瑞牆 十一面岩 翼ルート



- GPS
- 11:35
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,816m
- 下り
- 1,816m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
共同装備 |
カム#0.2〜#4までを2セットと#5を持って行ったが#0.2〜0.3はなくてもいいと思う
あとはアルヌン6本と120スリング2本持って行った
ザックは取り付きにデポしてアプローチシューズと飲み物だけ持って登攀した
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感想
パートナーと「どこかマルチに行きたいね」ということでここに行ってみた。
数少ないネットの情報だけを頼りに行ってみたら樹林帯歩きのところで相当迷わされた まぁでも全体的に程よく難しくて楽しかった
後で知ったけど最新の瑞牆本にはこのルート載っているらしい 瑞牆本見させてもらったけど、まぁ瑞牆本トポがあったとしても樹林帯歩きのところはわかりづらいかも。。。
そして最終ピッチの核心がネットでは10aとか10bとかになっているけど、瑞牆本では10cになってた。
どうりで難しいと思ったけど10cなら納得
《1P目》山河微笑と同じ。右の凹角から登り始めて上部に見えるハングへ。ハング直下の数手が悪い。ハング下から左にトラバースして、カンテに出てからは右上して大きな立ち木のあるテラスまで。佐藤裕介さんのHPには「このピッチを余裕でこなせないなら出直した方が良い。」と書いてあるが、まぁ正直余裕とは言えなかった
《2P目》山河微笑と同じ。チムニーをバックアンドフットで登って行き天井にぶつかったらハンドクラックを使って左上の凹角に入って行く。凹角はハンドジャムがバチ効きで難しくはない。そのまままっすぐ登って行くと最後の狭いオフィズス状のところがちょっと難しい。そこを抜けてスラブを少し登ったところのテラスまで。
《歩き》右にトラバースして行き大きな岩の裏に回り込むと左側に顕著なチムニーが現れる。
《3P 目》チムニーを少し登るとハンドクラックとなる。そのままハンドクラックのコーナーを登りテラスまで。チムニーは私は右向きで登ったがパートナーは左向きで登ったよう。パートナーが言うには左向きの方が登りやすかったらしい。
《4P目》コーナークラックからスタート。スタートからすぐ悪い感じでコーナークラックに入ってからも右側フェイス面のホールドが乏しく若干苦戦する。コーナークラックを越えたら少し奥に行くと大きな岩にぶつかるので右側のクラックを登る。さらに左側奥に行ってもう一段登った樹林帯のところで終了。
《歩き》樹林帯を歩いて6P目の取り付きまで歩くが非常にわかりづらい。踏み後も明瞭とは言えない上に数か所分岐している。アップした6P目の写真に写っているツノのような尖った岩が遠くからも見える場所があるので、これが見えたらそこに向かってひたすら歩いて行くと到着できると思う。
《5P目》雨後で濡れていたのもあるとは思うがスタートが汚なく足が滑りそうでコワかった。数手グイグイと上がってあとはほとんど歩きくらいの感じで右上してテラスへ。
《6P目》テラスから少し奥に行ったところにあるハング〜コーナークラック。ハング部分は乾いていればハンドジャム効きそうだが、濡れていて効きが甘かったのでステミングで体を上げて行き突破した。ハング上に立ってからのコーナークラックは全体的に幅広で基本フィストサイズ。左のフェイスは拾えるホールドも少なく突破するのに結構苦労した。
《下降》懸垂下降はロープがスタックしたという記録もあったため歩いて下りることにした。まずは十一面岩のピークから懸垂下降で6P目の取り付きまで下りる。そこから5P目の終了点まで戻ってから右へ行くと広場的なところに出る。左側に大きなケルンがあるのでそこの踏み後を下って左に曲がって行くと狭いルンゼがある。それをクライムダウンしてからさらに歩いて行くと右側にアップした写真の穴が現れる。それをくぐったらひたすら下りる。途中フィックスロープがあるのでそれを使って懸垂下降もする。
《ギア》カム#0.2〜#4までを2セットと#5を持って行ったが#0.2〜0.3はなくてもいいと思う。
あとはアルヌン6本、120スリング2本持って行った。ザックは取り付きにデポしてアプローチシューズと飲み物だけ持って登攀した。
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