでしたので新山の姿は見られませんでしたが、外輪山から新山へ渡るスノーブリッジ、次こそは歩いてみたいですね。ところで今年はスノーブリッジちゃんとできているのだろうか…?
コメント
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この日同じところを後から歩いていました。
いつものように家族に朝食を出してから、では行ってきますと遅いスタート。
開拓登山口についたらあれまあ、珍しいねクルマが止まっているよ。
ありがたやトレースありで、前回わたしは午前勝負と決めていたので南高ヒュッテまでしか行けませんでした。膝程度のラッセルでもわたしには地獄で…
でもこの日はトレースがあります。もしももしも先行者さんに出会うようなことがあったらトレースありがとうとお礼を言うつもりでございましたが、結論としてわたしの足では追いつけるわけもなく、横堂の先の急登でしょぼい撤退をしました。
昨年はこの急登でスノーシューでは上がれなかったので、ワカンなら上がれるかな〜と思い装着しましたが、滑って無理でした。思いのほか急登なんですよね…今度はアイゼン持って行ってみます。
それにしてもこのトレース…誰だろう???と思いながらのんびり歩いていましたが、なんとなくmanimaniさんじゃないかなーと思っていました。ので、レコが上がるのを待っておりました。
雪が少なくびっくりの鳳来山でした。この春、残雪期が心配です。
この場でお礼、トレースありがとうございました!
kimberliteさん、こんばんは
結局今回の山行ではスノーモービルの方は別として他の登山者とは誰一人で会うがなく、黙々と歩くことになりました^^; 後ろからkimberliteさんが来ていたとは!
途中にあるはずの南高ヒュッテ、ルートを外したのか見当たりませんでした、一度見ておきたかったですね。
横堂さきの急登はホント大変ですよね…最初スノーシューで行けないかなと思って登ってみたらズルズルで案の定ダメでした。アイゼン必須ですね
鳳来山やっぱり雪少ないんですか、去年のレコを参考にしていったのですがだいぶ少ないなと肌で感じているところでした。
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